この記事ではARRAYTOTEXT関数について解説しています。
- 指定した配列をテキスト形式にして返したい
「Excel関数?」「聞いた事あるけど何か知らないな?」という方は、こちらの記事でエクセル関数について解説していますので先に確認して頂くと理解しやすいと思います。
ARRAYTOTEXT関数とは?
ARRAYTOTEXT関数の読み方
読み方は「アレイ トゥ テキスト関数」です。
ARRAYTOTEXT関数で出来ること
ARRAYTOTEXT関数では指定した範囲のテキスト値の配列を返すことができます。
テキストで入力されている値はテキストのままですが、テキスト以外の値についてはテキストに変換されます。
ARRAYTOTEXT関数の使い方
まずはARRAYTOTEXT関数の式をチェックしましょう。
※[]内の引数は省略することができます。
ARRAYTOTEXT関数の引数は2つありますが、必ず指定しなければいけない引数は「配列」だけです。
引数:配列
「配列」にはテキストとして返したい配列を指定します。
引数:書式 ※省略可
「書式」にはデータの形式を「0」か「1」で指定する事ができます。
「0」を指定した場合、返される文字列はセルに表示されている文字列と同じになりますが、
「1」を指定すると返される文字列がエスケープ文字と行の区切り文字を含む厳格なフォーマットになります。またブーリアン、数値、エラーを除いて引用符でカプセル化されますので返された値をどのように使うかによって使い分けましょう。
文字だけでは分かりづらい為、どのように値が返されるかサンプルを用意しました。
書式 | 返される値のサンプル |
---|---|
0(省略時) | 田中, 太郎, 22 |
1 | {“田中”,”太郎”,”22″} |
ARRAYTOTEXT関数の使用例
関数内に値を入力して指定する
=ARRAYTOTEXT({“田中”,”太郎”,”22″})
セル参照を使って別のセルの値を指定する
=ARRAYTOTEXT(A1:A10,1)
まとめ
関数一覧
ましゅかぶろぐではExcel関数の一覧を3パターンご用意しています。
用途に合わせてお使いください。
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エラー値についてのまとめ記事
関数でエラーが発生した際に表示される、エラーの種類を以下の記事でまとめています。
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