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	<title>分散 &#8211; biz-tactics</title>
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	<lastBuildDate>Sat, 09 May 2026 12:04:42 +0000</lastBuildDate>
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	<title>分散 &#8211; biz-tactics</title>
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	<item>
		<title>ExcelのVARP関数の使い方｜母集団全体の分散を求める旧式関数</title>
		<link>https://mashukabu.com/excel-varp/</link>
					<comments>https://mashukabu.com/excel-varp/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[まっしゅ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 09 May 2026 10:20:23 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Excel関数]]></category>
		<category><![CDATA[Excel]]></category>
		<category><![CDATA[VARP]]></category>
		<category><![CDATA[分散]]></category>
		<category><![CDATA[統計]]></category>
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					<description><![CDATA[ExcelのVARP関数の使い方を基本構文から実務活用まで解説します。母集団全体の分散を求める方法、新関数VAR.Pや標本分散VAR関数との違い、STDEVP関数との関係まで具体例付きで紹介。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">ExcelのVARP関数を使えば、母集団全体の分散を一瞬で計算できます。品質管理や成績分析でデータのばらつきを数値化したいとき、現場で長く使われてきた定番の関数です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただ「VAR.Pとどう違うの？」「VARで代用できる？」と疑問を抱える方も多いはず。新旧関数の使い分けや標本分散との違いを正しく理解しないと、間違った数値を報告してしまうリスクもあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この記事ではExcel VARP関数の基本構文から、実務での活用例まで初心者にもわかりやすく解説します。VAR.Pや<a href="https://mashukabu.com/excel-stdevp/">STDEVP関数（母標準偏差）</a>との関係もあわせて整理しました。読み終えるころには、自信を持って母分散を計算できるようになります。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-1" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-1">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">ExcelのVARP関数とは？母集団全体の分散を返す関数</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">ExcelのVARP関数の書き方（構文と引数）</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">ExcelのVARP関数の実務での使い方（品質管理・成績分析）</a><ol><li><a href="#toc4" tabindex="0">ケースA: 製造業の品質管理</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">ケースB: クラス全員の成績分析</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">ケースC: 月次売上のばらつき</a></li></ol></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">ExcelのVARP関数とVAR.P関数の違い・互換性</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">VAR関数（標本分散）との違い・使い分け</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">VARP関数とSTDEVP関数の関係（分散と標準偏差）</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">分散値を正しく解釈するためのコツ</a></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">ExcelのVARP関数でよくあるエラーと対処法</a></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">ExcelのVARP関数とは？母集団全体の分散を返す関数</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">ExcelのVARP関数は、引数で指定したデータを母集団全体とみなし、その分散（ばらつきの大きさ）を返す関数です。「Variance of Population」の略で、Excel 95以前から使われている古参の統計関数になります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ここでいう母集団とは、調べたい対象の全体を指します。たとえばクラス30名全員のテスト点数や、ある製造ロット1000個の製品重量がこれにあたります。データがすべて手元に揃っている状態を母集団と呼ぶと覚えておきましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">VARP関数は2010年以降、新関数のVAR.Pに置き換わりました。ただし互換性関数として現在も利用可能で、計算結果はVAR.Pと完全に同じです。古いExcelファイルの保守ではVARPがそのまま使われ続けています。Excel 2007以前との互換性が必要な場面でも現役です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">分散は標準偏差と並ぶ「ばらつき」の代表的な指標です。平均値だけではわからないデータの散らばり具合を、ひとつの数値で表現できる便利な統計量と覚えておきましょう。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">ExcelのVARP関数の書き方（構文と引数）</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">VARP関数の構文はとてもシンプルです。範囲を指定するだけで母分散が返ってくる、扱いやすい関数といえます。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARP(数値1, [数値2], ...)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">引数の意味は次のとおりです。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>引数</th><th>説明</th></tr></thead><tbody><tr><td>数値1（必須）</td><td>母集団に対応する1つ目の数値または範囲</td></tr><tr><td>数値2以降（任意）</td><td>2つ目以降の数値または範囲（最大255個まで指定可能）</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">引数として指定できるのは、数値が入ったセル範囲、または数値そのものです。文字列や空白セル、論理値は計算から自動的に無視されるため、データ範囲にラベル行が混じっていても基本的に問題ありません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただし、引数に直接書いた論理値や文字列形式の数値は扱いが変わる場合があります。意図せぬ集計を避けるため、数値が連続して並んだセル範囲を指定するのが最も安全です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">数式の例として、B2からB31のセル範囲に30名分のテスト点数が入っている場合は、次のように書きます。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARP(B2:B31)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">これだけで30名全員の点数の母分散が一発で計算できます。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc3">ExcelのVARP関数の実務での使い方（品質管理・成績分析）</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">VARP関数が活躍するのは、対象データがすべて揃っている場面です。ここでは事務現場でよくある2つのケースを紹介します。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc4">ケースA: 製造業の品質管理</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">製品1000個を全数検査し、その重量のばらつきを評価したい場面を想像してください。1000個すべての測定値が手元にあるので、これは母集団そのものです。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARP(B2:B1001)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">この数式で1000個分の重量データの母分散がわかります。さらにSQRT関数で平方根を取れば、標準偏差として規格値との比較にも使えます。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc5">ケースB: クラス全員の成績分析</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">30名クラス全員のテスト点数のばらつきを評価したいときも、VARP関数の出番です。クラス全員のデータが揃っているため、これも母集団扱いになります。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARP(C2:C31)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">平均点だけを見ていてはわからない「点差の開き具合」を、ひとつの数値で把握できます。年度ごとに比較すれば、教育効果の変化も追えるでしょう。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc6">ケースC: 月次売上のばらつき</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">年12ヶ月分の売上を母集団とみなしてばらつきを評価する場合も、VARP関数を使います。「その年の売上全体」を対象にする限り、すべてのデータが揃った母集団分析だからです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">データ分布をさらに詳しく見たいときは、<a href="https://mashukabu.com/excel-percentile/">PERCENTILE関数</a>で四分位点を取ると分布の偏りも見えてきます。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc7">ExcelのVARP関数とVAR.P関数の違い・互換性</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">VARP関数とVAR.P関数は、名前は違っても計算結果は完全に同じです。ではなぜ2つ存在しているのでしょうか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">Excelは2010年のバージョンアップで統計関数の名称を整理しました。このときピリオド付きの新名称（VAR.P、STDEV.Pなど）が導入されたのです。古いVARPは互換性関数として残され、過去のファイルが壊れないよう配慮されています。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>観点</th><th>VARP（旧）</th><th>VAR.P（新）</th></tr></thead><tbody><tr><td>計算結果</td><td>同じ</td><td>同じ</td></tr><tr><td>導入バージョン</td><td>Excel 95以前</td><td>Excel 2010以降</td></tr><tr><td>Excel 2007以前との互換性</td><td>あり</td><td>なし</td></tr><tr><td>新規ファイルでの推奨度</td><td>互換性目的なら可</td><td>Microsoft推奨</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">新しくファイルを作るときはVAR.Pの使用が推奨されます。一方で、既存のVARPを使ったファイルを慌てて書き換える必要はありません。互換性関数として今後も残り続けるため、保守上のリスクはほぼないと考えてよいでしょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">社内に古いExcelを使う方がいるケースでは、あえてVARPを使い続ける判断も合理的です。ファイルを外部と共有する場面が多い場合も同様の選択ができます。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc8">VAR関数（標本分散）との違い・使い分け</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">VARP関数とVAR関数の違いは、対象データを母集団とみなすか標本とみなすかという根本的な違いです。これは統計分析で最も間違えやすいポイントなので、しっかり押さえておきましょう。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>項目</th><th>VARP / VAR.P</th><th>VAR / VAR.S</th></tr></thead><tbody><tr><td>対象</td><td>母集団（全体）</td><td>標本（一部抽出）</td></tr><tr><td>分散の分母</td><td>n（データ件数）</td><td>n &#8211; 1</td></tr><tr><td>使う場面</td><td>全データを取得済み</td><td>全数調査が困難</td></tr><tr><td>結果の特徴</td><td>真の分散</td><td>母分散の推定値</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">標本分散で分母をn-1にするのは「不偏推定量」とするためです。一部のデータだけから母集団全体のばらつきを推測する場合、n-1で割るほうが真の値に近づきやすくなります。これは統計学的に証明されている性質です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">判断のポイントは「全データが手に入っているか」のひと言に尽きます。クラス全員、製造ロット全数、年12ヶ月の売上など、対象がすべて含まれていればVARPを使います。アンケート調査の回答や抜き取り検査のように一部だけのデータならVARを使います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">迷ったときは「自分が調べたい対象のすべてが、いま手元にあるか？」と自問してみてください。答えがイエスならVARP、ノーならVARが正解です。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc9">VARP関数とSTDEVP関数の関係（分散と標準偏差）</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">VARP関数を理解するうえで欠かせないのが、<a href="https://mashukabu.com/excel-stdevp/">STDEVP関数</a>との関係です。両者は数学的に直接結びついた関数で、セットで使われることがほとんどです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">両者の関係は次の式で表せます。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>STDEVP(範囲) = SQRT(VARP(範囲))</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">つまりVARP関数で計算した母分散の平方根が、STDEVP関数で計算する母標準偏差です。Excelでも実際に確認できます。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=SQRT(VARP(B2:B31))
=STDEVP(B2:B31)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">この2つの数式は完全に同じ値を返します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">なぜ2つの指標があるかというと、それぞれ得意な使い方が違うからです。分散は単位が元データの二乗（点なら点²、cmならcm²）になるため、数値が直感的に解釈しづらい欠点があります。一方、標準偏差は元の単位のままで扱えるため、現場の数値感覚と合いやすいのが利点です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">実務では使い分けの目安を覚えておくと迷いません。「ばらつきを順序評価したいときは分散」「規格値や平均と直接比較したいときは標準偏差」と整理しておきましょう。本格的な統計分析に進むなら、<a href="https://mashukabu.com/excel-ttest/">TTEST関数</a>とあわせて学んでおくとt検定への応用も広がります。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc10">分散値を正しく解釈するためのコツ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">VARP関数の結果は、慣れていないと「数値が大きすぎる」と感じることがあります。これは元データの単位が二乗されているためです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえばテスト点数の母分散が「100」と出ても、それは100点²であって100点ではありません。SQRTで平方根を取って初めて、ばらつきの目安となる10点という標準偏差が得られます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">正規分布を仮定できるなら、標準偏差を使って「平均±標準偏差の範囲に約68%が収まる」といった解釈が可能になります。さらに踏み込んだ確率計算は<a href="https://mashukabu.com/excel-normsdist/">NORMSDIST関数（標準正規分布）</a>に譲ります。VARPとSTDEVPはその出発点として欠かせない関数です。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>平均 = AVERAGE(B2:B31)
標準偏差 = SQRT(VARP(B2:B31))
下限 = 平均 - 標準偏差
上限 = 平均 + 標準偏差</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">このように4つの数式を並べるだけで、データのばらつき範囲を視覚的にイメージしやすくなります。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc11">ExcelのVARP関数でよくあるエラーと対処法</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">VARP関数を使っていて困りがちなエラーと、その対処法を整理しておきます。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>エラー・症状</th><th>原因</th><th>対処法</th></tr></thead><tbody><tr><td>#DIV/0!</td><td>引数に数値が1つもない</td><td>数値が含まれる範囲を指定し直す</td></tr><tr><td>#VALUE!</td><td>直接入力の引数が数値変換できない</td><td>数値または数値入りセル範囲を指定</td></tr><tr><td>結果が異常に大きい</td><td>単位が二乗されている</td><td>SQRTで標準偏差化して解釈</td></tr><tr><td>結果が直感と違う</td><td>標本データにVARPを使っている</td><td>データ取得状況を再確認、必要ならVARに変更</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">最も多い間違いは、抜き取り検査のような標本データに対してVARPを使ってしまうケースです。計算自体はエラーにならないため気付きにくく、報告書の数値が微妙に違ってしまう原因になります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「全データか、一部のデータか」をデータ取得時点で必ず確認する習慣をつけましょう。データの性質に合わせて、VARPかVARを使い分けることが正しい統計分析の第一歩です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、VARP関数は文字列や空白セルを無視する仕様なので、ヘッダー行を含む範囲を指定しても通常は問題なく動きます。ただし、数値として扱いたい文字列（&#8221;100&#8243;など）が混在している場合は意図した結果にならないことがあります。データ型の統一を心がけてください。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc12">まとめ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">ExcelのVARP関数は、母集団全体の分散を一発で求められる定番の互換性関数です。クラス全員の成績、製造ロットの全数検査、年間の月次売上など、対象データがすべて揃っている場面で活躍します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">押さえておきたい重要ポイントを最後にまとめます。</p>



<ul class="wp-block-list"><li>VARP関数は母集団の分散を返す関数で、新関数名はVAR.P（計算結果は同じ）</li><li>標本データのときはVAR / VAR.Sを使う（分母がn-1の不偏分散）</li><li>STDEVP関数は VARP の平方根に等しい（√VARP = STDEVP）</li><li>既存ファイルではVARPのままでOK、新規ではVAR.Pを推奨</li><li>分散は単位が二乗されるため、解釈時は標準偏差と併用すると便利</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph">VARP関数をマスターすれば、データのばらつきを数値で語れるようになり、レポートの説得力が一段上がります。次のステップとして、対の関係にある<a href="https://mashukabu.com/excel-stdevp/">STDEVP関数</a>もあわせて学んでみてください。データ分布を詳しく見る<a href="https://mashukabu.com/excel-percentile/">PERCENTILE関数</a>、統計検定に踏み込む<a href="https://mashukabu.com/excel-ttest/">TTEST関数</a>も役立ちます。母集団分析の引き出しがぐっと広がるはずです。</p>
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			</item>
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		<title>ExcelのVARPA関数の使い方｜文字列・TRUE/FALSEを含む母分散</title>
		<link>https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-varpa/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[まっしゅ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 30 Apr 2026 11:43:35 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Excel関数]]></category>
		<category><![CDATA[VAR.P関数]]></category>
		<category><![CDATA[VARPA関数]]></category>
		<category><![CDATA[分散]]></category>
		<category><![CDATA[文字列]]></category>
		<category><![CDATA[母分散]]></category>
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					<description><![CDATA[ExcelのVARPA関数の使い方を基本構文から実務活用まで解説。文字列やTRUE/FALSEを0・1として扱う母分散の求め方、VAR.Pとの結果比較、VAR系5関数の比較表、STDEVPAとの関係もわかりやすく紹介します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">全社員アンケートの集計表で、未回答が「欠席」「未記入」といった文字で入力されていて困ったことはありませんか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ExcelのVAR.P関数を使うと、こうした文字列が自動的に無視されてしまいます。そのため「全社員のばらつきを未回答=0扱いで見たい」ときに、思った結果にならないんですよね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんなときに活躍するのが<strong>VARPA関数</strong>です。文字列やTRUE/FALSEを0や1に変換しながら、母集団全体の分散を一発で計算できます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この記事ではExcelのVARPA関数について、基本構文からVAR.Pとの結果比較、VAR系5関数の使い分けまで解説します。STDEVPAとの関係（分散と標準偏差）も紹介しますので、全数データの集計やフラグ付きデータの分析に役立ててくださいね。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-2" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-2">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">ExcelのVARPA関数とは？文字列を含むデータの母分散を求める関数</a><ol><li><a href="#toc2" tabindex="0">VARPA関数の読み方と語源</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">VARPAが使える場面と使えない場面</a></li></ol></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">VARPA関数の書き方（構文と引数）</a><ol><li><a href="#toc5" tabindex="0">基本構文</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">引数の説明</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">対応バージョン</a></li></ol></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">VARPA関数の基本的な使い方</a><ol><li><a href="#toc9" tabindex="0">数値のみのデータで使う場合</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">文字列が混ざるデータで使う場合（VAR.Pとの結果比較）</a></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">TRUE/FALSEが含まれるデータで使う場合</a></li></ol></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">VAR系5関数の比較表と使い分け</a><ol><li><a href="#toc13" tabindex="0">VAR.S / VAR.P / VAR / VARA / VARPAの違い</a></li><li><a href="#toc14" tabindex="0">VARPAとVARAの使い分け（標本 vs 母集団）</a></li><li><a href="#toc15" tabindex="0">A系関数（VARA・VARPA）を選ぶべき場面</a></li></ol></li><li><a href="#toc16" tabindex="0">VARPA関数とSTDEVPA関数の関係（分散と標準偏差）</a><ol><li><a href="#toc17" tabindex="0">VARPAは母分散、STDEVPAは母標準偏差</a></li><li><a href="#toc18" tabindex="0">数値で確認：VARPA = STDEVPA²</a></li></ol></li><li><a href="#toc19" tabindex="0">VARPA関数の実務シナリオ</a><ol><li><a href="#toc20" tabindex="0">全社員アンケートで未回答テキストが混ざるケース</a></li><li><a href="#toc21" tabindex="0">全社員のTRUE/FALSEフラグデータのばらつき分析</a></li></ol></li><li><a href="#toc22" tabindex="0">VARPAを使う際の注意点とよくある間違い</a><ol><li><a href="#toc23" tabindex="0">空白セルは無視される（0ではない）</a></li><li><a href="#toc24" tabindex="0">数値型テキストは0として扱われる</a></li><li><a href="#toc25" tabindex="0">引数に文字列を直接指定すると#VALUE!エラー</a></li><li><a href="#toc26" tabindex="0">母集団 vs 標本の選択ミス（VAR.S・VARAとの混同）</a></li></ol></li><li><a href="#toc27" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">ExcelのVARPA関数とは？文字列を含むデータの母分散を求める関数</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">VARPA関数は、文字列やTRUE/FALSEを含むデータから、Excelで母集団全体の分散（母分散）を求められる統計関数です。VAR.P関数が文字列を無視するのに対し、VARPA関数はすべての値を数値に変換して計算に含めます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「母分散」は母集団全体のばらつきを示す値で、分母にデータ件数nを使って計算されます。標本分散（分母n-1）を返すVARAとは、対象データと分母の両方が異なる関数ですよ。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc2">VARPA関数の読み方と語源</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VARPAは「ブイエーアールピーエー」と読みます。名前は「VARiance」（分散）に、母集団を表す「P（Population）」と、文字列・論理値を含める意味の「A（Alphanumeric）」を組み合わせた造語です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「P」と「A」が同時に付くのはVAR系ではVARPAだけ。STDEV系でも対応関数はSTDEVPAで、こちらも母標準偏差を文字列込みで求める関数です。「PA」がセットになっている関数は「母集団 × 文字列を含める」と覚えておくと整理しやすいですよ。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc3">VARPAが使える場面と使えない場面</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VARPAが向いているのは、全社員・全部署など全数データに文字列やTRUE/FALSEが混ざったケースです。これらを0や1として母分散の計算に含めたいときに活躍します。全社アンケートの未回答を0点扱いにしたいときや、全社員の出欠フラグでばらつきを見たいときに使えますよ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">逆に、文字列や未回答を「除外して数値のみで母分散を出したい」場合はVAR.Pが適切です。また、対象データが「全数」ではなく「サンプル抽出」の場合は、標本分散を返すVARAやVAR.Sを選んでくださいね。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">VARPA関数の書き方（構文と引数）</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">ここからは、ExcelのVARPA関数の構文を具体的に見ていきましょう。引数は最大255個まで指定できます。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc5">基本構文</span></h3>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARPA(値1, [値2], ...)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">英語版での構文は以下のとおりです。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARPA(value1, [value2], ...)</code></pre>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc6">引数の説明</span></h3>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>引数</th><th>必須</th><th>説明</th></tr></thead><tbody><tr><td>値1</td><td>必須</td><td>母分散を求めたい最初のデータ。セル範囲または単一の値を指定します</td></tr><tr><td>値2以降</td><td>任意</td><td>2つ目以降のデータ。カンマ区切りで最大254個まで追加可能です</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">引数に渡せるデータは、数値・セル参照・範囲・配列定数など幅広く対応しています。合計で最大255個の引数を受け取れます。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>値の変換ルール</strong>は以下のとおりです。このルールがVARPAの最大の特徴ですよ。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>値の種類</th><th>VARPAでの扱い</th></tr></thead><tbody><tr><td>数値</td><td>そのまま使用</td></tr><tr><td>TRUE</td><td>1に変換</td></tr><tr><td>FALSE</td><td>0に変換</td></tr><tr><td>文字列（セル参照経由）</td><td>0に変換</td></tr><tr><td>空白セル</td><td>無視（計算に含めない）</td></tr><tr><td>数値型テキスト</td><td>0に変換（文字列として扱う）</td></tr></tbody></table></figure>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc7">対応バージョン</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VARPA関数はExcel 97以降の古い関数で、現行のバージョンすべてで使えます。</p>



