「投資を始めるなら早い方が良い」
こんな話を聞いた事はありませんか?早く始めるとこれだけ効果があります!!という解説は嫌と言う程してくれるのに対して、いつから始めれるのかという所はあまり触れられません。
今回は一体いつから投資が出来るのかを一緒に確認しましょう。
未成年は口座の開設が出来るのか?
結論からお伝えします。
「未成年でも株式投資をする事が出来ます。」
投資をするには証券会社に口座を開設する必要がありますが、実は未成年も条件付きで口座を開設する事が出来ます。
親権者の同意が必要
未成年が口座開設する場合、手続きで親権者の同意書が必要になります。
人によっては1番の難題になりますが、自分がなぜ投資を始めたいのか真剣に考えた上で、
未成年の内に投資を始めるメリットとなぜ始めたいかを伝えてみましょう。
反対されても自分が話した内容を裏付けるデータをまとめた資料を作成し、熱意を込めてプレゼンする事で意見が変わる事があります。
未成年の口座には制限がある
未成年の口座では、口座にある資金で売買を行う現物取引は出来ますが、一時的にお金を借りて行う信用取引は出来ません。
その為、デイトレードのように同日に同じ銘柄をたくさん売買する取引は難しいでしょう。
20歳以上で1年以上投資経験があれば信用口座を開設出来るようになる為、それまでは現物で勉強をすると良いと思います。
未成年から投資を始めるメリット
未成年なら勉強するのが本分なんだから勉強しなさい。
そんな事言われそうですよね。
実は投資を始める事で、勉強では得られない社会で役立つ知識が身に着きます。
ニュースに敏感になる
今まで全くニュースを見て来なかった人でも、投資を始めた事でニュースを見るようになり、世界情勢や景気に敏感になります。
これから行われる政策を元に投資をしている人もいますから、ニュースで流れる情報は非常に重要です。今日流れたニュースが材料になって明日の株価は大暴騰!!とかもありますよ。
業界マップが見えてくる
未成年口座ではデイトレが難しい為、自然と数日から長期間かけて売買を完結させるスタイルになります。
投資をするにあたって企業がどんな事業でどれくらいの規模なのかといった情報を、自分で調べる必要があるのですが、これは就職活動にも役立てる事が出来ます。
今まで知らなかった仕事を見つける事にも繋がりますし、自分で成長する会社を見極める事が出来ます。また競合他社との比較を面接で伝える場面があれば、面接官からは「良く企業研究している」と好印象を与える事が出来るでしょう。
会計知識
企業分析をする際は会社のお財布事情を決算書などを見て分析するのですが、これは社会人になっても役に立つスキルです。
ライバル企業の決算を確認して自社とは何が違うのか、何を重視しているのかが決算の数字から読み取れる事があります。
これを全く決算書を見た事がない人がやるのと、実際に投資を通して学んでいる人とでは結論に辿り着くまでの時間が圧倒的に違います。
企業に勤めるにしても昇進していくに連れて学ぶ必要のあるスキルです。
早めに学習していて損はないでしょう。
まとめ
証券会社の中には未成年でも口座開設を受け付けているところもあるので、未成年でも投資を始める事が可能です。
ただし自己資金だけを使って投資する現物取引のみ開設が可能になっています。
お金を借りて取引する信用取引は一定の投資経験と資産が必要な点に注意!!
投資を早く始めるメリットはたくさんあります。
今すぐ口座開設して投資を始めましょう!!
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