この記事ではABS関数について解説しています。
この記事は次のような人におすすめ
- 数字から符号( + , – )を取り除きたい(絶対値を求めたい)
ABS(えーびーえす)関数とは?
絶対値は英訳すると「absolute value」になりますので、「アブソリュート関数」と言う方もいます。
ABS関数では数値の絶対値を求める事が出来ます。
絶対値とは符号( + , – )を抜いた純粋な数値の事で、-32であれば32、+32でも32になります。
例えば支店毎の売上の差を表示した時にマイナスとプラスが混在していると分かり辛くなりますよね。
このように複数の数値の差を表示する時に、マイナスが付いていてはおかしい数値から符号を外す時によく使用されています。
ABS関数の使い方
まずはABS関数の式を確認しましょう。
ABS関数は引数が1つのシンプルな関数です。
数値
数値には数値または数値が入力されているセルのセル参照を入力します。
実際に入力した式は下記のようになります。
=ABS(-93) ※引数に直接数字を入力
=ABS(A4) ※セルを指定する事も出来ます。
まとめ
シンプルで便利ですが使う場面が限られていますので、職場によっては全然知っている人がいないような関数です。
私の職場でも普段は使いませんが役に立つ時が何回かありました。
覚えておいて損はしませんので存在だけでも把握しておきましょう。
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