<ul class="wp-block-list"><li>Excel for Microsoft 365</li><li>Excel 2024</li><li>Excel 2021</li><li>Excel 2019</li><li>Excel 2016</li><li>Excel for the web</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph">Excel 2010でVAR.Pが導入された後も、VARPAは新命名ルール（ドット付き）に置き換わることなく残っています。「VAR.PA」のようなドット付きの新名称は存在しません。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc8">VARPA関数の基本的な使い方</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">ここでは、VARPA関数の動きを3パターンのサンプルデータで確認していきます。VAR.Pとの結果比較も載せますので、違いをイメージしやすいはずですよ。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc9">数値のみのデータで使う場合</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">まずは文字列を含まない、シンプルな数値データで試してみましょう。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>A1: 80
A2: 70
A3: 90
A4: 60
A5: 100</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">このデータでVARPAとVAR.Pをそれぞれ計算します。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARPA(A1:A5)   → 200
=VAR.P(A1:A5)   → 200</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">数値のみのデータでは、両者の結果は完全に一致します。VARPAもVAR.Pも「偏差二乗和をnで割る」という同じ母分散の計算式を使っているからです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">補足すると、計算過程はこうなります。平均 = (80+70+90+60+100)÷5 = 80、偏差二乗和 = 0+100+100+400+400 = 1000、母分散 = 1000÷5 = 200 です。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc10">文字列が混ざるデータで使う場合（VAR.Pとの結果比較）</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">次に、アンケートの未回答を「欠席」という文字列で記録したデータを見てみましょう。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>A1: 80
A2: 70
A3: 欠席
A4: 60
A5: 100</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">同じデータでVARPAとVAR.Pを計算すると、結果が大きく異なります。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARPA(A1:A5)   → 1136
=VAR.P(A1:A5)   → 218.75</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">VARPAでは「欠席」が0に変換され、{80, 70, 0, 60, 100}の5個のデータとして計算されます。平均が62まで下がるので、偏差が大きくなり、母分散も大きくなるんですね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">一方VAR.Pでは「欠席」が無視され、{80, 70, 60, 100}の4個のみで計算されます。平均は77.5で、ばらつきは小さくなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この違いは集計方針によって使い分けが必要です。未回答を「0点扱いで全社員のばらつきに含める」ならVARPA、「未回答者は集計から除外する」ならVAR.Pを選びましょう。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc11">TRUE/FALSEが含まれるデータで使う場合</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">最後に、出欠や合否などTRUE/FALSEのフラグで記録されたデータを見てみます。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>A1: TRUE
A2: FALSE
A3: TRUE
A4: TRUE
A5: FALSE</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">このデータでVARPAを使うと、次の結果になります。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARPA(A1:A5)   → 0.24</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">VARPAはTRUE→1、FALSE→0に変換するため、内部的には{1, 0, 1, 1, 0}として扱われます。平均は0.6、母分散は0.24になりますよ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">なお、VAR.PにTRUE/FALSEのみのデータを渡すと、すべて無視されて有効データが0件になります。結果として<code>#DIV/0!</code>エラーが返るので、論理値を扱うなら必ずVARPAを選んでくださいね。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc12">VAR系5関数の比較表と使い分け</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">Excelには分散を求める関数が5つあります。どれを選べばいいか迷いやすいので、ここで一度整理しておきましょう。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc13">VAR.S / VAR.P / VAR / VARA / VARPAの違い</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">5つの関数を、対象データ・分母・値の扱い・登場バージョンで比較します。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>関数</th><th>対象データ</th><th>分母</th><th>文字列・論理値</th><th>登場バージョン</th></tr></thead><tbody><tr><td>VAR.S</td><td>標本（サンプル）</td><td>n-1</td><td>無視</td><td>Excel 2010以降</td></tr><tr><td>VAR</td><td>標本（サンプル）</td><td>n-1</td><td>無視</td><td>旧互換（現在も使用可）</td></tr><tr><td>VAR.P</td><td>母集団全体</td><td>n</td><td>無視</td><td>Excel 2010以降</td></tr><tr><td>VARA</td><td>標本（サンプル）</td><td>n-1</td><td>0または1として含める</td><td>Excel 97以降</td></tr><tr><td><strong>VARPA</strong></td><td><strong>母集団全体</strong></td><td><strong>n</strong></td><td><strong>0または1として含める</strong></td><td><strong>Excel 97以降</strong></td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">「標本」とは、調査対象となる全体から一部を取り出したデータのことです。「母集団」とは、調査対象となる全体のデータを指します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">VARPAの位置づけを2軸マトリクスで整理すると、こうなります。「分母」と「文字列扱い」のクロスで、唯一無二の関数だとわかりますよ。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>&nbsp;</th><th>文字列を無視</th><th>文字列を0扱いで含める</th></tr></thead><tbody><tr><td><strong>標本（n-1）</strong></td><td>VAR.S / VAR</td><td>VARA</td></tr><tr><td><strong>母集団（n）</strong></td><td>VAR.P</td><td><strong>VARPA</strong></td></tr></tbody></table></figure>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc14">VARPAとVARAの使い分け（標本 vs 母集団）</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VARPAとVARAは、どちらも文字列を0として含める「A系関数」ですが、対象データが異なります。</p>



<ul class="wp-block-list"><li><strong>VARPA</strong>: 母集団全体のデータが揃っている場合（分母n）</li><li><strong>VARA</strong>: 母集団から一部を抽出したサンプルの場合（分母n-1）</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph">例えば、社員100人全員のアンケートを集計するならVARPAを選びます。一方、全国1万人のうち500人にだけ調査した場合はVARAが正解です。同じデータで計算しても、VARPAとVARAでは結果が変わります。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>{80, 70, 0, 60, 100}（5個のデータ）

=VARPA → 5680÷5 = 1136
=VARA  → 5680÷4 = 1420</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">分母がn（5）かn-1（4）かの違いで、母分散が標本分散より小さくなる関係が見えますよ。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc15">A系関数（VARA・VARPA）を選ぶべき場面</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VARAとVARPAは、A系関数の一員です。A系関数は次のような場面で使います。</p>



<ul class="wp-block-list"><li>全社アンケートで未回答（「なし」「未記入」などの文字列）を0点扱いにしてばらつきを見たい</li><li>出欠や合否のTRUE/FALSEフラグで全社員の変動を測りたい</li><li>商品の在庫で「欠品」と記録されたセルを0扱いで集計したい</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph">逆に、文字列や未回答を除外して純粋な数値のみで計算したいなら、VAR.SやVAR.Pが適切です。データの扱い方針で使い分けてくださいね。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc16">VARPA関数とSTDEVPA関数の関係（分散と標準偏差）</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">VARPAとSTDEVPAは、同じ「PA」が付く関数の仲間です。返す値が「母分散」か「母標準偏差」かという点だけが異なります。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc17">VARPAは母分散、STDEVPAは母標準偏差</span></h3>



<ul class="wp-block-list"><li><strong>VARPA</strong>: 母分散を返す。偏差二乗和 ÷ n の値</li><li><strong>STDEVPA</strong>: 母標準偏差を返す。VARPAの平方根（√VARPA）</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph">標準偏差はデータと同じ単位で解釈できるため、実務では標準偏差を使うことが多いです。一方、分散は計算の中間値として統計処理に使われます。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc18">数値で確認：VARPA = STDEVPA²</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">同じデータを使って確認してみましょう。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>A1:A5 = {80, 70, 90, 60, 100}

=VARPA(A1:A5)    → 200
=STDEVPA(A1:A5)  → 14.14
=14.14^2         → 199.94（≒200）</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph"><code>VARPA(A1:A5) = STDEVPA(A1:A5)^2</code> が成り立ちます（端数の関係で厳密には <code>=STDEVPA(A1:A5)^2</code> で確認すると一致します）。</p>



<p class="wp-block-paragraph">分散と標準偏差はどちらを使っても情報量は同じです。「点数のばらつき」を直感的に理解したいときは、標準偏差（STDEVPA）の方が便利ですよ。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc19">VARPA関数の実務シナリオ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">ここからは、VARPAが活躍する具体的な業務シナリオを2つ紹介します。どちらも「全数データに未回答や論理値が混ざる」ケースです。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc20">全社員アンケートで未回答テキストが混ざるケース</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">社員10人全員に「総合満足度（100点満点）」を聞いた結果を想定します。10人全員が母集団なので、母分散の計算が適切です。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>A2: 80   （社員1）
A3: 70   （社員2）
A4: 欠席 （社員3 未回答）
A5: 60   （社員4）
A6: 100  （社員5）
A7: 未記入 （社員6 未回答）
A8: 90   （社員7）
A9: 75   （社員8）
A10: 85  （社員9）
A11: 95  （社員10）</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">2人の未回答を「0点扱い」で全社員のばらつきを評価するなら、以下のように書きます。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARPA(A2:A11)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">この方式は「未回答者も組織の満足度に影響しているはず」と考える場合に使います。一方、未回答者を除外して「回答者のみの母分散」を見たければVAR.Pが適切です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">どちらが正しいという話ではなく、集計方針に合わせて選べるのがポイントですよ。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc21">全社員のTRUE/FALSEフラグデータのばらつき分析</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">社員5人の1日の出勤状況を、TRUE/FALSEで記録した表を想定します。5人全員が対象なので、母集団としてのばらつきを見ます。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>A2: TRUE   （社員1 出勤）
A3: TRUE   （社員2 出勤）
A4: FALSE  （社員3 欠勤）
A5: TRUE   （社員4 出勤）
A6: TRUE   （社員5 出勤）</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">出勤率のばらつきを母分散で見たいときは、以下の数式を使います。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARPA(A2:A6)   → 0.16</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">VARPAはTRUE→1、FALSE→0に変換してくれるので、フラグ列のばらつきを素直に計算できます。日別に並べた行で同じ式を使えば、日ごとの出勤ばらつきの推移も追えますよ。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc22">VARPAを使う際の注意点とよくある間違い</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">VARPAを使うときによくハマる落とし穴を整理しておきます。エラーが出る前に目を通しておいてくださいね。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc23">空白セルは無視される（0ではない）</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">変換ルールで見落としがちなのが、空白セルは「0」ではなく「無視」される点です。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>A1: 80
A2: 70
A3:           （空白）
A4: 60
A5: 100</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">このとき、VARPAは空白のA3を無視して、{80, 70, 60, 100}の4個のデータとして計算します。「文字列は0扱い」でも「空白は除外」なんですね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">未回答を0点扱いにしたいなら、空白のままにせず「0」か「欠席」などの文字列を必ず入力しておきましょう。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc24">数値型テキストは0として扱われる</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">Excelでは、セルの書式が「テキスト」になっていると、見た目が数値でも内部的には文字列として扱われます。これをVARPAに渡すと0に変換されてしまいます。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>A1: 80   （標準書式）
A2: 70   （テキスト書式で &quot;70&quot; と入力）
A3: 90</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">この場合、VARPAはA2を0として計算するため、意図した結果になりません。セルの左上に緑の三角マークが表示されていたら、書式がテキスト型になっている可能性が高いですよ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">対処法は以下の2つです。</p>



<ul class="wp-block-list"><li>セルを選択し、Ctrl + 1で書式設定を開き「標準」に変更する</li><li>VALUE関数で数値に変換する（例: <code>=VALUE(A2)</code>）</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph">データを外部CSVやWebからコピーしたとき、この状態になりやすいので注意してくださいね。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc25">引数に文字列を直接指定すると#VALUE!エラー</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VARPA関数に文字列を<strong>引数として直接指定</strong>した場合は<code>#VALUE!</code>エラーが出ます。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARPA(80, 70, &quot;欠席&quot;, 60, 100)   → #VALUE!エラー</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">これは「引数直接指定」と「セル参照経由」で挙動が異なるためです。セル参照経由の文字列は0に変換されますが、数式内に文字列リテラルを直接書くと型不一致でエラーになります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">セル範囲を使えば回避できるので、以下のように書き直しましょう。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARPA(A1:A5)   → セル範囲指定ならOK</code></pre>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc26">母集団 vs 標本の選択ミス（VAR.S・VARAとの混同）</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VARPAは母集団全体（全数データ）を対象にした関数です。一部のサンプルから全体を推定したい場合は、VARPAではなくVARAやVAR.Sを使うべきです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「全国1万人のうち100人に調査した結果」のばらつきを母分散として計算すると、本来の母集団のばらつきを過小評価してしまいます。データが全数か標本かを必ず確認してから選んでくださいね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">判断に迷ったら、以下の2軸で考えるとシンプルです。</p>



<ul class="wp-block-list"><li>対象データは全数か、抽出か → 母集団（VARPA・VAR.P）か標本（VARA・VAR.S）かを選ぶ</li><li>文字列を含めるか、無視するか → A系（VARPA・VARA）か通常版（VAR.P・VAR.S）かを選ぶ</li></ul>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc27">まとめ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">ExcelのVARPA関数は、文字列やTRUE/FALSEを含むデータから、母集団全体の分散を求められる関数です。この記事のポイントを振り返っておきましょう。</p>



<ul class="wp-block-list"><li><strong>構文</strong>: <code>=VARPA(値1, [値2], ...)</code>、最大255個の引数</li><li><strong>変換ルール</strong>: 文字列→0、TRUE→1、FALSE→0、空白→無視</li><li><strong>VAR.Pとの違い</strong>: VAR.Pは文字列を無視、VARPAは0扱いで含める</li><li><strong>VARAとの違い</strong>: VARAは標本（n-1）、VARPAは母集団（n）が対象</li><li><strong>A系関数</strong>: AVERAGEA・MAXA・MINA・STDEVA・STDEVPA・VARAと共通の変換ルール</li><li><strong>STDEVPAとの関係</strong>: VARPA（母分散）= STDEVPA（母標準偏差）の二乗</li><li><strong>使う場面</strong>: 全社員アンケートで未回答を0点扱いにしたいとき、全数のTRUE/FALSEフラグでばらつきを見たいとき</li><li><strong>よくある間違い</strong>: 数値型テキストが0扱いされる、直接指定の文字列は#VALUE!、母集団と標本の選択ミス</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph">集計方針とデータの種類（全数か標本か）に合わせて、VARPAとVAR.P・VARAを使い分けてみてくださいね。「全社員のばらつきを未回答=0扱いで見たい」場面ではVARPAが強い味方になってくれますよ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">VARPA系の他の関数やA系関数もあわせて学んでおくと、統計集計の幅が広がります。以下の関連記事も参考にしてくださいね。</p>



<ul class="wp-block-list"><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-vara/">ExcelのVARA関数</a>: 文字列を含む標本分散を求める姉妹関数</li><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-var-p/">ExcelのVAR.P関数</a>: 数値のみの母分散を求める正規関数</li><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-var-s/">ExcelのVAR.S関数</a>: 数値のみの標本分散を求める関数</li><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-var/">ExcelのVAR関数</a>: 旧版の標本分散関数</li><li><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-varpa-function/">スプレッドシートのVARPA関数</a>: Googleスプレッドシート版VARPA</li></ul>
]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-varpa/feed/</wfw:commentRss>
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			</item>
		<item>
		<title>ExcelのVARA関数の使い方｜文字列・TRUE/FALSEを含む標本分散</title>
		<link>https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-vara/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[まっしゅ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 23 Apr 2026 11:31:12 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Excel関数]]></category>
		<category><![CDATA[VARA関数]]></category>
		<category><![CDATA[VAR関数]]></category>
		<category><![CDATA[分散]]></category>
		<category><![CDATA[文字列]]></category>
		<category><![CDATA[統計関数]]></category>
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					<description><![CDATA[ExcelのVARA関数の使い方を基本構文から実務活用まで解説。文字列やTRUE/FALSEを0・1として扱う標本分散の求め方、VAR.Sとの結果比較、VAR系5関数の比較表、STDEVAとの関係もわかりやすく紹介します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">アンケートの集計表で、未回答が「欠席」「なし」といった文字で入力されていて困ったことはありませんか。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ExcelのVAR.S関数を使うと、こうした文字列が自動的に無視されてしまいます。そのため「未回答=0点扱い」にしてデータのばらつき（分散）を見たいときに、うまく計算できないんですよね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そこで活躍するのが<strong>VARA関数</strong>です。文字列やTRUE/FALSEをゼロや1に変換しながら、標本分散（サンプルから母集団のばらつきを推定する値）を計算できます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この記事ではExcelのVARA関数について、基本構文からVAR.Sとの結果比較、VAR系5関数の使い分けまで解説します。STDEVAとの関係（分散 vs 標準偏差）も紹介しますので、アンケート集計やフラグ付きデータの分析に役立ててくださいね。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-3" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-3">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">VARA関数とは？文字列を含むデータの標本分散を求める関数</a><ol><li><a href="#toc2" tabindex="0">VARA関数の読み方と語源</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">VARAが使える場面と使えない場面</a></li></ol></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">VARA関数の書き方（構文と引数）</a><ol><li><a href="#toc5" tabindex="0">基本構文</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">引数の説明</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">対応バージョン</a></li></ol></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">VARA関数の基本的な使い方</a><ol><li><a href="#toc9" tabindex="0">数値のみのデータで使う場合</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">文字列が混ざるデータで使う場合（VAR.Sとの結果比較）</a></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">TRUE/FALSEが含まれるデータで使う場合</a></li></ol></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">VAR系5関数の比較表と使い分け</a><ol><li><a href="#toc13" tabindex="0">VAR.S / VAR.P / VAR / VARA / VARPAの違い</a></li><li><a href="#toc14" tabindex="0">A系関数（VARA・VARPA）を選ぶべき場面</a></li></ol></li><li><a href="#toc15" tabindex="0">VARA関数とSTDEVA関数の関係（分散と標準偏差）</a><ol><li><a href="#toc16" tabindex="0">VARAは分散、STDEVAは標準偏差</a></li><li><a href="#toc17" tabindex="0">数値で確認：VARA = STDEVA²</a></li></ol></li><li><a href="#toc18" tabindex="0">VARA関数の実務シナリオ</a><ol><li><a href="#toc19" tabindex="0">アンケートデータに未回答テキストが混ざるケース</a></li><li><a href="#toc20" tabindex="0">TRUE/FALSEフラグ付きデータのばらつき分析</a></li></ol></li><li><a href="#toc21" tabindex="0">VARAを使う際の注意点とよくある間違い</a><ol><li><a href="#toc22" tabindex="0">空白セルは無視される（0ではない）</a></li><li><a href="#toc23" tabindex="0">数値型テキストは0として扱われる</a></li><li><a href="#toc24" tabindex="0">数値データが1個以下だと#DIV/0!エラー</a></li><li><a href="#toc25" tabindex="0">引数に文字列を直接指定すると#VALUE!エラー</a></li></ol></li><li><a href="#toc26" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">VARA関数とは？文字列を含むデータの標本分散を求める関数</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">VARA関数は、文字列やTRUE/FALSEを含むデータから、Excelで標本分散を求められる統計関数です。VAR.S関数が文字列を無視するのに対し、VARA関数はすべての値を数値に変換して計算に含めます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「分散」は標準偏差の二乗にあたる値で、データのばらつきを測る指標です。STDEVAが標準偏差を返すのに対し、VARAは分散を返します。この関係は後述の「VARAとSTDEVAの関係」で詳しく説明しますね。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc2">VARA関数の読み方と語源</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VARAは「ブイエーアールエー」と読みます。「VARiance」（分散）に、文字列や論理値を含める意味の「A（Alphanumeric）」を足した名前です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">同じ「A」が付く関数には、AVERAGEA・MAXA・MINA・STDEVA・STDEVPA・VARPAなどがあります。これらはまとめて「A系関数」と呼ばれていて、すべて共通の変換ルール（文字列→0、TRUE→1、FALSE→0）で動作しますよ。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc3">VARAが使える場面と使えない場面</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VARAが向いているのは、文字列やTRUE/FALSEが混ざったデータのケースです。これらを0や1として計算に含めたいときに活躍します。アンケートの未回答を0点扱いにしたいときや、出欠のフラグ列でばらつきを見たいときに使えますよ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">逆に、文字列や未回答を「無視してデータから除外」したい場合は、VAR.S関数が適切です。「未回答者は集計から外す」方針のときはVAR.Sを選んでくださいね。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc4">VARA関数の書き方（構文と引数）</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">ここからは、ExcelのVARA関数の構文を具体的に見ていきましょう。引数は最大255個まで指定できます。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc5">基本構文</span></h3>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARA(値1, [値2], ...)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">英語版での構文は以下のとおりです。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARA(value1, [value2], ...)</code></pre>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc6">引数の説明</span></h3>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>引数</th><th>必須</th><th>説明</th></tr></thead><tbody><tr><td>値1</td><td>必須</td><td>標本分散を求めたい最初のデータ。セル範囲または単一の値を指定します</td></tr><tr><td>値2以降</td><td>任意</td><td>2つ目以降のデータ。カンマ区切りで最大254個まで追加可能です</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">引数に渡せるデータは、数値・セル参照・範囲・配列定数など幅広く対応しています。合計で最大255個の引数を受け取れます。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>値の変換ルール</strong>は以下のとおりです。このルールがVARAの最大の特徴ですよ。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>値の種類</th><th>VARAでの扱い</th></tr></thead><tbody><tr><td>数値</td><td>そのまま使用</td></tr><tr><td>TRUE</td><td>1に変換</td></tr><tr><td>FALSE</td><td>0に変換</td></tr><tr><td>文字列（セル参照経由）</td><td>0に変換</td></tr><tr><td>空白セル</td><td>無視（計算に含めない）</td></tr><tr><td>数値型テキスト</td><td>0に変換（文字列として扱う）</td></tr></tbody></table></figure>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc7">対応バージョン</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VARA関数はExcel 97以降の古い関数で、現行のバージョンすべてで使えます。</p>



