こんにちは!!まっしゅです!
いくつも証券口座を開設する必要があるの?と思う方もいるかもしれませんが、人によっては複数持つ事がメリットになる方もいます。
今回は証券口座を複数持つべき人の特徴とメリットデメリットをそれぞれご紹介します!!
証券口座を複数持つべき人とは?
そもそも証券口座は複数開設出来る?
証券口座を複数開設する事は可能です。
同一の証券会社で複数の口座を開設するのでは無く、複数の証券会社で口座を開設する事になります。
ただしNISA口座・積み立てNISA口座については1人1口座しか開設する事が出来ません。
口座を複数持つべき人はこんな人
- 投資する銘柄によって想定している保有期間が極端に違う。
- 含み損益を見て一喜一憂してしまう。
- 人に流されやすい。
別々の証券口座を利用するメリット
一時的な下落に惑わされない
同じ口座で全ての銘柄を見れると嫌でも含み損が見えてしまうようになります。
一時的に下落している銘柄であっても、損失が発生しているとストレスになりますし、自分が思っていた通りの取引が出来なくなります。
例えば何らかの根拠があって1年後には株価が上がっているだろうと思い、購入した銘柄が数週間後に含み損を抱えている状態になったとします。
自分が株価が上がっていると思ったのは1年後のはずですが、含み損を見てしまうと損切りした方が良いだろうかという考えが出て来てしまうんです。
1年後に株価が上がっているだろうと思った根拠が覆される材料が発表されたのであれば話は別ですが、銘柄の良し悪しとは関係なく自分の資産が減っているのを見て損切りするのは悪手です。
短期と長期で口座を別にする事で日々の値動きが目に入らなくなり、自分の取引をする事が出来ます。
使うツールの選択肢が使える
証券会社によって提供している投資関連ツールは様々です。
短期投資に特化したり長期投資に特化していたりと、自分のスタイルに合わせた適切なツールを使用する事で自分に合った情報や機能を得る事が出来ます。
証券会社Aのツールでは出来なかった事が証券会社Bでは出来るといった事が結構ありますので、改めてツールの性能を確認するのはいかがでしょうか。
IPO銘柄の当選を狙える
値上がりが期待されがちな新規公開株式(IPO)ですが、残念な事に全員が購入出来るわけではありません。証券会社に割り当てられた枠を応募者で取り合う事になります。
各証券会社に割り当てられる枠が同じだとすると、口座を複数持っている事により口座の数だけ応募が出来る事になりますから、当選する可能性を上げる事が出来ます。
無駄な手数料が掛からない
証券会社Aでは手数料無料なのに証券会社Bでは手数料がかかるとなると、証券会社Bで取引したいですよね。
口座が一つだけだと選択肢が無い手数料問題も、口座が複数あると最安値で取引する事が出来ます。
別々の証券口座を利用するデメリット
損益通算の為に確定申告が必要
名前を聞くだけで頭が痛くなる確定申告の問題があります。
複数の証券口座で取引をしているとどちらがで利益が出て、もう一方で損失が発生するといった事があります。
そんな時に必要なのが損益通算です。
複数の口座の損益を合算して税金の過払いが起きないように出来るのですが、損益通算をする場合は確定申告が必要になります。
数円程度の違いなら通算しなくても良いかなとなりますが、これが数千円、数万円と増えてくると無視出来なくなって来ます。
会社員をしている人には馴染みが無い為、確定申告の仕方を調べたり実際に申告したりでかなりの時間を費やす事になります。
資産を管理するのが面倒
口座を分ける事によって資金を移動させる手間がでてきます。
どちらかの口座からもう一方の口座に資金を移動させたいタイミングが出てくるんですが、口座が別々だと資金を移動させる手間もありますし、移動が完了するまでに時間もかかります。
今すぐに資金を移動して取引を再開したい!みたいなタイミングでは間に合わない事が多いですね。
資金の移動とは別にふとした時に自分の資産は全部でいくらなのか、損失はどれくらいなのか確認する必要が出てくる事があります。口座が複数あると全ての口座を一つ一つ計算していく必要があり、非常に面倒です。
ログイン情報を覚えられない
まさかと思いますが、「パスワードの使い回し」してませんよね?
証券口座毎にユーザーIDとパスワードは変えたいところですが、口座が増えると「あれ?この証券口座のパスワードなんだっけな?」といった事件が発生するようになります。
特に長期用に開設した口座は確認する頻度が低い為、毎回のようにパスワードを忘れていたりします。
(私は毎回忘れているのでその度に再設定してます。。。)
まとめ
資産額はアプリで簡単に確認できる
資産額の合計については家計簿アプリに証券口座を連携する事で解決する事が出来ます。
私はマネーフォワードを使用して資産額の把握をしています!!
常に合計金額を見ていると証券口座を確認しなくても大体の損失が分かってしまうので、普段見る用の家計簿とは別にで資産の確認専用のグループを作成する事をおすすめします。
中長期だけなら口座は一つで良い
さまざまなメリット・デメリットがありましたが、投資スタイルが中長期のみであれば口座を分けるメリットは少なくなります。
同じ投資でも翌日に手仕舞いする銘柄もあれば5年、10年と長期に渡り保有する銘柄もあります。
別々の時間軸でトレードしている銘柄を同じ目線で見てしまわないようにする為には、口座を分けるメリットが大きくなるでしょう。
逆にどの銘柄も同じような期間で保有する場合は口座を分けない方が良さそうですね。
自分の投資スタイルに合わせて検討してみましょう!
コメント