ERF関数で下限と上限を指定して誤差関数の積分値を求める

Excel 関数

この記事ではERF関数について解説しています。

この記事は次のような人におすすめ
  • 誤差関数を使って積分値を求めたい

「Excel関数?」「聞いた事あるけど何か知らないな?」という方は、こちらの記事でエクセル関数について解説していますので先に確認して頂くと理解しやすいと思います。

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ERF関数とは?

ERF関数の読み方

読み方は「エラー ファンクション関数」です。

ERF関数で出来ること

ERF関数では下限から上限の範囲で誤差関数の積分値を求める事ができます。

ERF関数とERF.PRECISE関数の違い

ERF関数に類似した関数にERF.PRECISE関数がありますが、違うのは引数のみです。
どちらも誤差関数の積分値を求める関数ですが構文が以下のように異なっています。

ERF関数=ERF( 下限 , [ 上限 ] )
ERF.PRECISE関数=ERF.PRECISE( x )

ERF関数は下限と上限を指定出来るのに対して
ERF.PRECISE関数は下限が0で固定になりユーザーは上限のみを指定することが出来ます。

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ERF関数の使い方

まずはERF関数の式をチェックしましょう。
※[]内の引数は省略することができます。

構文

=ERF( 下限 , [ 上限 ] )

ERF関数の引数は2個あり、必ず指定する引数は「下限」のみです。
どちらの引数も数値以外の値を指定するとエラーになりますので注意しましょう。

引数:下限

「下限」には誤差関数を積分するときの下限値を指定します。

引数「上限」を省略する場合、下限に指定した数値が上限扱いされますので注意してください。
引数を1個しか指定しない場合は下限は指定出来ず、「0」になります。

引数:上限 ※省略可

「上限」には誤差関数を積分するときの上限値を指定することができます。

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ERF関数の使用例

関数内に値を入力して指定する

=ERF(0.745)

セル参照を使って別のセルの値を指定する

=ERF(B1)

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まとめ

関数一覧

ましゅかぶろぐではExcel関数の一覧を3パターンご用意しています。
用途に合わせてお使いください。

各一覧の文字色が青くなっている関数はクリックすると解説ページを開くことができます。

エラー値についてのまとめ記事

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