<ul class="wp-block-list"><li>Excel for Microsoft 365</li><li>Excel 2024</li><li>Excel 2021</li><li>Excel 2019</li><li>Excel 2016</li><li>Excel for the web</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph">Excel 2010でVAR.Sが導入された後も、VARAは新命名ルール（ドット付き）に置き換わることなく残っています。「VAR.A」のようなドット付きの新名称は存在しません。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc8">VARA関数の基本的な使い方</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">ここでは、VARA関数の動きを3パターンのサンプルデータで確認していきます。VAR.Sとの結果比較も載せますので、違いをイメージしやすいはずですよ。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc9">数値のみのデータで使う場合</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">まずは文字列を含まない、シンプルな数値データで試してみましょう。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>A1: 80
A2: 70
A3: 90
A4: 60
A5: 100</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">このデータでVARAとVAR.Sをそれぞれ計算します。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARA(A1:A5)   → 250
=VAR.S(A1:A5)  → 250</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">数値のみのデータでは、両者の結果は完全に一致します。なぜなら、VARAもVAR.Sも「サンプルの偏差二乗和をn-1で割る」という同じn-1法を使っているからです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">補足すると、計算過程はこうなります。平均 = (80+70+90+60+100)÷5 = 80、偏差二乗和 = 0+100+100+400+400 = 1000、分散 = 1000÷4 = 250 です。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc10">文字列が混ざるデータで使う場合（VAR.Sとの結果比較）</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">次に、アンケートの未回答を「欠席」という文字列で記録したデータを見てみましょう。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>A1: 80
A2: 70
A3: 欠席
A4: 60
A5: 100</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">同じデータでVARAとVAR.Sを計算すると、結果が大きく異なります。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARA(A1:A5)   → 1420
=VAR.S(A1:A5)  → 291.67</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">VARAでは「欠席」が0に変換され、{80, 70, 0, 60, 100}の5個のデータとして計算されます。平均が62まで下がるため、偏差が大きくなり、分散が大きくなるんですね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">一方VAR.Sでは「欠席」が無視され、{80, 70, 60, 100}の4個のみで計算されます。平均は77.5で、ばらつきは小さくなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この違いは業務方針によって使い分けが必要です。未回答を「0点扱いで含める」ならVARA、「集計から除外する」ならVAR.Sを選びましょう。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc11">TRUE/FALSEが含まれるデータで使う場合</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">最後に、出欠や合否などTRUE/FALSEのフラグで記録されたデータを見てみます。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>A1: TRUE
A2: FALSE
A3: TRUE
A4: TRUE
A5: FALSE</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">このデータでVARAを使うと、次の結果になります。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARA(A1:A5)   → 0.3</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">VARAはTRUE→1、FALSE→0に変換するため、内部的には{1, 0, 1, 1, 0}として扱われます。平均は0.6、標本分散は0.3になりますよ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">なお、VAR.SにTRUE/FALSEのみのデータを渡すと、すべて無視されて有効データが0件になります。結果として<code>#DIV/0!</code>エラーが返るので、論理値を扱うなら必ずVARAを選んでくださいね。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc12">VAR系5関数の比較表と使い分け</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">Excelには分散を求める関数が5つあります。どれを選べばいいか迷いやすいので、ここで一度整理しておきましょう。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc13">VAR.S / VAR.P / VAR / VARA / VARPAの違い</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">5つの関数を、対象データ・分母・値の扱い・登場バージョンで比較します。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>関数</th><th>対象データ</th><th>分母</th><th>文字列・論理値</th><th>登場バージョン</th></tr></thead><tbody><tr><td>VAR.S</td><td>標本（サンプル）</td><td>n-1</td><td>無視</td><td>Excel 2010以降</td></tr><tr><td>VAR</td><td>標本（サンプル）</td><td>n-1</td><td>無視</td><td>旧互換（現在も使用可）</td></tr><tr><td>VAR.P</td><td>母集団全体</td><td>n</td><td>無視</td><td>Excel 2010以降</td></tr><tr><td>VARA</td><td>標本（サンプル）</td><td>n-1</td><td>0または1として含める</td><td>Excel 97以降</td></tr><tr><td>VARPA</td><td>母集団全体</td><td>n</td><td>0または1として含める</td><td>Excel 97以降</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">「標本」とは、調査対象となる全体から一部を取り出したデータのことです。「母集団」とは、調査対象となる全体のデータを指します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">分母がn-1のVAR.SやVARAは、標本から母集団のばらつきを推定するための計算（不偏分散）です。分母がnのVAR.PやVARPAは、母集団全体のデータが揃っている場合に使います。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc14">A系関数（VARA・VARPA）を選ぶべき場面</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VARAとVARPAは、A系関数の一員です。A系関数は次のような場面で使います。</p>



<ul class="wp-block-list"><li>アンケートの未回答（「なし」「未記入」などの文字列）を0点扱いにしてばらつきを見たい</li><li>出欠や合否のTRUE/FALSEフラグで変動を測りたい</li><li>商品の在庫で「欠品」と記録されたセルを0扱いで集計したい</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph">逆に、文字列や未回答を除外して純粋な数値のみで計算したいなら、VAR.SやVAR.Pが適切です。データの扱い方針で使い分けてくださいね。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc15">VARA関数とSTDEVA関数の関係（分散と標準偏差）</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">VARAとSTDEVAは、同じA系関数の仲間です。返す値が「分散」か「標準偏差」かという点だけが異なります。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc16">VARAは分散、STDEVAは標準偏差</span></h3>



<ul class="wp-block-list"><li><strong>VARA</strong>: 標本分散を返す。偏差二乗和 ÷ (n-1) の値</li><li><strong>STDEVA</strong>: 標本標準偏差を返す。VARAの平方根（√VARA）</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph">標準偏差はデータと同じ単位で解釈できるため、実務では標準偏差を使うことが多いです。一方、分散は計算の中間値として統計処理に使われます。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc17">数値で確認：VARA = STDEVA²</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">同じデータを使って確認してみましょう。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>A1:A5 = {80, 70, 90, 60, 100}

=VARA(A1:A5)    → 250
=STDEVA(A1:A5)  → 15.81
=15.81^2        → 249.96（≒250）</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph"><code>VARA(A1:A5) = STDEVA(A1:A5)^2</code> が成り立ちます（端数の関係で厳密には <code>=STDEVA(A1:A5)^2</code> で確認すると一致します）。</p>



<p class="wp-block-paragraph">分散と標準偏差はどちらを使っても情報量は同じですが、「点数のばらつき」を直感的に理解したいときは標準偏差（STDEVA）の方が便利ですよ。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc18">VARA関数の実務シナリオ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">ここからは、VARAが活躍する具体的な業務シナリオを2つ紹介します。どちらも「未回答や論理値を0・1で扱う」ケースです。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc19">アンケートデータに未回答テキストが混ざるケース</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">社内満足度アンケートで、10人に「総合満足度（100点満点）」を聞いた結果を想定します。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>A2: 80   （回答者1）
A3: 70   （回答者2）
A4: 欠席 （回答者3 未回答）
A5: 60   （回答者4）
A6: 100  （回答者5）
A7: 未記入 （回答者6 未回答）
A8: 90   （回答者7）
A9: 75   （回答者8）
A10: 85  （回答者9）
A11: 95  （回答者10）</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">2人の未回答を「0点扱い」でばらつきを評価するなら、以下のように書きます。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARA(A2:A11)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">この方式は「未回答者も組織の満足度に影響しているはず」と考える場合に使います。一方、未回答者を除外して「回答者のみの満足度のばらつき」を見たければVAR.Sが適切です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">どちらが正しいという話ではなく、集計方針に合わせて選べるのがポイントですよ。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc20">TRUE/FALSEフラグ付きデータのばらつき分析</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">出勤状況を日別に記録した表を想定します。社員1人分の1週間のデータです。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>A2: TRUE   （月曜日 出勤）
A3: TRUE   （火曜日 出勤）
A4: FALSE  （水曜日 欠勤）
A5: TRUE   （木曜日 出勤）
A6: TRUE   （金曜日 出勤）</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">出勤率のばらつきを分散で見たいときは、以下の数式を使います。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARA(A2:A6)   → 0.3</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">VARAはTRUE→1、FALSE→0に変換してくれるので、フラグ列のばらつきを素直に計算できます。この分散の値は複数社員の比較やチーム間の比較にも応用できますよ。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc21">VARAを使う際の注意点とよくある間違い</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">VARAを使うときによくハマる落とし穴を整理しておきます。エラーが出る前に目を通しておいてくださいね。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc22">空白セルは無視される（0ではない）</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">変換ルールで見落としがちなのが、空白セルは「0」ではなく「無視」される点です。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>A1: 80
A2: 70
A3:           （空白）
A4: 60
A5: 100</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">このとき、VARAは空白のA3を無視して、{80, 70, 60, 100}の4個のデータとして計算します。「文字列は0扱い」でも「空白は除外」なんですね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">未回答を0点扱いにしたいなら、空白のままにせず「0」か「欠席」などの文字列を必ず入力しておきましょう。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc23">数値型テキストは0として扱われる</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">Excelでは、セルの書式が「テキスト」になっていると、見た目が数値でも内部的には文字列として扱われます。これをVARAに渡すと0に変換されてしまいます。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>A1: 80   （標準書式）
A2: 70   （テキスト書式で &quot;70&quot; と入力）
A3: 90</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">この場合、VARAはA2を0として計算するため、意図した結果になりません。セルの左上に緑の三角マークが表示されていたら、書式がテキスト型になっている可能性が高いですよ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">対処法は以下の2つです。</p>



<ul class="wp-block-list"><li>セルを選択し、Ctrl + 1で書式設定を開き「標準」に変更する</li><li>VALUE関数で数値に変換する（例: <code>=VALUE(A2)</code>）</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph">データを外部CSVやWebからコピーしたとき、この状態になりやすいので注意してくださいね。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc24">数値データが1個以下だと#DIV/0!エラー</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">変換後の数値が1個以下のとき、分母のn-1が0になるため、VARAは<code>#DIV/0!</code>エラーを返します。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>A1: 欠席
A2: 未記入
A3: 80</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">この例では、文字列2個は0に変換されて3個のデータ{0, 0, 80}として計算されるので、エラーにはなりません。ただし、実データが1件しかない場合（例: <code>=VARA(A3)</code>）はn-1=0になって<code>#DIV/0!</code>が返ります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">少ないデータで分散を測ろうとしていないか、範囲指定を見直してみてください。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc25">引数に文字列を直接指定すると#VALUE!エラー</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VARA関数に文字列を<strong>引数として直接指定</strong>した場合は<code>#VALUE!</code>エラーが出ます。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARA(80, 70, &quot;欠席&quot;, 60, 100)   → #VALUE!エラー</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">これは「引数直接指定」と「セル参照経由」で挙動が異なるためです。セル参照経由の文字列は0に変換されますが、数式内に文字列リテラルを直接書くと型不一致でエラーになります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">セル範囲を使えば回避できるので、以下のように書き直しましょう。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARA(A1:A5)   → セル範囲指定ならOK</code></pre>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc26">まとめ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">ExcelのVARA関数は、文字列やTRUE/FALSEを含むデータから、標本分散を求められる関数です。この記事のポイントを振り返っておきましょう。</p>



<ul class="wp-block-list"><li><strong>構文</strong>: <code>=VARA(値1, [値2], ...)</code>、最大255個の引数</li><li><strong>変換ルール</strong>: 文字列→0、TRUE→1、FALSE→0、空白→無視</li><li><strong>VAR.Sとの違い</strong>: VAR.Sは文字列を無視、VARAは0扱いで含める</li><li><strong>A系関数</strong>: AVERAGEA・MAXA・MINA・STDEVA・STDEVPA・VARPAと共通の変換ルール</li><li><strong>STDEVAとの関係</strong>: VARA（分散）= STDEVA（標準偏差）の二乗</li><li><strong>使う場面</strong>: アンケートの未回答を0点扱いにしたいとき、TRUE/FALSEフラグのばらつきを見たいとき</li><li><strong>よくある間違い</strong>: 数値型テキストが0扱いされる、直接指定の文字列は#VALUE!、データ1個以下は#DIV/0!</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph">業務方針に合わせて、VARAとVAR.Sを使い分けてみてくださいね。「未回答=0点扱い」がしっくりくる場面ではVARAが強い味方になってくれますよ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">VARA系の他の関数やA系関数もあわせて学んでおくと、統計集計の幅が広がります。以下の関連記事も参考にしてくださいね。</p>



<ul class="wp-block-list"><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-stdeva/">ExcelのSTDEVA関数</a>: VARAの平方根にあたる標本標準偏差</li><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-var-s/">ExcelのVAR.S関数</a>: 数値のみの標本分散を求める正規関数</li><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-var-p/">ExcelのVAR.P関数</a>: 数値のみの母集団分散を求める関数</li><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-var/">ExcelのVAR関数</a>: 旧版の標本分散関数</li><li><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-vara-function/">スプレッドシートのVARA関数</a>: Googleスプレッドシート版VARA</li></ul>
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			</item>
		<item>
		<title>ExcelのVAR関数の使い方｜VAR.Sとの違いと書き換え判断</title>
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		<dc:creator><![CDATA[まっしゅ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 17 Apr 2026 23:41:44 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Excel関数]]></category>
		<category><![CDATA[VAR.S関数]]></category>
		<category><![CDATA[VAR関数]]></category>
		<category><![CDATA[互換性]]></category>
		<category><![CDATA[分散]]></category>
		<category><![CDATA[標本分散]]></category>
		<category><![CDATA[統計関数]]></category>
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					<description><![CDATA[ExcelのVAR関数の使い方を基本構文から実務活用まで解説。VAR.S関数との違いや計算結果の一致、書き換え判断の基準、古いExcelブックの互換性もあわせて紹介します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">「古いExcelブックで<code>=VAR(...)</code>という数式を見つけたけど、これって今でも使って大丈夫？」。こんな疑問を持ったことはありませんか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">先輩から引き継いだブックや、2003年ごろの資料には、今ではあまり見かけないVAR関数が残っていることがあります。新しいVAR.S関数があるのに、なぜVAR関数も現役なのか気になりますよね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんな疑問を解消するのがこの記事です。VAR関数の基本的な使い方から、VAR.S関数との違い、書き換えるべきかどうかの判断基準まで整理しました。古いブックを引き継いだときの実務的な指針としても役立ちますよ。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-4" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-4">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">ExcelのVAR関数とは？旧来の標本分散関数</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">VAR関数の書き方（構文と引数）</a><ol><li><a href="#toc3" tabindex="0">基本構文</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">引数の説明</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">戻り値と計算式</a></li></ol></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">VAR関数の基本的な使い方</a><ol><li><a href="#toc7" tabindex="0">連続したセル範囲で分散を求める</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">離れた範囲を指定する</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">文字列・論理値・空白セルの扱い</a></li></ol></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">VAR関数の実践的な使い方・応用例</a><ol><li><a href="#toc11" tabindex="0">アンケート結果のばらつきを部署間で比較する</a></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">品質検査のサンプルばらつきを管理する</a></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">AVERAGE関数やSTDEV関数と組み合わせる</a></li></ol></li><li><a href="#toc14" tabindex="0">よくあるエラーと対処法</a><ol><li><a href="#toc15" tabindex="0">#DIV/0!エラー（データが1件以下）</a></li><li><a href="#toc16" tabindex="0">#VALUE!エラー（引数に文字列）</a></li><li><a href="#toc17" tabindex="0">結果が想定と違うとき</a></li></ol></li><li><a href="#toc18" tabindex="0">VAR関数とVAR.S関数の違い・使い分け</a><ol><li><a href="#toc19" tabindex="0">計算結果はVAR.Sと完全一致</a></li><li><a href="#toc20" tabindex="0">旧VAR vs 新VAR.S 比較表</a></li><li><a href="#toc21" tabindex="0">書き換えるべき場面／残して良い場面</a></li><li><a href="#toc22" tabindex="0">VAR/VARP/VAR.S/VAR.P/VARA 互換マトリクス</a></li><li><a href="#toc23" tabindex="0">標準偏差との関係</a></li></ol></li><li><a href="#toc24" tabindex="0">まとめ</a><ol><li><a href="#toc25" tabindex="0">この記事のポイント</a></li><li><a href="#toc26" tabindex="0">関連記事</a></li></ol></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">ExcelのVAR関数とは？旧来の標本分散関数</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">VAR関数（読み方: バー）は、データの<strong>標本分散</strong>（ふへんぶんさん）を返す関数です。「VAR」は「Variance（分散）」の略で、統計でばらつきを表す代表的な指標ですね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">Excel 2003以前から存在する古参の関数で、現在は「互換性関数」というカテゴリに分類されています。Excel 2010で後継のVAR.S関数が登場しましたが、VAR関数も現行のMicrosoft 365やExcel 2024で引き続き使えますよ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">分散とは、データが平均値からどれくらい離れているかを数値化した指標です。値が大きいほどデータのばらつきが大きくなります。値が0なら、すべてのデータが同じ値ということです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">VAR関数でできることをまとめると、次のとおりです。</p>



<ul class="wp-block-list"><li>標本データから母集団の分散を推定する</li><li>アンケート結果や抜き取り検査など、一部のデータしかない場面で使う</li><li>古いExcelブックとの互換性を保ったまま分散を計算する</li><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-average/">AVERAGE関数</a>と組み合わせてデータの散らばり具合を定量化する</li></ul>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>NOTE</strong></p><p>VAR関数は<strong>互換性関数</strong>に分類されていますが、計算結果はVAR.S関数と完全に一致します。「古いから結果が狂う」といったことはないので安心してください。</p></blockquote>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">VAR関数の書き方（構文と引数）</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc3">基本構文</span></h3>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR(数値1, [数値2], ...)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">カッコの中に、分散を求めたいデータやセル範囲を指定します。VAR.S関数と書き方はまったく同じです。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc4">引数の説明</span></h3>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>引数</th><th>必須/任意</th><th>説明</th></tr></thead><tbody><tr><td>数値1</td><td>必須</td><td>分散を求めたい最初の値またはセル範囲</td></tr><tr><td>数値2, &#8230;</td><td>任意</td><td>追加の値またはセル範囲。最大255個まで指定可能</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">引数にはセル参照、セル範囲、数値を直接指定できます。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>TIP</strong></p><p>セル範囲に含まれる文字列・論理値（TRUE/FALSE）・空白セルは自動的に無視されます。数値だけが計算の対象になりますよ。</p></blockquote>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc5">戻り値と計算式</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VAR関数が返すのは<strong>標本分散</strong>（不偏分散）です。計算式は次のとおりです。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>VAR = Σ(x - x̄)² / (n - 1)</code></pre>



