この記事ではエクセルの関数「 IF 」について解説しています。
- 最近エクセルを触り始めた人
- 条件によって値を変えたいと思っている人
- これから就職する人
- だれかにIF関数を教えたい人
初学者向けに丁寧に解説していますので「IF関数って何?」という方から「IF関数ね!うーん、わかってるはず?」という方も是非参考にしていただければと思います。
IF関数(いふ関数)とは?
IF関数は条件に合っているか、合っていないかで値を変える事が出来る関数です。
例えば出かける時に、天気によって傘を持って出かけたりしますよね。
それを条件っぽくしてみるとこのようになります。
「もし雨が降っていたら傘を持って出かける、それ以外は持って出かけない」
では次に上記の文を関数にしてみましょう。
詳細は後ほど解説しますのでまずは雰囲気を掴んで頂ければ幸いです。
「=IF( 天気 = “晴れ” , “傘を持っていく” , “傘を持っていかない” )」
いかがでしょうか?
日本語で書いてみるとなんとなくわかりそうな気がしますよね。
IF関数の使い方
IF関数の式
初めにIF関数の式を確認しましょう。
=IF ( 論理式 , [値が真の場合] , [値が偽の場合] )
これを見てすぐに理解出来る人はそう多くないでしょう。
一つずつ解説します!!
論理式
ここには条件式を入力します。
先ほどの例では「天気が晴れだったら」を「天気=”晴れ”」と表現していました。
例のように文字を比較する事も出来ますし、「計算の結果が〇〇だったら」みたいな事もできます。
実際に使用する際はセル番地を指定して比較する事が多く、
「A1 = “晴れ”」のように使用する事が多いです。
他にも「A1 * B2」や「A1 < A2」のようにセル同士で比較や計算をする事も出来ます。
値が真の場合
この部分には、論理式に記述した条件が満たされている場合に表示する値を入力します。
仮に論理式が「 A1 = 2 」だとすると、A1セルが「2」の時に表示される事になります。
ここに「”◯”」を入力しておくと、条件が一致した時は”◯”を表示してくれます。
何かをチェックする時に非常に便利ですので覚えておきましょう。
「”◯”」等の文字を表示する事も出来ますが、計算式を入力して結果を表示する事もできます。
A1とC1を足した値が10以下ならA+Bだけど11以上ならA+Cなんて事をする場合は、
「 =IF ( A1 + C1 <= 10 , A + B , A + C ) 」のように記述する事で実現出来ます。
値が偽の場合
この部分には論理式に記述した条件が満たされていない場合に表示する値を入力します。
先ほどと同じように論理式を「 A1 = 2 」だとすると、A1セルが「2」では無い時に表示される事になります。
真の場合に”◯”を記述しているなら、こちらに”X”を記述しておくと綺麗にマルバツになりますね。
実際に使う方法は?
セルに関数を入力するには二つの方法があります。
別の記事で解説していますので、関数の入力方法が分からない方はこちらの記事を参考にしてみてください。
まとめ
恐らくですが、IF関数は最も使用される頻度が高いのではないかと考えています。
様々な関数と組み合わせて使用する事も出来る為、非常に便利です。
仕事でエクセルを使用するのであれば、覚えて損する事は100%無いと保証します!!
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