Excel関数一覧【機能別】やりたいことから引ける逆引きリファレンス

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「合計を出したいけど、どの関数を使えばいいんだろう?」「条件に合うデータだけ数えたいけど、関数名が思い出せない…」。Excelの関数は400個以上あるので、やりたいことがあっても関数名がわからないと探しようがないですよね。

この記事では、Excel関数を機能別に14カテゴリに分類した一覧表としてまとめました。「論理」「日付・時刻」「統計」「文字列操作」「検索・参照」など、やりたいことのカテゴリから目的の関数を逆引きできます。関数名がリンクになっているものは、クリックすると解説記事にジャンプできますよ。

関数名から探したい場合はExcel関数一覧(アルファベット順)、読み方が知りたい場合はExcel関数の読み方一覧もあわせて使ってみてください。Power BIの関数を探している方はDAX関数一覧【機能別】をどうぞ。

このページの使い方

目的別に表から探す逆引きリファレンスなので、必要な場面によって以下の使い分けがおすすめです。

やりたいこと使い方
やりたい機能から関数を探す下の目次からカテゴリを選んでジャンプ
関数名はわかっているけど使い方を知りたいアルファベット順一覧 でCtrl+F検索
関数名の読み方を調べたい読み方一覧 でカタカナ読みを確認
まず何から覚えるか知りたいこの記事のまず覚えるべき10関数

まず覚えるべきExcel関数10選

Excel関数は400以上ありますが、実務でよく使うのは一部だけです。まずこの10個を覚えれば、日常業務の8割はカバーできますよ。

順位関数できること優先度
1SUMIFS複数条件に合う数値を合計する最優先
2VLOOKUP / XLOOKUP別表から対応する値を引く最優先
3IF条件分岐させる最優先
4COUNTIF / COUNTIFS条件に合うセル数を数える
5SUM / AVERAGE合計・平均を出す
6IFERRORエラー値を別の値に置き換える
7MATCH / INDEX柔軟な検索・参照
8TEXT数値や日付の表示形式を整える
9CONCAT / TEXTJOIN文字列を結合する
10TODAY / DATEDIF日付計算をする

まずはこの10個を押さえてから、必要に応じて専門的な関数に広げていくのが効率的です。

tip

Excel 2021 / Microsoft 365を使っている方へ。VLOOKUPよりも使いやすい XLOOKUP関数 が追加されています。新しく覚えるならXLOOKUPがおすすめです。

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論理関数

条件分岐・真偽判定など、IF文を中心とした関数が並ぶカテゴリです。Excelで「もし〜なら」を表現するときに使います。

関数説明
ANDすべての引数がTRUEのときにTRUEを取得する
FALSE論理値FALSEを取得する
IF条件に応じて異なる結果を取得する
IFERRORエラーの場合に指定した値を、それ以外は数式の結果を取得する
IFNA#N/Aエラーの場合に指定した値を、それ以外は数式の結果を取得する
IFS複数の条件をチェックし、最初にTRUEとなる条件に対応する値を取得する
NOT引数の論理値を逆にして取得する
ORいずれかの引数がTRUEのときにTRUEを取得する
SWITCH値の一覧と照合し、最初に一致した値に対応する結果を取得する
TRUE論理値TRUEを取得する
XORすべての引数の論理排他ORを取得する

日付・時刻関数

日付計算や時刻の抽出・変換を行うカテゴリです。期間の計算、営業日の算出、シリアル値と日付の変換などに使います。

関数説明
DATE年・月・日からシリアル値を取得する
DATEDIF2つの日付の間の日数・月数・年数を取得する
DATEVALUE日付文字列をシリアル値に変換する
DAYシリアル値から日を取得する
DAYS2つの日付間の日数を取得する
DAYS3601年を360日として、2つの日付間の日数を取得する
EDATE指定した月数だけ前後の日付のシリアル値を取得する
EOMONTH指定した月数だけ前後の月末のシリアル値を取得する
HOURシリアル値から時を取得する
ISOWEEKNUM指定した日付のその年におけるISO週番号を取得する
MINUTEシリアル値から分を取得する
MONTHシリアル値から月を取得する
NETWORKDAYS2つの日付間の稼働日数を取得する
NETWORKDAYS.INTL週末指定可能な稼働日数を取得する
NOW現在の日付と時刻のシリアル値を取得する
SECONDシリアル値から秒を取得する
TIME時・分・秒からシリアル値を取得する
TIMEVALUE時刻文字列をシリアル値に変換する
TODAY現在の日付のシリアル値を取得する
WEEKDAYシリアル値から曜日を取得する
WEEKNUMその年の何週目に当たるかを取得する
WORKDAY指定した稼働日数後の日付のシリアル値を取得する
WORKDAY.INTL週末指定可能な稼働日数後の日付を取得する
YEARシリアル値から年を取得する
YEARFRAC指定期間が1年に対して占める割合を取得する