<ul class="wp-block-list"><li>x: 各データ値</li><li>x̄: データの平均値</li><li>n: データ件数</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph">ポイントは「n」ではなく「n-1」で割る点です。一部のデータだけから全体のばらつきを推定するとき、nで割ると分散がやや小さめに出てしまいます。そこでn-1で割って少し大きめに補正する仕組みになっています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">手元のデータが「全体の一部」なら、VAR関数（もしくはVAR.S関数）を使います。全データがそろっているなら、nで割るVARP関数やVAR.P関数を使いますよ。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc6">VAR関数の基本的な使い方</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">以下のテストデータでVAR関数を使ってみましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">社員500人のうち10人を抜き出して、研修テストの点数を記録したとします。B2からB11にテストの点数が入っています。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>&nbsp;</th><th>A列（社員名）</th><th>B列（点数）</th></tr></thead><tbody><tr><td>2行目</td><td>田中</td><td>82</td></tr><tr><td>3行目</td><td>鈴木</td><td>75</td></tr><tr><td>4行目</td><td>佐藤</td><td>90</td></tr><tr><td>5行目</td><td>山田</td><td>68</td></tr><tr><td>6行目</td><td>伊藤</td><td>77</td></tr><tr><td>7行目</td><td>渡辺</td><td>85</td></tr><tr><td>8行目</td><td>中村</td><td>73</td></tr><tr><td>9行目</td><td>小林</td><td>88</td></tr><tr><td>10行目</td><td>加藤</td><td>79</td></tr><tr><td>11行目</td><td>吉田</td><td>81</td></tr></tbody></table></figure>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc7">連続したセル範囲で分散を求める</span></h3>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR(B2:B11)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">結果は <strong>47.29</strong> です。10人分の点数が平均値（79.8点）からどれくらい散らばっているかを表しています。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>TIP</strong></p><p>分散の値そのものはイメージしにくいと感じるかもしれません。分散の平方根を取ると標準偏差になります。<code>=SQRT(VAR(B2:B11))</code> で約 <strong>6.88</strong> と求められ、「平均から約6.9点の散らばり」と直感的に理解できますよ。</p></blockquote>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc8">離れた範囲を指定する</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">複数の離れた範囲を指定したいときは、カンマで区切って渡します。A支店とB支店それぞれで抜き取ったサンプルを一度に分析したい、といった場面です。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR(B2:B6, D2:D6)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">これで2つの範囲をまとめて1つの標本として扱い、分散を計算できます。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc9">文字列・論理値・空白セルの扱い</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">セル範囲に文字列や空白セルが混ざっていても、VAR関数は自動で無視します。たとえばB2からB11の中に未入力セルが1つあれば、そのセルだけ飛ばして9人分のデータで計算されます。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR(B2:B11)   → 空白や文字列は無視されて計算される</code></pre>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>NOTE</strong></p><p>文字列や論理値も計算に含めたい場合は、後継関数群の中にあるVARA関数を使います。VARA関数はTRUEを1、FALSEを0、文字列を0として扱いますよ。</p></blockquote>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc10">VAR関数の実践的な使い方・応用例</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc11">アンケート結果のばらつきを部署間で比較する</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">「部署ごとに満足度のばらつきが違うか」を分析したい場面です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">各部署から5人ずつ抽出し、満足度（10点満点）を調査したとします。C2からC6にA部署、D2からD6にB部署のデータが入っています。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR(C2:C6)</code></pre>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR(D2:D6)</code></pre>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>部署</th><th>平均</th><th>分散（VAR）</th></tr></thead><tbody><tr><td>A部署</td><td>7.2</td><td>2.7</td></tr><tr><td>B部署</td><td>7.0</td><td>8.5</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">平均はほぼ同じでも、B部署は分散が大きいですね。つまりB部署は満足している人と不満な人の差が大きいことがわかります。平均だけでは見えない問題を発見できますよ。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc12">品質検査のサンプルばらつきを管理する</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">製造ラインから20個を抜き取り検査して、製品の重量のばらつきを調べる場面です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">B2からB21に20個分の重量データが入っているとします。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR(B2:B21)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">結果が管理基準の分散を超えていれば、製造工程の見直しが必要です。全数検査ではなく抜き取り検査なので、VAR関数で母集団の分散を推定する使い方になります。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>TIP</strong></p><p>標準偏差で管理したい場合は <a href="https://mashukabu.com/excel-stdev-function/">STDEV関数</a> を使います。分散 = 標準偏差の2乗なので、<code>=VAR(B2:B21)</code> と <code>=STDEV(B2:B21)^2</code> は同じ値を返しますよ。</p></blockquote>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc13">AVERAGE関数やSTDEV関数と組み合わせる</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">分散と平均、標準偏差をセットでレポートに出すと、データの全体像がつかみやすくなります。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=AVERAGE(B2:B21)     → 平均値
=VAR(B2:B21)          → 分散
=SQRT(VAR(B2:B21))    → 標準偏差（=STDEV(B2:B21)と同じ）</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">IF関数と組み合わせて基準値を超えたら警告を出す、といった仕組みも作れます。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=IF(VAR(B2:B21) &gt; 5, &quot;要確認&quot;, &quot;正常&quot;)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">分散が5を超えたら「要確認」、5以下なら「正常」と表示されます。品質管理や検査レポートの自動判定に便利ですよ。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc14">よくあるエラーと対処法</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc15">#DIV/0!エラー（データが1件以下）</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VAR関数でもっともよく見るエラーです。以下の原因が考えられます。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>原因</th><th>対策</th></tr></thead><tbody><tr><td>数値が1個しかない</td><td>n-1=0で割り算できない。2個以上データがあるか確認する</td></tr><tr><td>範囲内に数値が含まれていない</td><td>文字列ばかりの範囲を指定していないか確認する</td></tr><tr><td>空のセル範囲を指定している</td><td>データが入力されているセル範囲を確認する</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">VARP関数は数値が1個でも計算できますが（結果は0）、VAR関数は2個以上のデータが必要です。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc16">#VALUE!エラー（引数に文字列）</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">引数に文字列を直接入力すると発生します。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR(&quot;100&quot;, &quot;200&quot;)   → #VALUE!エラー
=VAR(100, 200)        → 正常に計算される</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">セル範囲内に文字列がある場合は自動で無視されます。ただし引数として直接文字列を渡すとエラーになるので注意してください。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc17">結果が想定と違うとき</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">期待した値にならないときは、以下をチェックしてみてください。</p>



<ul class="wp-block-list"><li>セル範囲に文字列が混ざっていないか（無視されてデータ件数が減る）</li><li>VARP関数と間違えていないか（nで割るかn-1で割るかで結果が変わる）</li><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-count/">COUNT関数</a>で数値の個数を確認する</li></ul>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>TIP</strong></p><p><code>=COUNT(B2:B11)</code> でカウントした個数と、想定した件数がずれていたら、範囲内に文字列や空白が混ざっているサインです。</p></blockquote>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc18">VAR関数とVAR.S関数の違い・使い分け</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">ここが今回の記事のメインテーマです。「新しいVAR.S関数があるなら、旧VAR関数はもう使わない方がいいの？」という疑問にお答えしますね。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc19">計算結果はVAR.Sと完全一致</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">結論からお伝えすると、VAR関数とVAR.S関数は<strong>計算結果がまったく同じ</strong>です。アルゴリズムに違いはなく、関数名が新旧で変わっただけの関係です。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR(B2:B11)    → 47.29
=VAR.S(B2:B11)  → 47.29</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">同じデータを渡せば、小数点以下の桁まで一致します。「VARは古いから結果が狂うのでは？」という心配は不要ですよ。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc20">旧VAR vs 新VAR.S 比較表</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">両関数の違いを4つの軸で整理しました。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>項目</th><th>VAR</th><th>VAR.S</th></tr></thead><tbody><tr><td>導入バージョン</td><td>Excel 2003以前</td><td>Excel 2010</td></tr><tr><td>分類</td><td>互換性関数</td><td>統計関数</td></tr><tr><td>計算結果</td><td>VAR.Sと完全一致</td><td>VARと完全一致</td></tr><tr><td>推奨度</td><td>既存ブックはそのままで可</td><td>新規数式で推奨</td></tr><tr><td>古いExcelとの互換</td><td>2003以前でも動作</td><td>2010未満では#NAME?エラー</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">違いは「どの時代のExcelに対応しているか」と「Microsoftがどちらを推奨しているか」の2点にまとまります。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc21">書き換えるべき場面／残して良い場面</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">実務で判断に迷うのは「古いブックを引き継いだときにVAR関数をVAR.Sに書き換えるべきか」ですよね。次の基準で判断してみてください。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>VAR関数のまま残して良い場面:</strong></p>



<ul class="wp-block-list"><li>Excel 2003/2007 などの古いバージョンを使う関係者がいる</li><li>既存のブックが正常に動いていて、計算結果も合っている</li><li>書き換えのリスク（数式の壊れ、検証コスト）が割に合わない</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>VAR.Sに書き換える場面:</strong></p>



<ul class="wp-block-list"><li>新規で数式を作成する</li><li>他の数式も統計関数の新しい命名（VAR.S / VAR.P / STDEV.S など）に揃えたい</li><li>社内の標準化ガイドラインで新関数を推奨している</li></ul>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>TIP</strong></p><p>古いブックをそのまま使うか、書き換えるかは、<strong>計算精度ではなく保守性の問題</strong>です。結果は同じなので、慌てて全部書き換える必要はありません。</p></blockquote>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc22">VAR/VARP/VAR.S/VAR.P/VARA 互換マトリクス</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">分散系の関数は全部で5つあります。旧関数と新関数の対応関係、そして文字列の扱いを一覧にしました。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>旧関数（互換性）</th><th>新関数（推奨）</th><th>計算対象</th><th>空白・文字列の扱い</th></tr></thead><tbody><tr><td>VAR</td><td>VAR.S</td><td>標本分散（n-1）</td><td>セル参照内の文字列/論理値は無視</td></tr><tr><td>VARP</td><td>VAR.P</td><td>母分散（n）</td><td>セル参照内の文字列/論理値は無視</td></tr><tr><td>—</td><td>VARA</td><td>標本分散（n-1）</td><td>文字列=0、TRUE=1、FALSE=0として計算に含む</td></tr><tr><td>—</td><td>VARPA</td><td>母分散（n）</td><td>文字列=0、TRUE=1、FALSE=0として計算に含む</td></tr></tbody></table></figure>



<ul class="wp-block-list"><li>VARとVARPは昔からある旧関数で、後継がVAR.SとVAR.P</li><li>VARAとVARPAには旧バージョンがなく、Excel 2007以降で追加された関数</li><li>文字列や論理値も計算に含めたい特殊な場面ではVARA/VARPAを選ぶ</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph">詳しく使い方を知りたい方は、以下の関連記事を参考にしてくださいね。</p>



<ul class="wp-block-list"><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-var-s/">ExcelのVAR.S関数の使い方</a>（VAR関数の後継。新規数式で推奨）</li><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-var-p/">ExcelのVAR.P関数の使い方</a>（母分散を求めるペア関数）</li></ul>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc23">標準偏差との関係</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">分散の平方根を取ると<strong>標準偏差</strong>になります。実務では単位がそろう標準偏差のほうが直感的に扱いやすいですね。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>関数</th><th>求めるもの</th><th>割る数</th><th>旧名称</th></tr></thead><tbody><tr><td>VAR.S</td><td>標本分散</td><td>n-1</td><td>VAR</td></tr><tr><td>VAR.P</td><td>母分散</td><td>n</td><td>VARP</td></tr><tr><td><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-stdev-s/">STDEV.S</a></td><td>標本標準偏差</td><td>n-1</td><td>STDEV</td></tr><tr><td><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-stdev-p/">STDEV.P</a></td><td>母標準偏差</td><td>n</td><td>STDEVP</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">STDEV関数も同じく互換性関数で、STDEV.S関数と計算結果が一致します。VARとSTDEVは「互換性ストーリー」が完全に共通しているので、一緒に覚えておくとスムーズですよ。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc24">まとめ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">ExcelのVAR関数は、標本データから<strong>分散</strong>を返す旧来の関数です。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc25">この記事のポイント</span></h3>



<ul class="wp-block-list"><li>構文は <code>=VAR(数値1, [数値2], ...)</code>。書き方はVAR.S関数とまったく同じ</li><li>計算結果はVAR.S関数と<strong>完全に一致する</strong>（ビット単位で同じ）</li><li>Excel 2003以前からある古参関数で、現在は「互換性関数」に分類</li><li>古いブックのVAR関数はそのまま使い続けて問題なし（書き換え不要）</li><li>新規で数式を作るときはVAR.S関数を推奨</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph">「VAR関数が古いから結果が狂う」というのは誤解です。計算は正確なので、既存ブックを引き継いだら落ち着いて使い続けましょう。新規で書くなら統一感のあるVAR.S関数を選ぶ、という住み分けがおすすめですよ。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc26">関連記事</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VAR関数の理解が深まったら、以下の関連関数もあわせて覚えてみてください。統計分析の幅が広がりますよ。</p>



<ul class="wp-block-list"><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-var-s/">ExcelのVAR.S関数の使い方</a></li><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-var-p/">ExcelのVAR.P関数の使い方</a></li><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-stdev-s/">ExcelのSTDEV.S関数の使い方</a></li><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-stdev-p/">ExcelのSTDEV.P関数の使い方</a></li><li><a href="https://mashukabu.com/excel-stdev-function/">ExcelのSTDEV関数とは？標準偏差の求め方</a></li><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-average/">ExcelのAVERAGE関数の使い方</a></li><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-count/">ExcelのCOUNT関数の使い方</a></li></ul>
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		<title>ExcelのVAR.P関数の使い方｜母分散とVAR.Sの違いも解説</title>
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		<dc:creator><![CDATA[まっしゅ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 04 Apr 2026 09:58:16 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Excel関数]]></category>
		<category><![CDATA[VAR.P関数]]></category>
		<category><![CDATA[VAR.S関数]]></category>
		<category><![CDATA[分散]]></category>
		<category><![CDATA[母分散]]></category>
		<category><![CDATA[統計関数]]></category>
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					<description><![CDATA[ExcelのVAR.P関数の使い方を基本構文から実務での活用例まで解説。母分散の意味やVAR.S（標本分散）との違い、旧VARP関数との互換性についても整理しました。全社員のテスト分析や全店舗の売上ばらつき比較など、全数データの分散を求めたい方に役立つ内容です。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">「全社員のテスト結果がそろっているけど、点数のばらつきをどう数値化すればいいんだろう？」。こんな疑問を感じたことはありませんか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">平均点だけでは、成績が均一なのかバラバラなのかが見えませんよね。全員分のデータがそろっているなら、母集団の分散を正確に求められます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんなときに使うのがExcelのVAR.P関数です。この記事では基本の書き方から実務での活用例まで解説します。<a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-var-s/">VAR.S関数</a>（標本分散）との違いや旧VARP関数との互換性もあわせて整理しました。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-5" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-5">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">ExcelのVAR.P関数とは？母集団全体の分散を求める関数</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">VAR.P関数の書き方（構文と引数）</a><ol><li><a href="#toc3" tabindex="0">基本構文</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">引数の説明</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">「母集団」の分散とは？nで割る理由</a></li></ol></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">VAR.P関数の基本的な使い方</a><ol><li><a href="#toc7" tabindex="0">母分散を求める</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">VAR.S関数との結果の違い</a></li></ol></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">VAR.P関数の実践的な使い方・応用例</a><ol><li><a href="#toc10" tabindex="0">全店舗の月間売上のばらつきを分析する</a></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">クラス全員のテスト結果で科目間のばらつきを比較する</a></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">IF関数と組み合わせて分散の大小を自動判定する</a></li></ol></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">よくあるエラーと対処法</a><ol><li><a href="#toc14" tabindex="0">#DIV/0!エラー</a></li><li><a href="#toc15" tabindex="0">#VALUE!エラー</a></li><li><a href="#toc16" tabindex="0">結果が想定より大きい・小さい</a></li></ol></li><li><a href="#toc17" tabindex="0">VAR.S関数やSTDEV関数との違い・使い分け</a><ol><li><a href="#toc18" tabindex="0">VAR.P関数とVAR.S関数の違い</a></li><li><a href="#toc19" tabindex="0">どちらを使えばいいか迷ったら</a></li><li><a href="#toc20" tabindex="0">分散と標準偏差の関係（4関数の使い分け）</a></li><li><a href="#toc21" tabindex="0">旧VARP関数との互換性</a></li><li><a href="#toc22" tabindex="0">関連関数の一覧</a></li></ol></li><li><a href="#toc23" tabindex="0">まとめ</a><ol><li><a href="#toc24" tabindex="0">この記事のポイント</a></li><li><a href="#toc25" tabindex="0">関連記事</a></li></ol></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">ExcelのVAR.P関数とは？母集団全体の分散を求める関数</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">VAR.P関数（読み方: バー・ピー）は、データの<strong>母分散</strong>（ぼぶんさん）を返す関数です。「VAR」は「Variance（分散）」、「P」は「Population（母集団）」の頭文字です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">分散とは、データが平均値からどれくらい離れているかを数値化した指標です。値が大きいほどデータのばらつきが大きくなります。値が0なら、すべてのデータが同じ値ということです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">身近な例で考えてみましょう。クラス30人全員のテスト結果を手元に持っているとします。この30人分のデータは「全体そのもの＝母集団」です。母集団のばらつきをそのまま計算するときに使うのがVAR.P関数です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">VAR.P関数にできることをまとめると、次のとおりです。</p>



<ul class="wp-block-list"><li>母集団全体のデータから分散を求める</li><li>クラス全員のテスト結果や全店舗の売上など、全数データの分析に使う</li><li>複数グループのばらつきを比較する</li><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-average/">AVERAGE関数</a>と組み合わせてデータの散らばり具合を定量化する</li></ul>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>NOTE</strong></p><p>VAR.P関数はExcel 2010以降で使えます。Microsoft 365、Excel 2013〜2024のすべてのバージョンに対応していますよ。</p></blockquote>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">VAR.P関数の書き方（構文と引数）</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc3">基本構文</span></h3>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR.P(数値1, [数値2], ...)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">カッコの中に、分散を求めたいデータやセル範囲を指定します。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc4">引数の説明</span></h3>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>引数</th><th>必須/任意</th><th>説明</th></tr></thead><tbody><tr><td>数値1</td><td>必須</td><td>分散を求めたい最初の値またはセル範囲</td></tr><tr><td>数値2, &#8230;</td><td>任意</td><td>追加の値またはセル範囲。最大253個まで指定可能</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">引数にはセル参照、セル範囲、数値を直接指定できます。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>TIP</strong></p><p>セル範囲に含まれる文字列・論理値（TRUE/FALSE）・空白セルは自動的に無視されます。数値だけが計算の対象になりますよ。</p></blockquote>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc5">「母集団」の分散とは？nで割る理由</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VAR.P関数が返すのは<strong>母分散</strong>です。考え方はシンプルです。</p>



<ul class="wp-block-list"><li><strong>母集団</strong>: データが全部そろっている場合（例: クラス30人全員のテスト結果）</li><li><strong>標本</strong>: データの一部だけを取り出した場合（例: 社員500人のうち50人を抜き出して調査）</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph">手元のデータが「全体そのもの」なら、VAR.P関数を使います。計算では「n」（データの個数）で割ります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">VAR.S関数は「n-1」で割って補正をかけますが、VAR.P関数にはその補正が不要です。全数データがそろっているので、推定ではなく正確な分散をそのまま求められるからです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">データが一部しかないなら、<a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-var-s/">VAR.S関数</a>を使います。この違いについては後半の「使い分け」セクションで詳しく説明しますね。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc6">VAR.P関数の基本的な使い方</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">以下のテストデータでVAR.P関数を使ってみましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">クラス10人全員のテスト結果を記録したとします。B2からB11に点数が入っています。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>&nbsp;</th><th>A列（生徒名）</th><th>B列（点数）</th></tr></thead><tbody><tr><td>2行目</td><td>田中</td><td>72</td></tr><tr><td>3行目</td><td>鈴木</td><td>85</td></tr><tr><td>4行目</td><td>佐藤</td><td>68</td></tr><tr><td>5行目</td><td>山田</td><td>91</td></tr><tr><td>6行目</td><td>伊藤</td><td>77</td></tr><tr><td>7行目</td><td>渡辺</td><td>83</td></tr><tr><td>8行目</td><td>中村</td><td>65</td></tr><tr><td>9行目</td><td>小林</td><td>88</td></tr><tr><td>10行目</td><td>加藤</td><td>79</td></tr><tr><td>11行目</td><td>吉田</td><td>92</td></tr></tbody></table></figure>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc7">母分散を求める</span></h3>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR.P(B2:B11)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">結果は <strong>80.6</strong> です。10人全員の点数が平均値（80点）からどれくらい散らばっているかを表しています。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>TIP</strong></p><p>分散の値そのものはイメージしにくいかもしれません。分散の平方根を取ると標準偏差になります。<code>=SQRT(VAR.P(B2:B11))</code> で約 <strong>8.98</strong> と求められ、「平均から約9点の散らばり」と直感的に理解できますよ。<a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-stdev-p/">STDEV.P関数</a>を使っても同じ結果が得られます。</p></blockquote>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc8">VAR.S関数との結果の違い</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">同じデータでVAR.S関数を使うと <strong>89.6</strong> になります。VAR.P関数のほうが値がやや小さくなります。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>関数</th><th>結果</th><th>割る数</th></tr></thead><tbody><tr><td>VAR.P</td><td>80.6</td><td>n（10）</td></tr><tr><td>VAR.S</td><td>89.6</td><td>n-1（9）</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">10人はクラス全員なので、この場面ではVAR.P関数が正しい選択です。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc9">VAR.P関数の実践的な使い方・応用例</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc10">全店舗の月間売上のばらつきを分析する</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">「全8店舗の売上に偏りがないか」を確認したい場面です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">全店舗の月間売上がB2からB9に入っているとします。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR.P(B2:B9)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">結果の分散が大きければ、好調な店舗と不振な店舗の差が大きいことがわかります。平均値だけでは見えなかった偏りを発見できますよ。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>TIP</strong></p><p>標準偏差で確認したい場合は <a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-stdev-p/">STDEV.P関数</a> を使います。分散 = 標準偏差の2乗なので、<code>=VAR.P(B2:B9)</code> と <code>=STDEV.P(B2:B9)^2</code> は同じ値を返しますよ。</p></blockquote>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc11">クラス全員のテスト結果で科目間のばらつきを比較する</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">「数学と英語、どちらのテストが点数のばらつきが大きいか」を比べたい場面です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">30人全員の数学の点数がC2からC31に、英語の点数がD2からD31に入っているとします。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR.P(C2:C31)</code></pre>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR.P(D2:D31)</code></pre>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>科目</th><th>平均</th><th>分散（VAR.P）</th></tr></thead><tbody><tr><td>数学</td><td>68.5</td><td>156.3</td></tr><tr><td>英語</td><td>71.2</td><td>42.8</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">平均はほぼ同じでも、数学は分散が大きいですね。数学のほうが得意・不得意の差が大きいとわかります。指導の重点を検討する材料になりますよ。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc12">IF関数と組み合わせて分散の大小を自動判定する</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">分散が基準値を超えたら「要確認」と表示する仕組みです。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=IF(VAR.P(B2:B9) &gt; 100, &quot;要確認&quot;, &quot;正常&quot;)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">分散が100を超えたら「要確認」、100以下なら「正常」と表示されます。売上分析や品質管理レポートの自動判定に使えますよ。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc13">よくあるエラーと対処法</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc14">#DIV/0!エラー</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VAR.P関数で見かけるエラーです。以下の原因が考えられます。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>原因</th><th>対策</th></tr></thead><tbody><tr><td>範囲内に数値が含まれていない</td><td>文字列ばかりの範囲を指定していないか確認する</td></tr><tr><td>空のセル範囲を指定している</td><td>データが入力されているセル範囲を確認する</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">VAR.P関数は数値が1個でも計算できます（結果は0）。VAR.S関数は2個以上必要なので、ここが大きな違いですね。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc15">#VALUE!エラー</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">引数に文字列を直接入力すると発生します。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR.P(&quot;100&quot;, &quot;200&quot;)   → #VALUE!エラー
=VAR.P(100, 200)        → 正常に計算される</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">セル範囲内に文字列がある場合は自動で無視されます。ただし引数として直接文字列を渡すとエラーになるので注意してください。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc16">結果が想定より大きい・小さい</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">期待した値にならないときは、以下をチェックしてみてください。</p>



