この記事ではLARGE関数について解説しています。
この記事は次のような人におすすめ
- データの中から○番目に大きい値を調べたい
「Excel関数?」「聞いた事あるけど何か知らないな?」という方は、こちらの記事でエクセル関数について解説していますので先に確認して頂くと理解しやすいと思います。
LARGE(ラージ)関数とは?
LARGE関数では指定した範囲の中で最も大きい値から数えて○番目の値を調べる事が出来ます。
◯番目の部分も自由に決める事ができ、データ内で2番目に大きい値 のように指定する事が可能です。
◯番目に小さな値を調べたい時は?
LARGE関数では値が○番目に大きいデータを調べる事が出来ますが、○番目に小さなデータを知りたいときはSMALL関数を使います。
SMALL関数の機能の使い方はLARGE関数とほとんど同じですが、一番小さい値の順位が1になります。
LARGE関数の使い方
まずはLARGE関数の式をチェックしましょう。
LARGE関数の引数は2つあり、どちらも必ず指定する必要があります。
引数:範囲
「範囲」には調べるセル範囲か配列を指定します。
引数:順位
「順位」は「◯番目」の部分で好きな数値を入力します。
1番目の場合は1と入力、6番目は6と入力します。
ただし「範囲」で指定したデータの個数よりも大きい数値を入力するとエラーになってしまいますので注意しましょう。
エラー表示の代わりに「データなし」等の文字を表示したい場合にはIFERROR関数と組み合わせて使います。
IFERROR関数についてはこちらの記事で解説していますので宜しければご参照ください。
関数の使用例
セル範囲の中で2番目に大きい値を表示する
=LARGE(A2:B50,2)
※A2からB50までのセル範囲で2番目に大きな値を表示する。
セル範囲の中で9番目に大きい値を表示する
=LARGE(A5:M5,9)
※A5からM5のセル範囲で9番目に大きい値を表示する。
まとめ
関数一覧
下記どちらの関数一覧からでも各関数の解説記事へアクセス出来ますので宜しければご確認下さい。
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