「マクロってなに?」
「数学できないしそんなのできない」
「そんなの覚える暇ないよ」
そんな人の為に、今回はマクロの基本的な知識と誤解について紹介します。
まだマクロは使った事はないけどMicrosoft Excel(エクセル)での作業頻度が高い方は必見です!
Excel VBA?Excelマクロ?2つの違いとは?
職場でExcelをよく利用している方は一度は耳にした事があるかもしれません。
この2つはよく混同されやすいですが違うものを指しています。
ややこしいと感じる方もいると思いますので「VBAはマクロを作るためのもの」と覚えると良いと思います。
身近なもので似たような例をあげると、料理があります。
回鍋肉を作りたい!と思ったら何をどれくらい準備して、いつどれくらいの量を加えるか、、、というレシピが必要になりますよね?
VBAはレシピ、マクロは回鍋肉を作ってくれる機能と考えるとなんとなーくイメージは出来ましたでしょうか?
イメージがついたところで話を戻すとVBAとは「Visual Basic for Applications」の略であり、
プログラミング言語の事を指しています。
対してマクロは複数の操作をまとめて呼び出せる機能の事を指します。
回鍋肉マクロを実行するとレシピ通りの手順で、材料のカット、加熱等々の操作を
まとめて実行してくれるんです!便利過ぎて全国の中華料理人が卒倒しますね!
正直な話、これらの違いについて理解していなくても使用出来ますし、ネット上にも間違って理解している記事はたくさんありますのでなんとなく頭の片隅においておくだけで問題ありません。
Excelマクロでできる事
それで?何が出来るの?という疑問が湧いてくるはずです。
私がその質問を受けた時は「Excelで出来る事は全部出来てそれ以外の事もちょっと出来る」と答えています。
具体的にどのような事が出来るかご紹介します。
作業の自動化
データの集計や発注作業等、同じ作業を何回も繰り返していませんか?
YES or NOで進める事が出来る作業は全てマクロで解決します。
ファイル操作
Excel内だけしか操作出来ない、なんて事はありません。
実は他のファイルの編集や読み取り、新しいファイルを作成するといったファイルの操作も可能です。
選択したフォルダ内のファイルを全て読み取って自動で資料を作成するような使い方も出来ます。
メールの自動送信
Outlookと連携してメールの送信まで行う事が出来ます。
例えばファイルから集計した売上を自動でメール送信といった事が可能になります。
毎日送信しなければいけない誰が見ているのか分からないメール作成作業から開放される事ができますね!
報告メールをたくさん作らなければ行けない仕事では大変便利です。
WEBからの情報収集
WEBから特定の情報を収集する事が出来ます。
WEBスクレイピングと言ったりしますがサイトによっては禁止している所もあります。
スクレイピングしていいのか確認作業等が必要になりますが、高い頻度で複数サイトを確認している場合には大幅な時短が見込めます。
ゲーム
これは趣味の世界になりますが、ゲームの仕組みを理解していれば作成する事も可能です。
リバーシやインベーダーゲーム等、クラシックなゲームから3Dのフライトシミュレーターまで、
あらゆるゲームを作成している猛者達がいます。
マクロを使って業務を自動化した後は、ゲームを作って遊んでみるのも良いかもしれません!
プログラミングは難しいという誤解
一般的には「プログラミング=数学&難しい」のイメージが強いようですがVBAに限っていえばそんな事はありません。
私は仕事でExcelマクロを多用していますが数学は授業のほとんどを睡眠に費やしていた為、覚えている事は一つもありませんし、使用している方が一定数いる為、ネットで検索すればだいたい答えが書いてあります。
事務作業で利用するレベルでは、作業工程を詳細に書き起こして言語化する国語力が必要とされます。
言語化出来てしまえばあとはGoogle先生にその工程でやりたい事を入力し、VBAに翻訳していく作業をするだけですので、ネットサーフィンして情報収集するのと何ら変わりはありません。
まとめ
思っていたよりも幅広い事を出来るのでほとんどの業務をマクロで自動化する事が出来そうですね。
もし学習してみたいけど何から始めたら良いか全く分からない!と思った方は、これから学習を始める方向けに学習ロードマップを公開しています。
\\\これから学習を始める方は是非一度見てみてください!!///
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