<ul class="wp-block-list"><li>セル範囲に文字列が混ざっていないか（無視されてデータ件数が減る）</li><li>VAR.S関数と間違えていないか（nで割るかn-1で割るかで結果が変わる）</li><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-count/">COUNT関数</a>で数値の個数を確認する</li></ul>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>TIP</strong></p><p>文字列や論理値も分散の計算に含めたい場合は、VARPA関数を使います。VARPA関数はTRUEを1、FALSEを0、文字列を0として計算に含めますよ。</p></blockquote>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc17">VAR.S関数やSTDEV関数との違い・使い分け</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc18">VAR.P関数とVAR.S関数の違い</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VAR.P関数とVAR.S関数は、どちらも分散を求める関数ですが、計算方法が異なります。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>項目</th><th>VAR.P</th><th>VAR.S</th></tr></thead><tbody><tr><td>正式名称</td><td>母分散</td><td>標本分散（不偏分散）</td></tr><tr><td>割る数</td><td>n</td><td>n &#8211; 1（不偏推定）</td></tr><tr><td>使う場面</td><td>データが全部そろっているとき</td><td>データが全体の一部のとき</td></tr><tr><td>結果</td><td>やや小さくなる</td><td>やや大きくなる</td></tr><tr><td>数値1個での動作</td><td>0を返す</td><td>#DIV/0!エラー</td></tr></tbody></table></figure>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc19">どちらを使えばいいか迷ったら</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">以下の基準で判断してみてください。</p>



<ul class="wp-block-list"><li><strong>VAR.P関数を使う場面</strong>: クラス全員のテスト結果、全社員の売上データ、全店舗の月間売上</li><li><strong>VAR.S関数を使う場面</strong>: アンケート結果、サンプル検査、一部の顧客データの分析、抜き取り検査</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph">判断のポイントは「手元のデータが対象の全数かどうか」です。</p>



<ul class="wp-block-list"><li>全社員500人のうち50人だけ調査した → <a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-var-s/">VAR.S</a></li><li>全店舗10店のデータを10店分持っている → VAR.P</li></ul>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>NOTE</strong></p><p>データ件数が30を超えると、VAR.P関数とVAR.S関数の差はほとんどなくなります。迷ったらVAR.S関数を選んでおけば安全ですよ。</p></blockquote>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc20">分散と標準偏差の関係（4関数の使い分け）</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">分散と標準偏差は密接に関係しています。標準偏差は分散の平方根です。4つの関数を整理すると次のとおりです。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>関数</th><th>求めるもの</th><th>割る数</th><th>使う場面</th></tr></thead><tbody><tr><td>VAR.P</td><td>母分散</td><td>n</td><td>全部のデータ</td></tr><tr><td><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-var-s/">VAR.S</a></td><td>標本分散</td><td>n-1</td><td>一部のデータ</td></tr><tr><td><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-stdev-p/">STDEV.P</a></td><td>母標準偏差</td><td>n</td><td>全部のデータ</td></tr><tr><td><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-stdev-s/">STDEV.S</a></td><td>標本標準偏差</td><td>n-1</td><td>一部のデータ</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">「ばらつきを元の単位で知りたい」ならSTDEV系、「分散そのものが必要」ならVAR系を選びます。たとえば売上データ（万円）なら、標準偏差は「万円」、分散は「万円の2乗」が単位です。実務で直感的にわかりやすいのは標準偏差ですが、統計的な検定では分散を直接使うこともありますよ。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc21">旧VARP関数との互換性</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VAR.P関数はExcel 2010で導入された「新しい名前」の関数です。旧VARP関数と<strong>計算結果はまったく同じ</strong>です。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>項目</th><th>VAR.P</th><th>VARP（旧）</th></tr></thead><tbody><tr><td>導入バージョン</td><td>Excel 2010</td><td>Excel 2003以前</td></tr><tr><td>計算結果</td><td>同一</td><td>同一</td></tr><tr><td>今後のサポート</td><td>推奨</td><td>互換性のために残存</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">Microsoftは新しい関数名（VAR.P / VAR.S）の使用を推奨しています。新規で数式を作るときはVAR.P関数を使いましょう。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>TIP</strong></p><p>旧VARP関数で作られたブックをVAR.Pに書き換える必要はありません。結果は変わらないので、そのまま使い続けて大丈夫ですよ。</p></blockquote>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc22">関連関数の一覧</span></h3>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>関数</th><th>説明</th><th>計算方法</th></tr></thead><tbody><tr><td>VAR.P</td><td>母分散（数値のみ）</td><td>nで割る</td></tr><tr><td><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-var-s/">VAR.S</a></td><td>標本分散（数値のみ）</td><td>n-1で割る</td></tr><tr><td>VARP</td><td>VAR.Pの旧名称</td><td>nで割る</td></tr><tr><td>VAR</td><td>VAR.Sの旧名称</td><td>n-1で割る</td></tr><tr><td>VARPA</td><td>母分散（文字列・論理値も含む）</td><td>nで割る</td></tr><tr><td><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-stdev-p/">STDEV.P</a></td><td>母標準偏差</td><td>nで割る</td></tr><tr><td><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-stdev-s/">STDEV.S</a></td><td>標本標準偏差</td><td>n-1で割る</td></tr><tr><td><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-average/">AVERAGE</a></td><td>平均値を求める</td><td>&#8212;</td></tr></tbody></table></figure>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc23">まとめ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">ExcelのVAR.P関数は、母集団全体のデータから<strong>分散</strong>を返す関数です。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc24">この記事のポイント</span></h3>



<ul class="wp-block-list"><li>構文は <code>=VAR.P(数値1, [数値2], ...)</code> で、セル範囲を指定するだけ</li><li>分散はデータのばらつきを数値化した指標。値が大きいほどばらつきが大きい</li><li>データが「全部そろっている」→ VAR.P関数、「全体の一部」→ VAR.S関数</li><li>nで割るのは、母集団全体のデータなので推定補正が不要だから</li><li>旧VARP関数と計算結果は同じ。新規で作るならVAR.Pを使う</li></ul>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc25">関連記事</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VAR.P関数の使い方がわかったら、以下の関数もあわせて覚えてみてください。データ分析の幅が広がりますよ。</p>



<ul class="wp-block-list"><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-var-s/">ExcelのVAR.S関数の使い方</a></li><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-stdev-p/">ExcelのSTDEV.P関数の使い方</a></li><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-stdev-s/">ExcelのSTDEV.S関数の使い方</a></li><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-average/">ExcelのAVERAGE関数の使い方</a></li></ul>
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		<title>ExcelのVAR.S関数の使い方｜標本分散とVAR.Pの違いも解説</title>
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		<dc:creator><![CDATA[まっしゅ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 04 Apr 2026 04:31:44 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Excel関数]]></category>
		<category><![CDATA[VAR.P関数]]></category>
		<category><![CDATA[VAR.S関数]]></category>
		<category><![CDATA[分散]]></category>
		<category><![CDATA[標本分散]]></category>
		<category><![CDATA[統計関数]]></category>
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					<description><![CDATA[ExcelのVAR.S関数の使い方を基本構文から実務活用まで解説。標本分散の意味やVAR.P（母分散）との違い、旧VAR関数との互換性、アンケートや品質検査での活用例も紹介します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">「アンケート結果のばらつきを数値で出したいけど、分散ってどうやって求めるんだろう？」。こんな疑問を感じたことはありませんか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">平均値だけでは、データが均一なのかバラバラなのかが見えませんよね。サンプルデータのばらつきを正しく測るには、標本分散を求める関数が必要です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんなときに使うのがExcelのVAR.S関数です。この記事では基本の書き方から実務での活用例まで解説します。VAR.P関数（母分散）との違いや旧VAR関数との互換性もあわせて整理しました。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-6" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-6">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">ExcelのVAR.S関数とは？標本の分散を求める関数</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">VAR.S関数の書き方（構文と引数）</a><ol><li><a href="#toc3" tabindex="0">基本構文</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">引数の説明</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">「標本」の分散とは？N-1で割る理由</a></li></ol></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">VAR.S関数の基本的な使い方</a><ol><li><a href="#toc7" tabindex="0">標本分散を求める</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">VAR.P関数との結果の違い</a></li></ol></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">VAR.S関数の実践的な使い方・応用例</a><ol><li><a href="#toc10" tabindex="0">アンケート結果のばらつきを部署間で比較する</a></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">品質検査のサンプルデータで製品のばらつきを測る</a></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">IF関数と組み合わせて分散の大小を自動判定する</a></li></ol></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">よくあるエラーと対処法</a><ol><li><a href="#toc14" tabindex="0">#DIV/0!エラー</a></li><li><a href="#toc15" tabindex="0">#VALUE!エラー</a></li><li><a href="#toc16" tabindex="0">結果が想定より大きい・小さい</a></li></ol></li><li><a href="#toc17" tabindex="0">VAR.P関数やSTDEV関数との違い・使い分け</a><ol><li><a href="#toc18" tabindex="0">VAR.S関数とVAR.P関数の違い</a></li><li><a href="#toc19" tabindex="0">どちらを使えばいいか迷ったら</a></li><li><a href="#toc20" tabindex="0">分散と標準偏差の関係（4関数の使い分け）</a></li><li><a href="#toc21" tabindex="0">旧VAR関数との互換性</a></li><li><a href="#toc22" tabindex="0">関連関数の一覧</a></li></ol></li><li><a href="#toc23" tabindex="0">まとめ</a><ol><li><a href="#toc24" tabindex="0">この記事のポイント</a></li><li><a href="#toc25" tabindex="0">関連記事</a></li></ol></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">ExcelのVAR.S関数とは？標本の分散を求める関数</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">VAR.S関数（読み方: バー・エス）は、データの<strong>標本分散</strong>（ふへんぶんさん）を返す関数です。「VAR」は「Variance（分散）」、「S」は「Sample（標本）」の頭文字です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">分散とは、データが平均値からどれくらい離れているかを数値化した指標です。値が大きいほどデータのばらつきが大きくなります。値が0なら、すべてのデータが同じ値ということです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">身近な例で考えてみましょう。社員500人のうち50人を抜き出してアンケートを実施したとします。この50人分の回答データは「全体の一部＝標本」です。標本から全体のばらつきを正しく推定するときに使うのがVAR.S関数です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">VAR.S関数にできることをまとめると、次のとおりです。</p>



<ul class="wp-block-list"><li>標本データから母集団の分散を推定する</li><li>アンケート結果やサンプル検査など、一部のデータしかない場面で使う</li><li>複数グループのばらつきを比較する</li><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-average/">AVERAGE関数</a>と組み合わせてデータの散らばり具合を定量化する</li></ul>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>NOTE</strong></p><p>VAR.S関数はExcel 2010以降で使えます。Microsoft 365、Excel 2013〜2024のすべてのバージョンに対応していますよ。</p></blockquote>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">VAR.S関数の書き方（構文と引数）</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc3">基本構文</span></h3>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR.S(数値1, [数値2], ...)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">カッコの中に、分散を求めたいデータやセル範囲を指定します。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc4">引数の説明</span></h3>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>引数</th><th>必須/任意</th><th>説明</th></tr></thead><tbody><tr><td>数値1</td><td>必須</td><td>分散を求めたい最初の値またはセル範囲</td></tr><tr><td>数値2, &#8230;</td><td>任意</td><td>追加の値またはセル範囲。最大253個まで指定可能</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">引数にはセル参照、セル範囲、数値を直接指定できます。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>TIP</strong></p><p>セル範囲に含まれる文字列・論理値（TRUE/FALSE）・空白セルは自動的に無視されます。数値だけが計算の対象になりますよ。</p></blockquote>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc5">「標本」の分散とは？N-1で割る理由</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VAR.S関数が返すのは<strong>標本分散</strong>（不偏分散）です。ちょっとむずかしく聞こえますが、考え方はシンプルです。</p>



<ul class="wp-block-list"><li><strong>母集団</strong>: データが全部そろっている場合（例: クラス30人全員のテスト結果）</li><li><strong>標本</strong>: データの一部だけを取り出した場合（例: 社員500人のうち50人を抜き出して調査）</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph">手元のデータが「全体の一部」なら、VAR.S関数を使います。計算では「n-1」で割ります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「なぜn-1で割るの？」と思いますよね。理由はシンプルです。一部のデータだけで平均を出すと、本当の平均からズレが生じます。このズレを補正するために「n」ではなく「n-1」で割る仕組みになっています。nで割ると分散がやや小さめに出てしまうので、n-1で割って少し大きめに補正するわけです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">データが全部そろっているなら、VAR.P関数を使います。この違いについては後半の「使い分け」セクションで詳しく説明しますね。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc6">VAR.S関数の基本的な使い方</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">以下のテストデータでVAR.S関数を使ってみましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">社員500人のうち10人を抜き出して、研修テストの点数を記録したとします。B2からB11にテストの点数が入っています。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>&nbsp;</th><th>A列（社員名）</th><th>B列（点数）</th></tr></thead><tbody><tr><td>2行目</td><td>田中</td><td>72</td></tr><tr><td>3行目</td><td>鈴木</td><td>85</td></tr><tr><td>4行目</td><td>佐藤</td><td>68</td></tr><tr><td>5行目</td><td>山田</td><td>91</td></tr><tr><td>6行目</td><td>伊藤</td><td>77</td></tr><tr><td>7行目</td><td>渡辺</td><td>83</td></tr><tr><td>8行目</td><td>中村</td><td>65</td></tr><tr><td>9行目</td><td>小林</td><td>88</td></tr><tr><td>10行目</td><td>加藤</td><td>79</td></tr><tr><td>11行目</td><td>吉田</td><td>92</td></tr></tbody></table></figure>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc7">標本分散を求める</span></h3>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR.S(B2:B11)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">結果は <strong>89.6</strong> です。10人分の点数が平均値（80点）からどれくらい散らばっているかを表しています。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>TIP</strong></p><p>分散の値そのものはイメージしにくいと感じるかもしれません。分散の平方根を取ると標準偏差になります。<code>=SQRT(VAR.S(B2:B11))</code> で約 <strong>9.46</strong> と求められ、「平均から約9.5点の散らばり」と直感的に理解できますよ。</p></blockquote>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc8">VAR.P関数との結果の違い</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">同じデータでVAR.P関数を使うと <strong>80.6</strong> になります。VAR.S関数のほうが値がやや大きくなります。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>関数</th><th>結果</th><th>割る数</th></tr></thead><tbody><tr><td>VAR.S</td><td>89.6</td><td>n-1（9）</td></tr><tr><td>VAR.P</td><td>80.6</td><td>n（10）</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">10人は全社員の一部なので、この場面ではVAR.S関数が正しい選択です。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc9">VAR.S関数の実践的な使い方・応用例</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc10">アンケート結果のばらつきを部署間で比較する</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">「部署ごとに満足度のばらつきが違うか」を分析したい場面です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">各部署から5人ずつ抽出し、満足度（10点満点）を調査したとします。C2からC6にA部署、D2からD6にB部署のデータが入っています。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR.S(C2:C6)</code></pre>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR.S(D2:D6)</code></pre>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>部署</th><th>平均</th><th>分散（VAR.S）</th></tr></thead><tbody><tr><td>A部署</td><td>7.2</td><td>2.7</td></tr><tr><td>B部署</td><td>7.0</td><td>8.5</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">平均はほぼ同じでも、B部署は分散が大きいですね。つまりB部署は満足している人と不満な人の差が大きいことがわかります。平均だけでは見えない問題を発見できますよ。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc11">品質検査のサンプルデータで製品のばらつきを測る</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">製造ラインから20個を抜き取り検査して、製品の重量のばらつきを調べる場面です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">B2からB21に20個分の重量データが入っているとします。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR.S(B2:B21)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">結果が管理基準の分散を超えていれば、製造工程の見直しが必要です。全数検査ではなく抜き取り検査なので、VAR.S関数で母集団の分散を推定します。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>TIP</strong></p><p>標準偏差で管理したい場合は <a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-stdev-s/">STDEV.S関数</a> を使います。分散 = 標準偏差の2乗なので、<code>=VAR.S(B2:B21)</code> と <code>=STDEV.S(B2:B21)^2</code> は同じ値を返しますよ。</p></blockquote>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc12">IF関数と組み合わせて分散の大小を自動判定する</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">分散が基準値を超えたら「要確認」と表示する仕組みを作ってみましょう。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=IF(VAR.S(B2:B21) &gt; 5, &quot;要確認&quot;, &quot;正常&quot;)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">分散が5を超えたら「要確認」、5以下なら「正常」と表示されます。品質管理や検査レポートの自動判定に使えます。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc13">よくあるエラーと対処法</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc14">#DIV/0!エラー</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VAR.S関数で最もよく見るエラーです。以下の原因が考えられます。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>原因</th><th>対策</th></tr></thead><tbody><tr><td>数値が1個しかない</td><td>n-1=0で割り算できないため。データが2個以上あるか確認する</td></tr><tr><td>範囲内に数値が含まれていない</td><td>文字列ばかりの範囲を指定していないか確認する</td></tr><tr><td>空のセル範囲を指定している</td><td>データが入力されているセル範囲を確認する</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">VAR.P関数は数値が1個でも計算できますが（結果は0）、VAR.S関数は2個以上必要です。ここがVAR.P関数との大きな違いです。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc15">#VALUE!エラー</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">引数に文字列を直接入力すると発生します。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR.S(&quot;100&quot;, &quot;200&quot;)   → #VALUE!エラー
=VAR.S(100, 200)        → 正常に計算される</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">セル範囲内に文字列がある場合は自動で無視されます。ただし引数として直接文字列を渡すとエラーになるので注意してください。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc16">結果が想定より大きい・小さい</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">期待した値にならないときは、以下をチェックしてみてください。</p>



<ul class="wp-block-list"><li>セル範囲に文字列が混ざっていないか（無視されてデータ件数が減る）</li><li>VAR.P関数と間違えていないか（nで割るかn-1で割るかで結果が変わる）</li><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-count/">COUNT関数</a>で数値の個数を確認する</li></ul>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>TIP</strong></p><p>文字列や論理値も分散の計算に含めたい場合は、VARA関数を使います。VARA関数はTRUEを1、FALSEを0、文字列を0として計算に含めますよ。</p></blockquote>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc17">VAR.P関数やSTDEV関数との違い・使い分け</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc18">VAR.S関数とVAR.P関数の違い</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VAR.S関数とVAR.P関数は、どちらも分散を求める関数ですが、計算方法が異なります。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>項目</th><th>VAR.S</th><th>VAR.P</th></tr></thead><tbody><tr><td>正式名称</td><td>標本分散（不偏分散）</td><td>母分散</td></tr><tr><td>割る数</td><td>n &#8211; 1（不偏推定）</td><td>n</td></tr><tr><td>使う場面</td><td>データが全体の一部のとき</td><td>データが全部そろっているとき</td></tr><tr><td>結果</td><td>やや大きくなる</td><td>やや小さくなる</td></tr><tr><td>数値1個での動作</td><td>#DIV/0!エラー</td><td>0を返す</td></tr></tbody></table></figure>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc19">どちらを使えばいいか迷ったら</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">以下の基準で判断してみてください。</p>



<ul class="wp-block-list"><li><strong>VAR.S関数を使う場面</strong>: アンケート結果、サンプル検査、一部の顧客データの分析、抜き取り検査</li><li><strong>VAR.P関数を使う場面</strong>: クラス全員のテスト結果、全社員の売上データ、全店舗の月間売上</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph">判断のポイントは「手元のデータが対象の全数かどうか」です。</p>



