この記事ではMROUND関数について解説しています。
この記事は次のような人におすすめ
- 指定した倍数に四捨五入したい
- 最近エクセルを使い始めた/これから就職する
MROUND（ラウンド トゥ マルチプル）関数とは？
MROUND関数では、数値を指定した倍数に丸める事が出来ます。
えぇ？そうやって読むの？というレベルで関数名と読み方が違うので「エム ラウンド」と言った方が伝わりやすい関数です。
表を作成していると普通の四捨五入ではない、自分が指定した単位に合わせて数値を丸めたい事がありますよね。
例えばバラバラの数値を50単位で丸めて見やすくしたりする時にも使えます。
四捨五入したい場合
数値を四捨五入したいケースでは「ROUND関数」を使用しましょう。
ROUND関数では指定した桁数で四捨五入する事が出来ます。
常に切り上げ/切り下げしたい場合
常に切り上げる場合や切り下げる場合は別の関数を使用して実現する事が出来ます。
切り上げる場合は「ROUNDUP関数」、切り下げる場合は「ROUNDDOWN関数」を使用します。
MROUND関数の使い方
まずはMROUND関数の式をチェックしましょう。
構文
=MROUND( 数値 , 倍数 )
MROUND関数に引数は2つあり、どちらも必ず指定する必要があります。
引数：数値
「数値」には丸めたい数値を直接入力するか、セル参照を使って別のセルを指定する事が出来ます。
引数：倍数
「倍数」には数値を丸める単位を入力します。
数値を5単位で丸めたい場合は5を入力すると、「数値」で指定した数値を5の倍数に丸める事が出来ます。
数値が12なら結果は10、16なら結果は15、19なら結果は20といった具合に丸める事が出来ます。
MROUND関数の使用例
数値を直接入力して計算する
=MROUND(12,5) ※12を5の倍数になるように丸める
結果は10になります。
セル参照を使って別のセルの値を四捨五入する
=MROUND(A1,0.2) ※セルA1の数値を0.2の倍数になるように丸める
まとめ
関数一覧
下記どちらの関数一覧からでも各関数の解説記事へアクセス出来ますので宜しければご確認下さい。
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