<ul class="wp-block-list"><li>全社員500人のうち50人だけ調査した → VAR.S</li><li>全店舗10店のデータを10店分持っている → VAR.P</li></ul>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>NOTE</strong></p><p>データ件数が30を超えると、VAR.S関数とVAR.P関数の差はほとんどなくなります。迷ったらVAR.S関数を選んでおけば安全ですよ。</p></blockquote>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc20">分散と標準偏差の関係（4関数の使い分け）</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">分散と標準偏差は密接に関係しています。標準偏差は分散の平方根です。4つの関数を整理すると次のとおりです。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>関数</th><th>求めるもの</th><th>割る数</th><th>使う場面</th></tr></thead><tbody><tr><td>VAR.S</td><td>標本分散</td><td>n-1</td><td>一部のデータ</td></tr><tr><td>VAR.P</td><td>母分散</td><td>n</td><td>全部のデータ</td></tr><tr><td><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-stdev-s/">STDEV.S</a></td><td>標本標準偏差</td><td>n-1</td><td>一部のデータ</td></tr><tr><td><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-stdev-p/">STDEV.P</a></td><td>母標準偏差</td><td>n</td><td>全部のデータ</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">「ばらつきを元の単位で知りたい」ならSTDEV系、「分散そのものが必要」ならVAR系を選びます。たとえば売上データ（万円）なら、標準偏差は「万円」、分散は「万円の2乗」が単位です。実務で直感的にわかりやすいのは標準偏差ですが、統計的な検定では分散を直接使うこともありますよ。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc21">旧VAR関数との互換性</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VAR.S関数はExcel 2010で導入された「新しい名前」の関数です。旧VAR関数と<strong>計算結果はまったく同じ</strong>です。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>項目</th><th>VAR.S</th><th>VAR（旧）</th></tr></thead><tbody><tr><td>導入バージョン</td><td>Excel 2010</td><td>Excel 2003以前</td></tr><tr><td>計算結果</td><td>同一</td><td>同一</td></tr><tr><td>今後のサポート</td><td>推奨</td><td>互換性のために残存</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">Microsoftは新しい関数名（VAR.S / VAR.P）の使用を推奨しています。新規で数式を作るときはVAR.S関数を使いましょう。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>TIP</strong></p><p>旧VAR関数で作られたブックをVAR.Sに書き換える必要はありません。結果は変わらないので、そのまま使い続けて大丈夫ですよ。</p></blockquote>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc22">関連関数の一覧</span></h3>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>関数</th><th>説明</th><th>計算方法</th></tr></thead><tbody><tr><td>VAR.S</td><td>標本分散（数値のみ）</td><td>n-1で割る</td></tr><tr><td>VAR.P</td><td>母分散（数値のみ）</td><td>nで割る</td></tr><tr><td>VAR</td><td>VAR.Sの旧名称</td><td>n-1で割る</td></tr><tr><td>VARP</td><td>VAR.Pの旧名称</td><td>nで割る</td></tr><tr><td>VARA</td><td>標本分散（文字列・論理値も含む）</td><td>n-1で割る</td></tr><tr><td><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-stdev-s/">STDEV.S</a></td><td>標本標準偏差</td><td>n-1で割る</td></tr><tr><td><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-stdev-p/">STDEV.P</a></td><td>母標準偏差</td><td>nで割る</td></tr><tr><td><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-average/">AVERAGE</a></td><td>平均値を求める</td><td>&#8212;</td></tr></tbody></table></figure>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc23">まとめ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">ExcelのVAR.S関数は、標本データから<strong>分散</strong>を返す関数です。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc24">この記事のポイント</span></h3>



<ul class="wp-block-list"><li>構文は <code>=VAR.S(数値1, [数値2], ...)</code> で、セル範囲を指定するだけ</li><li>分散はデータのばらつきを数値化した指標。値が大きいほどばらつきが大きい</li><li>データが「全体の一部」→ VAR.S関数、「全部そろっている」→ VAR.P関数</li><li>n-1で割るのは、標本から母集団を推定するための補正</li><li>旧VAR関数と計算結果は同じ。新規で作るならVAR.Sを使う</li></ul>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc25">関連記事</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VAR.S関数の使い方がわかったら、以下の関数もあわせて覚えてみてください。データ分析の幅が広がりますよ。</p>



<ul class="wp-block-list"><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-stdev-s/">ExcelのSTDEV.S関数の使い方</a></li><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-stdev-p/">ExcelのSTDEV.P関数の使い方</a></li><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-average/">ExcelのAVERAGE関数の使い方</a></li><li><a href="https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-standardize/">ExcelのSTANDARDIZE関数の使い方</a></li></ul>
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		<item>
		<title>スプレッドシートのVAR.S関数の使い方｜標本分散を求める方法</title>
		<link>https://mashukabu.com/spreadsheet-var-s-function/</link>
					<comments>https://mashukabu.com/spreadsheet-var-s-function/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[まっしゅ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 27 Mar 2026 08:06:07 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Googleスプレッドシート]]></category>
		<category><![CDATA[VAR.S関数]]></category>
		<category><![CDATA[VAR関数]]></category>
		<category><![CDATA[スプレッドシート]]></category>
		<category><![CDATA[分散]]></category>
		<category><![CDATA[標本分散]]></category>
		<category><![CDATA[統計関数]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://mashukabu.com/?p=5479</guid>

					<description><![CDATA[GoogleスプレッドシートのVAR.S関数の使い方を基本構文から実務活用まで解説。VAR関数との関係やVAR.P関数との違い、STDEV.S関数との使い分け、エラー対処法もわかりやすく紹介します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">「VAR.S関数ってVAR関数と何が違うの？」。スプレッドシートで分散を調べていると、似た名前の関数がいくつも出てきて混乱しますよね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">結論からいうと、VAR.S関数とVAR関数は同じ計算をする関数です。ただし名前が違う理由があり、使い分けのルールも知っておくと迷わなくなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この記事ではVAR.S関数の基本から実務での活用例まで解説します。VAR関数やVAR.P関数との違いもあわせて整理しました。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-7" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-7">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">スプレッドシートのVAR.S関数とは？標本分散を求める関数</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">VAR.S関数の書き方（構文と引数）</a><ol><li><a href="#toc3" tabindex="0">基本構文</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">引数の説明</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">「標本」分散とは？</a></li></ol></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">VAR.S関数の基本的な使い方</a><ol><li><a href="#toc7" tabindex="0">分散を求める</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">分散の値をどう読むか</a></li></ol></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">VAR.S関数の実践的な使い方・応用例</a><ol><li><a href="#toc10" tabindex="0">データのばらつきを比較する</a></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">分散を使って外れ値を検出する</a></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">偏差平方和を求める</a></li></ol></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">よくあるエラーと対処法</a><ol><li><a href="#toc14" tabindex="0">#DIV/0!エラー</a></li><li><a href="#toc15" tabindex="0">#VALUE!エラー</a></li><li><a href="#toc16" tabindex="0">#NAME?エラー</a></li><li><a href="#toc17" tabindex="0">結果が0になるケース</a></li></ol></li><li><a href="#toc18" tabindex="0">VAR関数・VAR.P関数との違い・使い分け</a><ol><li><a href="#toc19" tabindex="0">VAR.S関数とVAR関数の違い</a></li><li><a href="#toc20" tabindex="0">どちらを使えばいいか</a></li><li><a href="#toc21" tabindex="0">VAR.S関数とVAR.P関数の違い</a></li><li><a href="#toc22" tabindex="0">どちらを使うか迷ったら</a></li><li><a href="#toc23" tabindex="0">STDEV.S関数との関係</a></li><li><a href="#toc24" tabindex="0">関連関数の一覧</a></li></ol></li><li><a href="#toc25" tabindex="0">まとめ</a><ol><li><a href="#toc26" tabindex="0">この記事のポイント</a></li><li><a href="#toc27" tabindex="0">関連する統計関数</a></li></ol></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">スプレッドシートのVAR.S関数とは？標本分散を求める関数</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">VAR.S関数（読み方: バー・エス関数）は、データの<strong>標本分散</strong>を返す関数です。「VAR」は「Variance（分散）」、「S」は「Sample（標本）」の略です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">標本分散とは、一部のデータから全体のばらつきを推定するための指標です。値が大きいほどデータのばらつきが大きくなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、社員1,000人のうち100人を抽出してアンケートを取ったとします。この100人分のデータは「標本（サンプル）」です。標本から全体のばらつきを推定するときにVAR.S関数を使います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">VAR.S関数にできることをまとめると、次のとおりです。</p>



<ul class="wp-block-list"><li>データのばらつき（標本分散）を数値で求める</li><li>複数のデータ群のばらつきを比較する</li><li>品質管理やテスト結果の分析に活用する</li><li><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-average-function/">AVERAGE関数</a>と組み合わせてデータの散らばり具合を定量化する</li></ul>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>NOTE</strong></p><p>VAR.S関数はGoogleスプレッドシートの全バージョンで使えます。Excelにも同名の関数があり、動作は同じです。<a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-var-function/">VAR関数</a>とまったく同じ計算結果になります。</p></blockquote>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">VAR.S関数の書き方（構文と引数）</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc3">基本構文</span></h3>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR.S(値1, [値2], ...)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">カッコの中に、分散を求めたいデータやセル範囲を指定します。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc4">引数の説明</span></h3>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>引数</th><th>必須/任意</th><th>説明</th></tr></thead><tbody><tr><td>値1</td><td>必須</td><td>分散を求めたい最初の値またはセル範囲</td></tr><tr><td>値2, &#8230;</td><td>任意</td><td>追加の値またはセル範囲。最大255個まで指定可能</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">引数にはセル参照、セル範囲、数値を直接指定できます。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>TIP</strong></p><p>セル範囲内の文字列・TRUE/FALSE・空白セルは自動的に無視されます。数値だけが計算の対象になりますよ。</p></blockquote>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc5">「標本」分散とは？</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VAR.S関数が返すのは<strong>標本分散</strong>です。ちょっとむずかしく聞こえますが、考え方はシンプルです。</p>



<ul class="wp-block-list"><li><strong>標本</strong>: データの一部だけを取り出した場合（例: 全社員のうち100人を抜き出して調査）</li><li><strong>母集団</strong>: データが全部そろっている場合（例: クラス30人全員のテスト結果）</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph">手元のデータが「全体の一部」なら、VAR.S関数を使います。計算では「n-1」で割ることで、全体のばらつきをより正確に推定します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">データが全員分そろっているなら、<a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-var-p-function/">VAR.P関数</a>を使います。この違いについては後半の「使い分け」セクションで詳しく説明しますね。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc6">VAR.S関数の基本的な使い方</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">以下の売上データでVAR.S関数を使ってみましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">B2からB8に7人分の月間売上データ（万円）が入っているとします。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>&nbsp;</th><th>A列（担当者）</th><th>B列（売上）</th></tr></thead><tbody><tr><td>2行目</td><td>田中</td><td>150</td></tr><tr><td>3行目</td><td>鈴木</td><td>80</td></tr><tr><td>4行目</td><td>佐藤</td><td>200</td></tr><tr><td>5行目</td><td>山田</td><td>120</td></tr><tr><td>6行目</td><td>高橋</td><td>90</td></tr><tr><td>7行目</td><td>伊藤</td><td>170</td></tr><tr><td>8行目</td><td>渡辺</td><td>130</td></tr></tbody></table></figure>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc7">分散を求める</span></h3>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR.S(B2:B8)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">結果は約 <strong>1,828.57</strong> です。各担当者の売上が平均値（約134.3万円）からどれくらい離れているかを表しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph">検算してみましょう。平均値は(150+80+200+120+90+170+130)/7 = 940/7 = 約134.3です。各値と平均の差を2乗して合計し、(n-1)=6で割った値が標本分散になります。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc8">分散の値をどう読むか</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">分散の値だけでは「大きい」「小さい」の判断がしにくいですよね。比較対象があると意味が出てきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、2つのチームの売上データを比べてみましょう。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>チーム</th><th>平均売上</th><th>分散</th></tr></thead><tbody><tr><td>Aチーム</td><td>134万円</td><td>1,829</td></tr><tr><td>Bチーム</td><td>134万円</td><td>225</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">平均売上は同じでも、Aチームの分散はBチームの約8倍です。Aチームのほうが売上のばらつきが大きいことがわかります。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>TIP</strong></p><p>分散の単位は「元データの2乗」です。売上（万円）の分散は「万円の2乗」になるため直感的に読みにくいです。ばらつきを元データと同じ単位で見たいときは、<a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-stdev-s-function/">STDEV.S関数</a>で標準偏差に変換しましょう。</p></blockquote>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc9">VAR.S関数の実践的な使い方・応用例</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc10">データのばらつきを比較する</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">分散は「ばらつきの大きさ」を表す数値なので、複数のデータ群を比較するのに使えます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、3チームの売上の安定度を比較してみましょう。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR.S(B2:B8)</code></pre>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR.S(C2:C8)</code></pre>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR.S(D2:D8)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">分散が小さいチームほど安定しています。ただし、平均値が異なるチームを比較する場合は注意が必要です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">平均値が違うと分散の大小だけでは公平に比較できません。その場合は<strong>変動係数（CV）</strong>（データのばらつきを相対的に比較する指標）を使います。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=STDEV.S(B2:B8)/AVERAGE(B2:B8)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">変動係数は「平均値に対するばらつきの割合」です。単位やスケールが違うデータ同士の比較にも使えますよ。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc11">分散を使って外れ値を検出する</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">平均から大きく離れたデータ（外れ値）を検出するのにも分散は役立ちます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「平均 +/- 標準偏差の2倍」の範囲から外れるデータを検出する数式です。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=IF(ABS(B2-AVERAGE($B$2:$B$8))&gt;2*SQRT(VAR.S($B$2:$B$8)), &quot;外れ値&quot;, &quot;&quot;)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">この数式をB2と同じ行のC列に入れて下方向にコピーすれば、外れ値に「外れ値」と表示されます。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>TIP</strong></p><p>外れ値の検出には分散そのものよりも、標準偏差（分散の平方根）を使うのが一般的です。<code>=SQRT(VAR.S(B2:B8))</code> と <code>=STDEV.S(B2:B8)</code> は同じ結果になりますよ。</p></blockquote>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc12">偏差平方和を求める</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">分散に「データ個数 &#8211; 1」を掛けると、偏差平方和（各データと平均の差を2乗して合計した値）が求まります。偏差平方和は回帰分析や分散分析の基礎になる値です。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR.S(B2:B8) * (COUNT(B2:B8) - 1)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-count-function/">COUNT関数</a>でデータ個数を数え、そこから1を引いた値を掛けています。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc13">よくあるエラーと対処法</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc14">#DIV/0!エラー</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VAR.S関数で最もよく見るエラーです。以下の原因が考えられます。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>原因</th><th>対策</th></tr></thead><tbody><tr><td>数値データが1個しかない</td><td>2個以上の数値データを指定する</td></tr><tr><td>範囲内に数値が含まれていない</td><td>文字列ばかりの範囲を指定していないか確認する</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">標本分散を計算するには最低2個の数値が必要です。1個しかないと「ばらつき」を求められないためエラーになります。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc15">#VALUE!エラー</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">引数に文字列を直接入力すると発生します。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR.S(&quot;100&quot;, &quot;200&quot;)   → #VALUE!エラー
=VAR.S(100, 200)        → 正常に計算される</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">セル範囲内に文字列がある場合は自動で無視されるので安心してください。文字列を直接引数として渡した場合にのみ発生するエラーです。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc16">#NAME?エラー</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">関数名のスペルミスで発生します。「VAR.S」のピリオドを忘れて「VARS」と入力すると、このエラーが出ます。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARS(B2:B8)    → #NAME?エラー
=VAR.S(B2:B8)   → 正常に計算される</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">ピリオドの位置に注意してくださいね。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc17">結果が0になるケース</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">すべてのデータが同じ値の場合、分散は0になります。これはエラーではなく「ばらつきがまったくない」という正しい結果です。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>TIP</strong></p><p>期待した結果にならないときは、セル範囲に文字列が混ざっていないか確認してください。VAR.S関数は文字列を無視するため、データ件数が想定より少なくなっている可能性があります。<a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-count-function/">COUNT関数</a>で数値の個数を確認するのがおすすめですよ。</p></blockquote>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc18">VAR関数・VAR.P関数との違い・使い分け</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc19">VAR.S関数とVAR関数の違い</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">結論からいうと、VAR.S関数とVAR関数は<strong>まったく同じ関数</strong>です。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>項目</th><th>VAR.S</th><th>VAR</th></tr></thead><tbody><tr><td>計算結果</td><td>標本分散</td><td>標本分散</td></tr><tr><td>割る数</td><td>n &#8211; 1</td><td>n &#8211; 1</td></tr><tr><td>結果の違い</td><td>なし（完全に同じ）</td><td>なし（完全に同じ）</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">ではなぜ2つの名前があるのでしょうか。もともとスプレッドシートには「VAR」と「VARP」がありました。しかし「標本」と「母集団」の区別がわかりにくいという声がありました。そこで「VAR.S」（Sample）と「VAR.P」（Population）という対称的な名前が追加されたのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">つまりVAR.Sは「VARの新しい名前」です。どちらを使っても結果は変わりません。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc20">どちらを使えばいいか</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">新規で数式を書くなら<strong>VAR.S関数がおすすめ</strong>です。理由は以下のとおりです。</p>



<ul class="wp-block-list"><li>VAR.P関数と名前の対称性があり、使い分けがわかりやすい</li><li>「S = Sample（標本）」という意味が名前に含まれている</li><li>既存のVAR関数は今後も使えるので、書き換える必要はない</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph">すでにVAR関数を使っている数式をわざわざ修正する必要はありませんよ。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc21">VAR.S関数とVAR.P関数の違い</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VAR.S関数とVAR.P関数は、計算方法が異なります。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>項目</th><th>VAR.S</th><th>VAR.P</th></tr></thead><tbody><tr><td>正式名称</td><td>標本分散</td><td>母集団の分散</td></tr><tr><td>割る数</td><td>n &#8211; 1</td><td>n</td></tr><tr><td>使う場面</td><td>データが全体の一部のとき</td><td>データが全部そろっているとき</td></tr><tr><td>結果</td><td>やや大きくなる</td><td>やや小さくなる</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">同じデータでもVAR.S関数のほうが値がやや大きくなります。これは一部のデータから全体を推定するための補正です。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc22">どちらを使うか迷ったら</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">以下の基準で判断してみてください。</p>



<ul class="wp-block-list"><li><strong>VAR.S関数を使う場面</strong>: アンケート結果（回答者は全体の一部）、サンプル検査、一部の顧客データの分析</li><li><strong>VAR.P関数を使う場面</strong>: クラス全員のテスト結果、全社員の評価データ、全店舗の月間売上</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph">迷ったらVAR.S関数を選んでおけば安全です。n-1で割るほうが推定値として保守的になるため、判断を誤るリスクが低くなりますよ。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>NOTE</strong></p><p>データ件数が30を超えると、VAR.S関数とVAR.P関数の差はほとんどなくなります。どちらを使っても実務上の問題はありません。</p></blockquote>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc23">STDEV.S関数との関係</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-stdev-s-function/">STDEV.S関数</a>は<strong>標本標準偏差</strong>を返す関数です。分散と標準偏差の関係は以下のとおりです。</p>



<ul class="wp-block-list"><li>分散 = 標準偏差の2乗</li><li>標準偏差 = 分散の平方根（ルート）</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph">つまり <code>=VAR.S(B2:B8)</code> と <code>=STDEV.S(B2:B8)^2</code> は同じ結果になります。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>関数</th><th>返す値</th><th>単位</th></tr></thead><tbody><tr><td>VAR / VAR.S</td><td>分散（標本分散）</td><td>元データの2乗</td></tr><tr><td>STDEV / STDEV.S</td><td>標準偏差（標本標準偏差）</td><td>元データと同じ</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">標準偏差は元データと同じ単位なので直感的に理解しやすいです。実務では<strong>STDEV.S関数（標準偏差）を使うのが一般的</strong>です。ただし、分散分析やポートフォリオのリスク計算など、分散が直接必要になる場面もありますよ。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc24">関連関数の一覧</span></h3>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>関数</th><th>説明</th><th>計算方法</th></tr></thead><tbody><tr><td><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-var-function/">VAR</a></td><td>標本分散</td><td>n-1で割る</td></tr><tr><td>VAR.S</td><td>VARと同じ（新名称）</td><td>n-1で割る</td></tr><tr><td><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-var-p-function/">VAR.P</a></td><td>母集団の分散</td><td>nで割る</td></tr><tr><td>VARP</td><td>VAR.Pの旧名称</td><td>nで割る</td></tr><tr><td><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-stdev-function/">STDEV</a></td><td>標本標準偏差</td><td>n-1で割る</td></tr><tr><td><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-stdev-s-function/">STDEV.S</a></td><td>STDEVと同じ（新名称）</td><td>n-1で割る</td></tr></tbody></table></figure>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc25">まとめ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">VAR.S関数は、データの<strong>標本分散</strong>を返す関数です。VAR関数とまったく同じ計算をします。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc26">この記事のポイント</span></h3>



<ul class="wp-block-list"><li>構文は <code>=VAR.S(値1, [値2], ...)</code> で、セル範囲を指定するだけ</li><li>VAR.S関数とVAR関数は同じ関数。「S = Sample（標本）」の意味</li><li>新規で書くならVAR.S関数がおすすめ（VAR.Pとの対称性がわかりやすい）</li><li>データが「全体の一部」→ VAR.S関数、「全部そろっている」→ VAR.P関数</li><li>迷ったらVAR.S関数を選んでおけば安全</li></ul>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc27">関連する統計関数</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VAR.S関数の使い方がわかったら、以下の関数もあわせて覚えてみてください。データ分析の幅が広がりますよ。</p>



<ul class="wp-block-list"><li><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-var-function/">スプレッドシートのVAR関数の使い方</a></li><li><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-var-p-function/">スプレッドシートのVAR.P関数の使い方</a></li><li><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-stdev-s-function/">スプレッドシートのSTDEV.S関数の使い方</a></li><li><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-stdev-function/">スプレッドシートのSTDEV関数の使い方</a></li><li><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-average-function/">スプレッドシートのAVERAGE関数の使い方</a></li></ul>
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			</item>
		<item>
		<title>スプレッドシートのVARP関数の使い方｜VAR.Pとの違いも解説</title>
		<link>https://mashukabu.com/spreadsheet-varp-function/</link>
					<comments>https://mashukabu.com/spreadsheet-varp-function/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[まっしゅ]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 27 Mar 2026 08:06:02 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Googleスプレッドシート]]></category>
		<category><![CDATA[VAR.P関数]]></category>
		<category><![CDATA[VARP関数]]></category>
		<category><![CDATA[スプレッドシート]]></category>
		<category><![CDATA[分散]]></category>
		<category><![CDATA[母分散]]></category>
		<category><![CDATA[統計関数]]></category>
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					<description><![CDATA[GoogleスプレッドシートのVARP関数の使い方を基本構文から実務活用まで解説。VAR.P関数との違いや互換関数としての位置づけ、エラー対処法もわかりやすく紹介します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">「VARP関数って何？ VAR.P関数と何が違うの？」。スプレッドシートで分散を調べていると、似た名前の関数がいくつも出てきて混乱しますよね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">結論からいうと、VARP関数とVAR.P関数は同じ計算をする関数です。VARPはVAR.Pの互換関数（旧名称）なので、計算結果はまったく同じになります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この記事ではVARP関数の基本から使い方まで解説します。VAR.P関数との関係や、どちらを使うべきかも整理しました。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-8" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-8">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">VARP関数とは？スプレッドシートで母分散を求める互換関数</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">VARP関数の書き方（構文と引数）</a><ol><li><a href="#toc3" tabindex="0">基本構文</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">引数の説明</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">「母集団」の分散とは？</a></li></ol></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">VARP関数の基本的な使い方</a><ol><li><a href="#toc7" tabindex="0">母分散を求める</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">分散の値をどう読むか</a></li></ol></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">VAR.P関数との違い</a><ol><li><a href="#toc10" tabindex="0">VARP関数とVAR.P関数の比較表</a></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">なぜ2つの名前があるのか</a></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">どちらを使えばいいか</a></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">関連関数の一覧</a></li></ol></li><li><a href="#toc14" tabindex="0">よくあるエラーと対処法</a><ol><li><a href="#toc15" tabindex="0">#DIV/0!エラー</a></li><li><a href="#toc16" tabindex="0">#VALUE!エラー</a></li><li><a href="#toc17" tabindex="0">結果が0になるケース</a></li></ol></li><li><a href="#toc18" tabindex="0">まとめ</a><ol><li><a href="#toc19" tabindex="0">この記事のポイント</a></li><li><a href="#toc20" tabindex="0">関連する統計関数</a></li></ol></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">VARP関数とは？スプレッドシートで母分散を求める互換関数</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">VARP関数（読み方: バーピー関数）は、データの<strong>母分散</strong>を返す関数です。「VAR」は「Variance（分散）」、「P」は「Population（母集団）」の略です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">VARP関数は<a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-var-p-function/">VAR.P関数</a>の<strong>互換関数（旧名称）</strong>です。もともとスプレッドシートにはVARPとVARの2つがありました。しかし「母集団」と「標本」の区別がわかりにくいため、後から「VAR.P」（Population）と「VAR.S」（Sample）が追加されました。</p>



<p class="wp-block-paragraph">つまりVARPは「VAR.Pの古い名前」です。どちらを使っても結果は変わりません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">VARP関数にできることをまとめると、次のとおりです。</p>



<ul class="wp-block-list"><li>データ全体のばらつき（母分散）を数値で求める</li><li>複数のグループのばらつきを比較する</li><li>品質管理やテスト結果の分析に活用する</li><li><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-average-function/">AVERAGE関数</a>と組み合わせてデータの散らばり具合を定量化する</li></ul>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>NOTE</strong></p><p>VARP関数はGoogleスプレッドシートの全バージョンで使えます。Excelにも同名の互換関数があり、動作は同じです。</p></blockquote>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">VARP関数の書き方（構文と引数）</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc3">基本構文</span></h3>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARP(値1, [値2], ...)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">カッコの中に、母分散を求めたいデータやセル範囲を指定します。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc4">引数の説明</span></h3>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>引数</th><th>必須/任意</th><th>説明</th></tr></thead><tbody><tr><td>値1</td><td>必須</td><td>母分散を求めたい最初の値またはセル範囲</td></tr><tr><td>値2, &#8230;</td><td>任意</td><td>追加の値またはセル範囲。最大255個まで指定可能</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">引数にはセル参照、セル範囲、数値を直接指定できます。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>TIP</strong></p><p>セル範囲内の文字列・TRUE/FALSE・空白セルは自動的に無視されます。数値だけが計算の対象になりますよ。</p></blockquote>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc5">「母集団」の分散とは？</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VARP関数が返すのは<strong>母集団の分散</strong>です。ちょっとむずかしく聞こえますが、考え方はシンプルです。</p>



<ul class="wp-block-list"><li><strong>母集団</strong>: データが全部そろっている場合（例: クラス30人全員のテスト結果）</li><li><strong>標本</strong>: データの一部だけを取り出した場合（例: 社員1,000人のうち100人を抜き出して調査）</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph">手元のデータが「全員分」「全期間分」なら、VARP関数（またはVAR.P関数）を使います。計算では偏差平方和（各データと平均の差を2乗して合計した値）を「n（データ個数）」で割ります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">データが全体の一部なら、<a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-var-function/">VAR関数</a>を使いましょう。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc6">VARP関数の基本的な使い方</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">以下の売上データでVARP関数を使ってみましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">B2からB11に営業部10人<strong>全員</strong>の月間売上データ（万円）が入っているとします。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>&nbsp;</th><th>A列（担当者）</th><th>B列（売上）</th></tr></thead><tbody><tr><td>2行目</td><td>田中</td><td>120</td></tr><tr><td>3行目</td><td>鈴木</td><td>85</td></tr><tr><td>4行目</td><td>佐藤</td><td>200</td></tr><tr><td>5行目</td><td>山田</td><td>150</td></tr><tr><td>6行目</td><td>高橋</td><td>95</td></tr><tr><td>7行目</td><td>伊藤</td><td>180</td></tr><tr><td>8行目</td><td>渡辺</td><td>110</td></tr><tr><td>9行目</td><td>中村</td><td>130</td></tr><tr><td>10行目</td><td>小林</td><td>160</td></tr><tr><td>11行目</td><td>加藤</td><td>140</td></tr></tbody></table></figure>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc7">母分散を求める</span></h3>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARP(B2:B11)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">結果は <strong>1,206</strong> です。10人全員のデータなので「母集団」として計算されます。各担当者の売上が平均値（137万円）からどれくらい離れているかを表しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-var-p-function/">VAR.P関数</a>で同じ範囲を指定しても、結果は同じです。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR.P(B2:B11)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">こちらも <strong>1,206</strong> になります。どちらの関数を使っても計算結果は変わりませんよ。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc8">分散の値をどう読むか</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">分散の値だけでは「大きい」「小さい」の判断がしにくいですよね。比較対象があると意味が出てきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、2つの部署の売上データを比べてみましょう。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>部署</th><th>平均売上</th><th>母分散（VARP）</th></tr></thead><tbody><tr><td>営業1課</td><td>137万円</td><td>1,206</td></tr><tr><td>営業2課</td><td>137万円</td><td>121</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">平均売上は同じでも、営業1課の分散は営業2課の約10倍です。営業1課のほうが売上のばらつきが大きいことがわかります。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>TIP</strong></p><p>分散の単位は「元データの2乗」になります。売上（万円）の分散は「万円の2乗」です。直感的にわかりにくいと感じたら、<a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-stdev-p-function/">STDEV.P関数</a>で母標準偏差（データと同じ単位でばらつきを表す指標）に変換しましょう。</p></blockquote>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc9">VAR.P関数との違い</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc10">VARP関数とVAR.P関数の比較表</span></h3>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>項目</th><th>VARP</th><th>VAR.P</th></tr></thead><tbody><tr><td>計算結果</td><td>母分散</td><td>母分散</td></tr><tr><td>割る数</td><td>n</td><td>n</td></tr><tr><td>結果の違い</td><td>なし（完全に同じ）</td><td>なし（完全に同じ）</td></tr><tr><td>位置づけ</td><td>互換関数（旧名称）</td><td>現行の推奨関数</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">計算方法も結果もまったく同じです。違いは名前だけですよ。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc11">なぜ2つの名前があるのか</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">もともとスプレッドシートには「VARP」（母集団）と「VAR」（標本）がありました。しかし名前から「母集団用」「標本用」の区別がつきにくいですよね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そこで新しく「VAR.P」（Population）と「<a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-var-s-function/">VAR.S</a>」（Sample）が追加されました。ピリオド付きの名前なら、PとSの意味がすぐわかります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">VARPは後方互換性のために残されています。既存のスプレッドシートで使われているVARP関数は、そのまま動作し続けますよ。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc12">どちらを使えばいいか</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">新規で数式を書くなら<strong>VAR.P関数がおすすめ</strong>です。理由は以下のとおりです。</p>



<ul class="wp-block-list"><li><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-var-s-function/">VAR.S関数</a>と名前の対称性があり、使い分けがわかりやすい</li><li>「P = Population（母集団）」という意味が名前に含まれている</li><li>Googleの公式ドキュメントでもVAR.Pが推奨されている</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph">すでにVARP関数を使っている数式をわざわざ修正する必要はありませんよ。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc13">関連関数の一覧</span></h3>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>関数</th><th>説明</th><th>計算方法</th></tr></thead><tbody><tr><td><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-var-function/">VAR</a></td><td>標本分散</td><td>n-1で割る</td></tr><tr><td><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-var-s-function/">VAR.S</a></td><td>VARと同じ（新名称）</td><td>n-1で割る</td></tr><tr><td><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-var-p-function/">VAR.P</a></td><td>母集団の分散</td><td>nで割る</td></tr><tr><td>VARP</td><td>VAR.Pの旧名称（この記事）</td><td>nで割る</td></tr><tr><td><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-stdevp-function/">STDEVP</a></td><td>母標準偏差（互換関数）</td><td>nで割る</td></tr><tr><td><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-stdev-p-function/">STDEV.P</a></td><td>母集団の標準偏差</td><td>nで割る</td></tr></tbody></table></figure>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc14">よくあるエラーと対処法</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc15">#DIV/0!エラー</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VARP関数で最もよく見るエラーです。以下の原因が考えられます。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>原因</th><th>対策</th></tr></thead><tbody><tr><td>範囲内に数値データがない</td><td>文字列ばかりの範囲を指定していないか確認する</td></tr><tr><td>数値データが0個</td><td>1個以上の数値データを指定する</td></tr></tbody></table></figure>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>NOTE</strong></p><p><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-var-function/">VAR関数</a>は最低2個の数値が必要ですが、VARP関数は1個でも計算できます（結果は0になります）。0個の場合にのみ#DIV/0!エラーが発生しますよ。</p></blockquote>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc16">#VALUE!エラー</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">引数に文字列を直接入力すると発生します。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARP(&quot;100&quot;, &quot;200&quot;)   → #VALUE!エラー
=VARP(100, 200)        → 正常に計算される</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">セル範囲内に文字列がある場合は自動で無視されるので安心してください。文字列を直接引数として渡した場合にのみ発生するエラーです。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc17">結果が0になるケース</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">すべてのデータが同じ値の場合、分散は0になります。これはエラーではなく「ばらつきがまったくない」という正しい結果です。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>TIP</strong></p><p>期待した結果にならないときは、セル範囲に文字列が混ざっていないか確認してください。VARP関数は文字列を無視するため、データ件数が想定より少なくなっている可能性があります。<a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-count-function/">COUNT関数</a>で数値の個数を確認するのがおすすめですよ。</p></blockquote>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc18">まとめ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">VARP関数は、データの<strong>母集団の分散</strong>を返す関数です。<a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-var-p-function/">VAR.P関数</a>の互換関数（旧名称）で、計算結果はまったく同じです。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc19">この記事のポイント</span></h3>



<ul class="wp-block-list"><li>構文は <code>=VARP(値1, [値2], ...)</code> で、セル範囲を指定するだけ</li><li>VARP関数とVAR.P関数は同じ関数。VARPが旧名称</li><li>新規で書くならVAR.P関数がおすすめ（VAR.Sとの対称性がわかりやすい）</li><li>母分散はデータ全体のばらつきを数値化した指標</li><li>既存のVARP関数を書き換える必要はない</li></ul>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc20">関連する統計関数</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VARP関数の使い方がわかったら、以下の関数もあわせて覚えてみてください。データ分析の幅が広がりますよ。</p>



<ul class="wp-block-list"><li><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-var-p-function/">スプレッドシートのVAR.P関数の使い方</a></li><li><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-var-function/">スプレッドシートのVAR関数の使い方</a></li><li><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-var-s-function/">スプレッドシートのVAR.S関数の使い方</a></li><li><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-stdevp-function/">スプレッドシートのSTDEVP関数の使い方</a></li><li><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-stdev-p-function/">スプレッドシートのSTDEV.P関数の使い方</a></li></ul>
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		<title>スプレッドシートのVARA関数の使い方｜文字列・論理値を含む分散</title>
		<link>https://mashukabu.com/spreadsheet-vara-function/</link>
					<comments>https://mashukabu.com/spreadsheet-vara-function/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[まっしゅ]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 26 Mar 2026 11:42:48 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Googleスプレッドシート]]></category>
		<category><![CDATA[VARA関数]]></category>
		<category><![CDATA[VAR関数]]></category>
		<category><![CDATA[スプレッドシート]]></category>
		<category><![CDATA[分散]]></category>
		<category><![CDATA[標本分散]]></category>
		<category><![CDATA[統計関数]]></category>
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					<description><![CDATA[GoogleスプレッドシートのVARA関数の使い方を基本構文から実務活用まで解説。文字列を0、TRUEを1として分散計算する仕組みやVAR関数との違い、エラー対処法もわかりやすく紹介します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">「アンケートの回答データに文字や空欄が混ざっていて、分散がうまく計算できない&#8230;」。こんな経験はありませんか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">スプレッドシートのVAR関数は文字列やTRUE/FALSEを無視して計算します。便利ですが、「未回答」や「はい/いいえ」も含めてばらつきを測りたい場面もありますよね。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんなときに使えるのがVARA関数です。この記事では基本の書き方からVAR関数との違い、実務での活用例まで解説します。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-9" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-9">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">スプレッドシートのVARA関数とは？文字列・論理値も計算に含める分散関数</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">VARA関数の書き方（構文と引数）</a><ol><li><a href="#toc3" tabindex="0">基本構文</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">引数の説明</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">標本分散の計算方法</a></li></ol></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">VARA関数の基本的な使い方</a><ol><li><a href="#toc7" tabindex="0">VAR関数とVARA関数で結果を比べる</a></li></ol></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">VARA関数とVAR関数の違い</a><ol><li><a href="#toc9" tabindex="0">どちらを使うべきか？</a></li></ol></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">VARA関数の実践的な使い方・応用例</a><ol><li><a href="#toc11" tabindex="0">アンケートの回答率を考慮した分散</a></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">TRUE/FALSEデータの分散を求める</a></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">STDEVA関数と組み合わせる</a></li></ol></li><li><a href="#toc14" tabindex="0">VARA関数でエラーが出るときの対処法</a><ol><li><a href="#toc15" tabindex="0">#DIV/0!エラー</a></li><li><a href="#toc16" tabindex="0">#VALUE!エラー</a></li><li><a href="#toc17" tabindex="0">意図しない結果になるケース</a></li></ol></li><li><a href="#toc18" tabindex="0">関連する統計関数との使い分け</a></li><li><a href="#toc19" tabindex="0">まとめ</a><ol><li><a href="#toc20" tabindex="0">この記事のポイント</a></li><li><a href="#toc21" tabindex="0">次のステップ：関連する統計関数</a></li></ol></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">スプレッドシートのVARA関数とは？文字列・論理値も計算に含める分散関数</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">VARA関数（読み方: バーエー関数）は、データの<strong>標本分散</strong>を返す関数です。「VARA」の「A」は「All（すべて）」を意味します。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-var-function/">VAR関数</a>との最大の違いは、文字列やTRUE/FALSEの扱いです。VAR関数はこれらを無視しますが、VARA関数は数値に変換して計算に含めます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">具体的には、次のルールで変換されます。</p>



<ul class="wp-block-list"><li><strong>文字列</strong> → 0として計算</li><li><strong>TRUE</strong> → 1として計算</li><li><strong>FALSE</strong> → 0として計算</li><li><strong>空白セル</strong> → 無視（VAR関数と同じ）</li><li><strong>数値</strong> → そのまま計算（VAR関数と同じ）</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph">VARA関数にできることをまとめると、次のとおりです。</p>



<ul class="wp-block-list"><li>文字列や論理値が混ざったデータの標本分散を求める</li><li>「未回答」「該当なし」などの文字データも含めたばらつきを測定する</li><li>TRUE/FALSEの出欠データを数値化して分析する</li></ul>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>NOTE</strong></p><p>VARA関数はGoogleスプレッドシートの全バージョンで使えます。Excelにも同名の関数があり、動作は同じです。</p></blockquote>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">VARA関数の書き方（構文と引数）</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc3">基本構文</span></h3>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARA(値1, [値2], ...)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">カッコの中に、分散を求めたいデータやセル範囲を指定します。書き方はVAR関数とまったく同じです。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc4">引数の説明</span></h3>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>引数</th><th>必須/任意</th><th>説明</th></tr></thead><tbody><tr><td>値1</td><td>必須</td><td>分散を求めたい最初の値またはセル範囲</td></tr><tr><td>値2, &#8230;</td><td>任意</td><td>追加の値またはセル範囲。最大255個まで指定可能</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">引数にはセル参照、セル範囲、数値を直接指定できます。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>TIP</strong></p><p>VAR関数とは異なり、セル範囲内の文字列はすべて0、TRUEは1、FALSEは0として扱われます。空白セルだけが無視される点に注意してください。</p></blockquote>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc5">標本分散の計算方法</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VARA関数が返すのは<strong>標本分散</strong>です。計算では「n-1」で割ります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">手元のデータが「全体の一部」なら標本分散（VARA関数）を使います。データが全員分そろっているなら母集団分散（VARPA関数）を使います。</p>



<p class="wp-block-paragraph">迷ったらVARA関数を選んでおけば安全です。n-1で割るほうが推定値として保守的になりますよ。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc6">VARA関数の基本的な使い方</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">以下のアンケートデータでVARA関数を使ってみましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">B2からB7に6件のアンケート回答データが入っているとします。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>&nbsp;</th><th>A列（回答者）</th><th>B列（スコア）</th></tr></thead><tbody><tr><td>2行目</td><td>回答者1</td><td>80</td></tr><tr><td>3行目</td><td>回答者2</td><td>90</td></tr><tr><td>4行目</td><td>回答者3</td><td>未回答</td></tr><tr><td>5行目</td><td>回答者4</td><td>70</td></tr><tr><td>6行目</td><td>回答者5</td><td>TRUE</td></tr><tr><td>7行目</td><td>回答者6</td><td>85</td></tr></tbody></table></figure>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc7">VAR関数とVARA関数で結果を比べる</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">まずVAR関数で計算してみます。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR(B2:B7)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">VAR関数は文字列（「未回答」）とTRUEを無視します。計算対象は80, 90, 70, 85の4個です。結果は約<strong>72.92</strong>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">次にVARA関数で計算します。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARA(B2:B7)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">VARA関数は「未回答」を0、TRUEを1として計算に含めます。計算対象は80, 90, 0, 70, 1, 85の6個です。結果は約<strong>1,782.67</strong>です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">VAR関数とVARA関数で結果が大きく異なるのは、文字列やTRUEが0や1に変換されて計算に入るためです。この違いを理解しておくことがポイントですよ。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc8">VARA関数とVAR関数の違い</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">VARA関数とVAR関数の違いを表にまとめました。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>データ型</th><th>VAR関数</th><th>VARA関数</th></tr></thead><tbody><tr><td>数値</td><td>そのまま計算</td><td>そのまま計算</td></tr><tr><td>文字列（セル内）</td><td>無視する</td><td><strong>0として計算</strong></td></tr><tr><td>TRUE（セル内）</td><td>無視する</td><td><strong>1として計算</strong></td></tr><tr><td>FALSE（セル内）</td><td>無視する</td><td><strong>0として計算</strong></td></tr><tr><td>空白セル</td><td>無視する</td><td>無視する</td></tr><tr><td>文字列（直接入力）</td><td>#VALUE!エラー</td><td>#VALUE!エラー</td></tr></tbody></table></figure>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc9">どちらを使うべきか？</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">ほとんどの場合は<a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-var-function/">VAR関数</a>で十分です。VARA関数を使うのは、次のようなケースです。</p>



<ul class="wp-block-list"><li>文字列の「未回答」や「該当なし」を<strong>0として計算に含めたい</strong>場合</li><li>TRUE/FALSEの論理値を<strong>1/0として分散に反映させたい</strong>場合</li><li>データの「欠損」自体をばらつきの要因として扱いたい場合</li></ul>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>TIP</strong></p><p>「文字列は無視してほしい」場合はVAR関数、「文字列も含めて計算したい」場合はVARA関数と覚えておけばOKです。</p></blockquote>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc10">VARA関数の実践的な使い方・応用例</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc11">アンケートの回答率を考慮した分散</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">アンケートで「未回答」が多いデータのばらつきを分析するケースです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">B2からB11に10件の満足度スコア（1〜5）が入っており、一部が「未回答」になっているとします。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARA(B2:B11)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">VARA関数なら「未回答」を0として計算に含めるため、回答率が低いことによるデータのばらつきも反映されます。VAR関数を使うと「未回答」は無視され、回答済みデータだけの分散になります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">どちらが適切かは分析の目的次第です。「回答した人だけの傾向」を見たいならVAR関数、「未回答も含めた全体像」を見たいならVARA関数を選んでください。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc12">TRUE/FALSEデータの分散を求める</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">出欠データやチェックボックスの結果を分析するケースです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">B2からB11に10人分の出席データ（TRUE=出席、FALSE=欠席）が入っているとします。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARA(B2:B11)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">VARA関数はTRUEを1、FALSEを0に変換して分散を計算します。結果が0に近ければ出欠が安定しています。結果が大きければ出席・欠席がバラバラということです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">VAR関数でこのデータを計算すると、TRUE/FALSEがすべて無視されて#DIV/0!エラーになります。論理値だけのデータにはVARA関数を使いましょう。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc13">STDEVA関数と組み合わせる</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">分散の値は「元データの2乗」の単位になるため、直感的にわかりにくいです。元データと同じ単位で確認したいなら、標準偏差を返すSTDEVA関数を使いましょう。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=STDEVA(B2:B11)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">STDEVA関数はVARA関数の平方根を返します。つまり <code>=SQRT(VARA(B2:B11))</code> と同じ結果です。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>関数</th><th>返す値</th><th>単位</th></tr></thead><tbody><tr><td>VARA</td><td>分散（標本分散）</td><td>元データの2乗</td></tr><tr><td>STDEVA</td><td>標準偏差（標本標準偏差）</td><td>元データと同じ</td></tr></tbody></table></figure>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>TIP</strong></p><p>実務でばらつきを報告する場合は、標準偏差（STDEVA関数）のほうが伝わりやすいですよ。「分散が2,500」と言われてもピンときませんが、「標準偏差が50点」なら直感的にわかりますよね。</p></blockquote>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc14">VARA関数でエラーが出るときの対処法</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc15">#DIV/0!エラー</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VARA関数で最もよく見るエラーです。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>原因</th><th>対策</th></tr></thead><tbody><tr><td>数値・文字列・論理値の合計が1個以下</td><td>2個以上のデータを指定する</td></tr><tr><td>範囲内がすべて空白セル</td><td>データが入っているセル範囲を指定する</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">分散を計算するには最低2個のデータが必要です。空白セルは無視されるため、空白だらけの範囲を指定するとエラーになります。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc16">#VALUE!エラー</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">引数に文字列を直接入力すると発生します。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VARA(&quot;テスト&quot;, 100)   → #VALUE!エラー
=VARA(A1, 100)          → 正常（A1に文字列があれば0として計算）</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">セル参照で指定すれば文字列は0に変換されます。直接入力はエラーになるので注意してください。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc17">意図しない結果になるケース</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VARA関数は文字列を0として計算するため、意図せず結果が歪むことがあります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、100点満点のスコアデータに「未回答」が混ざっていると、0点として計算されます。平均値が下がり、分散も大きくなります。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「未回答=0点ではない」場合は、VAR関数を使うか、IFERROR関数でデータを事前に整理しておくのがおすすめです。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc18">関連する統計関数との使い分け</span></h2>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>関数</th><th>説明</th><th>文字列の扱い</th><th>計算方法</th></tr></thead><tbody><tr><td><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-var-function/">VAR</a></td><td>標本分散</td><td>無視</td><td>n-1で割る</td></tr><tr><td>VARA</td><td>標本分散（文字列・論理値を含む）</td><td>0として計算</td><td>n-1で割る</td></tr><tr><td>VAR.P / VARP</td><td>母集団の分散</td><td>無視</td><td>nで割る</td></tr><tr><td>VARPA</td><td>母集団の分散（文字列・論理値を含む）</td><td>0として計算</td><td>nで割る</td></tr><tr><td><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-stdev-function/">STDEV</a></td><td>標本標準偏差</td><td>無視</td><td>n-1で割る</td></tr><tr><td>STDEVA</td><td>標本標準偏差（文字列・論理値を含む）</td><td>0として計算</td><td>n-1で割る</td></tr></tbody></table></figure>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc19">まとめ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">VARA関数は、文字列やTRUE/FALSEを数値に変換して<strong>標本分散</strong>を計算する関数です。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc20">この記事のポイント</span></h3>



<ul class="wp-block-list"><li>構文は <code>=VARA(値1, [値2], ...)</code> で、VAR関数と同じ書き方</li><li>文字列→0、TRUE→1、FALSE→0に変換して計算に含める</li><li>空白セルだけが無視される（VAR関数は文字列・論理値も無視）</li><li>「未回答を0として扱いたい」「TRUE/FALSEの分散を測りたい」ときに使う</li><li>ほとんどの場合はVAR関数で十分。VARA関数は混在データの分析用</li></ul>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc21">次のステップ：関連する統計関数</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VARA関数の使い方がわかったら、以下の関数もあわせて覚えてみてください。データ分析の幅が広がりますよ。</p>



<ul class="wp-block-list"><li><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-var-function/">スプレッドシートのVAR関数の使い方</a></li><li><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-stdev-function/">スプレッドシートのSTDEV関数の使い方</a></li><li><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-average-function/">スプレッドシートのAVERAGE関数の使い方</a></li></ul>
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		<title>スプレッドシートのVAR関数の使い方｜標本分散を求める方法</title>
		<link>https://mashukabu.com/spreadsheet-var-function/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[まっしゅ]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 21 Mar 2026 11:29:16 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Googleスプレッドシート]]></category>
		<category><![CDATA[STDEV関数]]></category>
		<category><![CDATA[VAR.P関数]]></category>
		<category><![CDATA[VAR関数]]></category>
		<category><![CDATA[スプレッドシート]]></category>
		<category><![CDATA[分散]]></category>
		<category><![CDATA[統計関数]]></category>
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					<description><![CDATA[GoogleスプレッドシートのVAR関数の使い方を基本構文から実務活用まで解説。標本分散の意味やVAR.Pとの違い、STDEV関数との関係、エラー対処法もわかりやすく紹介します。]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">「売上データのばらつきを数字で把握したいけど、どの関数を使えばいいんだろう？」。こんな疑問を感じたことはありませんか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">平均値だけでは、データがどれくらい散らばっているかが見えません。ばらつきを数値化できれば、チーム間の比較やデータの安定度の評価に使えます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そんなときに使うのがVAR関数です。この記事では基本の書き方から実務での活用例まで解説します。VAR.P関数との違いやSTDEV関数との関係もあわせて整理しました。</p>




  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-10" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-10">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"><li><a href="#toc1" tabindex="0">VAR関数とは？標本分散を求める関数</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">VAR関数の書き方（構文と引数）</a><ol><li><a href="#toc3" tabindex="0">基本構文</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">引数の説明</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">「標本」分散とは？</a></li></ol></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">VAR関数の基本的な使い方</a><ol><li><a href="#toc7" tabindex="0">分散を求める</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">分散の値をどう読むか</a></li></ol></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">VAR関数の実践的な使い方・応用例</a><ol><li><a href="#toc10" tabindex="0">データのばらつきを比較する</a></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">分散を使って外れ値を検出する</a></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">偏差平方和を求める</a></li></ol></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">よくあるエラーと対処法</a><ol><li><a href="#toc14" tabindex="0">#DIV/0!エラー</a></li><li><a href="#toc15" tabindex="0">#VALUE!エラー</a></li><li><a href="#toc16" tabindex="0">結果が0になるケース</a></li></ol></li><li><a href="#toc17" tabindex="0">VAR.P関数・STDEV関数との違い・使い分け</a><ol><li><a href="#toc18" tabindex="0">VAR関数とVAR.P関数の違い</a></li><li><a href="#toc19" tabindex="0">どちらを使えばいいか迷ったら</a></li><li><a href="#toc20" tabindex="0">STDEV関数との関係</a></li><li><a href="#toc21" tabindex="0">関連関数の一覧</a></li></ol></li><li><a href="#toc22" tabindex="0">まとめ</a><ol><li><a href="#toc23" tabindex="0">この記事のポイント</a></li><li><a href="#toc24" tabindex="0">次のステップ：関連する統計関数</a></li></ol></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc1">VAR関数とは？標本分散を求める関数</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">VAR関数（読み方: バー関数）は、データの<strong>標本分散</strong>を返す関数です。「VAR」は「Variance（分散）」の略です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">分散とは、データが平均値からどれくらい離れているかを数値化した指標です。値が大きいほどデータのばらつきが大きくなります。値が0なら、すべてのデータが同じ値ということです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">身近な例でいえば、テストの平均点が同じ70点のクラスが2つあるとします。全員が65〜75点に収まっているクラスと、30〜100点までバラバラのクラスでは意味が違いますよね。この「ばらつきの大きさ」を数値で表すのがVAR関数です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">VAR関数にできることをまとめると、次のとおりです。</p>



<ul class="wp-block-list"><li>データのばらつき（標本分散）を数値で求める</li><li>複数のデータ群のばらつきを比較する</li><li>品質管理やテスト結果の分析に活用する</li><li><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-average-function/">AVERAGE関数</a>と組み合わせてデータの散らばり具合を定量化する</li></ul>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>NOTE</strong></p><p>VAR関数はGoogleスプレッドシートの全バージョンで使えます。Excelにも同名の関数があり、動作は同じです。VAR.S関数とも同じ計算結果になります。</p></blockquote>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc2">VAR関数の書き方（構文と引数）</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc3">基本構文</span></h3>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR(値1, [値2], ...)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">カッコの中に、分散を求めたいデータやセル範囲を指定します。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc4">引数の説明</span></h3>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>引数</th><th>必須/任意</th><th>説明</th></tr></thead><tbody><tr><td>値1</td><td>必須</td><td>分散を求めたい最初の値またはセル範囲</td></tr><tr><td>値2, &#8230;</td><td>任意</td><td>追加の値またはセル範囲。最大255個まで指定可能</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">引数にはセル参照、セル範囲、数値を直接指定できます。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>TIP</strong></p><p>セル範囲に含まれる文字列・TRUE/FALSE・空白セルは自動的に無視されます。数値だけが計算の対象になります。</p></blockquote>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc5">「標本」分散とは？</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VAR関数が返すのは<strong>標本分散</strong>です。ちょっとむずかしく聞こえますが、考え方はシンプルです。</p>



<ul class="wp-block-list"><li><strong>標本</strong>: データの一部だけを取り出した場合（例: 社員1,000人のうち100人を抜き出して調査）</li><li><strong>母集団</strong>: データが全部そろっている場合（例: クラス30人全員のテスト結果）</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph">手元のデータが「全体の一部」なら、VAR関数を使います。計算では「n-1」で割ることで、全体のばらつきをより正確に推定します。</p>



<p class="wp-block-paragraph">データが全員分そろっているなら、VAR.P関数を使います。この違いについては後半の「使い分け」セクションで詳しく説明します。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc6">VAR関数の基本的な使い方</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">以下の売上データでVAR関数を使ってみましょう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">B2からB11に10人分の月間売上データ（万円）が入っているとします。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>&nbsp;</th><th>A列（担当者）</th><th>B列（売上）</th></tr></thead><tbody><tr><td>2行目</td><td>田中</td><td>120</td></tr><tr><td>3行目</td><td>鈴木</td><td>85</td></tr><tr><td>4行目</td><td>佐藤</td><td>200</td></tr><tr><td>5行目</td><td>山田</td><td>150</td></tr><tr><td>6行目</td><td>高橋</td><td>95</td></tr><tr><td>7行目</td><td>伊藤</td><td>180</td></tr><tr><td>8行目</td><td>渡辺</td><td>110</td></tr><tr><td>9行目</td><td>中村</td><td>130</td></tr><tr><td>10行目</td><td>小林</td><td>160</td></tr><tr><td>11行目</td><td>加藤</td><td>140</td></tr></tbody></table></figure>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc7">分散を求める</span></h3>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR(B2:B11)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">結果は約 <strong>1,406.25</strong> です。この値は各担当者の売上が平均値（137万円）からどれくらい離れているかを表しています。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc8">分散の値をどう読むか</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">分散の値だけでは「大きい」「小さい」の判断がしにくいですよね。比較対象があると意味が出てきます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、2つのチームの売上データを比べてみましょう。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>チーム</th><th>平均売上</th><th>分散</th></tr></thead><tbody><tr><td>Aチーム</td><td>137万円</td><td>1,406.25</td></tr><tr><td>Bチーム</td><td>137万円</td><td>144.00</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">平均売上は同じでも、Aチームの分散はBチームの約10倍です。Aチームのほうが売上のばらつきが大きいことがわかります。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>TIP</strong></p><p>分散の単位は「元データの2乗」になります。売上（万円）の分散は「万円の2乗」です。直感的にわかりにくいと感じたら、<a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-stdev-function/">STDEV関数</a>で標準偏差に変換しましょう。標準偏差は元データと同じ単位（万円）です。</p></blockquote>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc9">VAR関数の実践的な使い方・応用例</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc10">データのばらつきを比較する</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">分散は「ばらつきの大きさ」を表す数値なので、複数のデータ群を比較するのに使えます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、3チームの売上の安定度を比較してみましょう。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR(B2:B11)</code></pre>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR(C2:C11)</code></pre>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR(D2:D11)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">分散が小さいチームほど安定しています。ただし、平均値が異なるチームを比較する場合は注意が必要です。</p>



<p class="wp-block-paragraph">平均値が違うと分散の大小だけでは公平に比較できません。その場合は<strong>変動係数（CV）</strong>を使います。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=STDEV(B2:B11)/AVERAGE(B2:B11)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">変動係数は「平均値に対するばらつきの割合」です。単位やスケールが違うデータ同士の比較にも使えます。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc11">分散を使って外れ値を検出する</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">平均から大きく離れたデータ（外れ値）を検出するのにも分散は役立ちます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「平均 +/- 標準偏差の2倍」の範囲から外れるデータを検出する数式です。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=IF(ABS(B2-AVERAGE($B$2:$B$11))&gt;2*STDEV($B$2:$B$11), &quot;外れ値&quot;, &quot;&quot;)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">この数式をB2と同じ行のC列に入れて下方向にコピーすれば、外れ値に「外れ値」と表示されます。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>TIP</strong></p><p>外れ値の検出には分散そのものよりも、標準偏差（分散の平方根）を使うのが一般的です。<code>=SQRT(VAR(B2:B11))</code> と <code>=STDEV(B2:B11)</code> は同じ結果になります。</p></blockquote>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc12">偏差平方和を求める</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">分散に「データ個数 &#8211; 1」を掛けると、偏差平方和が求まります。偏差平方和は回帰分析や分散分析の基礎になる値です。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR(B2:B11) * (COUNT(B2:B11) - 1)</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-count-function/">COUNT関数</a>でデータ個数を数え、そこから1を引いた値を掛けています。</p>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc13">よくあるエラーと対処法</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc14">#DIV/0!エラー</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VAR関数で最もよく見るエラーです。以下の原因が考えられます。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>原因</th><th>対策</th></tr></thead><tbody><tr><td>数値データが1個しかない</td><td>2個以上の数値データを指定する</td></tr><tr><td>範囲内に数値が含まれていない</td><td>文字列ばかりの範囲を指定していないか確認する</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">分散を計算するには最低2個の数値が必要です。1個しかないと「ばらつき」を求められないためエラーになります。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc15">#VALUE!エラー</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">引数に文字列を直接入力すると発生します。</p>



<pre class="wp-block-code"><code>=VAR(&quot;100&quot;, &quot;200&quot;)   → #VALUE!エラー
=VAR(100, 200)        → 正常に計算される</code></pre>



<p class="wp-block-paragraph">セル範囲内に文字列がある場合は自動で無視されます。文字列を直接引数として渡した場合にのみ発生するエラーです。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc16">結果が0になるケース</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">すべてのデータが同じ値の場合、分散は0になります。これはエラーではなく「ばらつきがまったくない」という正しい結果です。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>TIP</strong></p><p>期待した結果にならないときは、セル範囲に文字列が混ざっていないか確認してください。VAR関数は文字列を無視するため、データ件数が想定より少なくなっている可能性があります。<a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-count-function/">COUNT関数</a>で数値の個数を確認するのがおすすめです。</p></blockquote>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc17">VAR.P関数・STDEV関数との違い・使い分け</span></h2>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc18">VAR関数とVAR.P関数の違い</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VAR関数とVAR.P関数は、どちらも分散を求める関数ですが、計算方法が異なります。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>項目</th><th>VAR</th><th>VAR.P</th></tr></thead><tbody><tr><td>正式名称</td><td>標本分散</td><td>母集団の分散</td></tr><tr><td>割る数</td><td>n &#8211; 1</td><td>n</td></tr><tr><td>使う場面</td><td>データが全体の一部のとき</td><td>データが全部そろっているとき</td></tr><tr><td>結果</td><td>やや大きくなる</td><td>やや小さくなる</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">同じデータでもVAR関数のほうが値がやや大きくなります。これは「全体のばらつきをより正確に推定する」ための補正です。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc19">どちらを使えばいいか迷ったら</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">以下の基準で判断してください。</p>



<ul class="wp-block-list"><li><strong>VAR関数を使う場面</strong>: アンケート結果（回答者は全体の一部）、サンプル検査、一部の顧客データの分析</li><li><strong>VAR.P関数を使う場面</strong>: クラス全員のテスト結果、全社員の売上データ、全店舗の月間売上</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph">迷ったらVAR関数を選んでおけば安全です。n-1で割るほうが推定値として保守的（やや大きめ）になるため、判断を誤るリスクが低くなります。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow"><p><strong>NOTE</strong></p><p>データ件数が30を超えると、VAR関数とVAR.P関数の差はほとんどなくなります。どちらを使っても実務上の問題はありません。</p></blockquote>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc20">STDEV関数との関係</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">STDEV関数は<strong>標準偏差</strong>（標本標準偏差）を返す関数です。分散と標準偏差の関係は以下のとおりです。</p>



<ul class="wp-block-list"><li>分散 = 標準偏差の2乗</li><li>標準偏差 = 分散の平方根</li></ul>



<p class="wp-block-paragraph">つまり <code>=VAR(B2:B11)</code> と <code>=STDEV(B2:B11)^2</code> は同じ結果になります。</p>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>関数</th><th>返す値</th><th>単位</th></tr></thead><tbody><tr><td>VAR</td><td>分散（標本分散）</td><td>元データの2乗</td></tr><tr><td>STDEV</td><td>標準偏差（標本標準偏差）</td><td>元データと同じ</td></tr></tbody></table></figure>



<p class="wp-block-paragraph">分散は「2乗単位」なので直感的に解釈しにくいです。たとえば売上データ（万円）の分散は「万円の2乗」です。一方、標準偏差は「万円」で表せます。</p>



<p class="wp-block-paragraph">実務では<strong>STDEV関数（標準偏差）のほうが使われる場面が多い</strong>です。ただし、分散は統計計算の中間値として重要です。分散分析やポートフォリオのリスク計算など、分散が直接必要になる場面もあります。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc21">関連関数の一覧</span></h3>



<figure class="wp-block-table"><table><thead><tr><th>関数</th><th>説明</th><th>計算方法</th></tr></thead><tbody><tr><td>VAR</td><td>標本分散</td><td>n-1で割る</td></tr><tr><td>VAR.S</td><td>VARと同じ（新名称）</td><td>n-1で割る</td></tr><tr><td>VAR.P</td><td>母集団の分散</td><td>nで割る</td></tr><tr><td>VARP</td><td>VAR.Pの旧名称</td><td>nで割る</td></tr><tr><td>STDEV</td><td>標本標準偏差</td><td>n-1で割る</td></tr><tr><td>STDEV.P</td><td>母集団の標準偏差</td><td>nで割る</td></tr></tbody></table></figure>



<h2 class="wp-block-heading"><span id="toc22">まとめ</span></h2>



<p class="wp-block-paragraph">VAR関数は、データの<strong>標本分散</strong>を返す関数です。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc23">この記事のポイント</span></h3>



<ul class="wp-block-list"><li>構文は <code>=VAR(値1, [値2], ...)</code> で、セル範囲を指定するだけ</li><li>分散はデータのばらつきを数値化した指標。値が大きいほどばらつきが大きい</li><li>分散の単位は「元データの2乗」。直感的に読みたいなら標準偏差（STDEV関数）を使う</li><li>データが「全体の一部」→ VAR関数、「全部そろっている」→ VAR.P関数</li><li>STDEV関数（標準偏差）の2乗 = VAR関数（分散）</li><li>迷ったらVAR関数を選んでおけば安全</li></ul>



<h3 class="wp-block-heading"><span id="toc24">次のステップ：関連する統計関数</span></h3>



<p class="wp-block-paragraph">VAR関数の使い方がわかったら、以下の関数もあわせて覚えてみてください。データ分析の幅が広がりますよ。</p>



<ul class="wp-block-list"><li><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-stdev-function/">スプレッドシートのSTDEV関数の使い方</a></li><li><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-stdev-p-function/">スプレッドシートのSTDEV.P関数の使い方</a></li><li><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-average-function/">スプレッドシートのAVERAGE関数の使い方</a></li><li><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-median-function/">スプレッドシートのMEDIAN関数の使い方</a></li><li><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-max-function/">スプレッドシートのMAX関数の使い方</a></li><li><a href="https://mashukabu.com/spreadsheet-min-function/">スプレッドシートのMIN関数の使い方</a></li></ul>
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