統計関数

平均・分散・標準偏差など、データ分析で使う関数が集まるカテゴリです。AVERAGE・COUNT・MAXなど日常業務で頻出する関数から、統計学の検定に使う専門的な関数まで揃っています。

関数説明
AVEDEVデータ全体の平均値に対する絶対偏差の平均を取得する
AVERAGE引数の平均値を取得する
AVERAGEA文字列・論理値を含む引数の平均値を取得する
AVERAGEIF条件に一致するセルの平均値を取得する
AVERAGEIFS複数条件に一致するセルの平均値を取得する
BETA.DISTβ分布の累積分布関数の値を取得する
BETA.INV指定されたβ分布の累積分布関数の逆関数値を取得する
BINOM.DIST二項分布の確率関数の値を取得する
BINOM.DIST.RANGE二項分布を使用した試行結果の確率を取得する
BINOM.INV累積二項分布の値が基準値以下になるような最小の値を取得する
CHISQ.DIST累積β確率密度関数の値を取得する
CHISQ.DIST.RTカイ2乗分布の片側確率の値を取得する
CHISQ.INV累積β確率密度関数の値を取得する
CHISQ.INV.RTカイ2乗分布の片側確率の逆関数値を取得する
CHISQ.TEST独立性検定を行う
CONFIDENCE.NORM母集団の平均に対する信頼区間を取得する
CONFIDENCE.Tスチューデントのt分布を使って母集団の平均に対する信頼区間を取得する
CORREL2つの配列データの相関係数を取得する
COUNT引数リストに含まれる数値の個数をカウントする
COUNTA引数リストに含まれる値の個数をカウントする
COUNTBLANK指定された範囲に含まれる空白セルの個数をカウントする
COUNTIF条件に一致するセルの個数をカウントする
COUNTIFS複数条件に一致するセルの個数をカウントする
COVARIANCE.P母共分散を取得する
COVARIANCE.S標本の共分散を取得する
DEVSQ偏差の平方和を取得する
EXPON.DIST指数分布を取得する
F.DISTF分布の確率関数の値を取得する
F.DIST.RTF分布の確率関数の値を取得する
F.INVF分布の確率関数の逆関数の値を取得する
F.INV.RTF分布の確率関数の逆関数の値を取得する
FISHERフィッシャー変換の値を取得する
FISHERINVフィッシャー変換の逆関数値を取得する
FORECAST線形トレンドに沿った値を取得する
FORECAST.ETS指数平滑化アルゴリズムで既存値から将来値を取得する
FORECAST.ETS.CONFINT予測値に対する信頼区間を取得する
FORECAST.ETS.SEASONALITY時系列に関する繰り返しパターンの長さを取得する
FORECAST.ETS.STAT時系列予測の統計値を取得する
FORECAST.LINEAR既存の値に基づいて将来値を取得する
FREQUENCY頻度分布を計算して垂直配列として取得する
F.TESTF検定の結果を取得する
GAMMAガンマ関数値を取得する
GAMMA.DISTガンマ分布の値を取得する
GAMMA.INVガンマの累積分布の逆関数値を取得する
GAMMALNガンマ関数Γ(x)の値の自然対数を取得する
GAMMALN.PRECISEガンマ関数Γ(x)の値の自然対数を取得する
GAUSS標準正規分布の累積分布関数より0.5小さい値を取得する
GEOMEAN相乗平均を取得する
GROWTH指数曲線から予測される値を取得する
HARMEAN調和平均を取得する
HYPGEOM.DIST超幾何分布を取得する
INTERCEPT線形回帰直線の切片を取得する
KURTデータセットの尖度を取得する
LARGEk番目に大きな値を取得する
LINEST線形トレンドのパラメーターを取得する
LOGEST回帰指数曲線の係数の値を取得する
LOGNORM.DIST対数の累積分布の値を取得する
LOGNORM.INV対数の累積分布の逆関数値を取得する
MAX引数リストに含まれる最大値を取得する
MAXA文字列・論理値を含む引数リストから最大値を取得する
MAXIFS条件に合うセルの最大値を取得する
MEDIAN中央値を取得する
MIN引数リストに含まれる最小値を取得する
MINIFS条件に合うセルの最小値を取得する
MINA文字列・論理値を含む引数リストから最小値を取得する
MODE.MULT最頻値を縦方向の配列として取得する
MODE.SNGL最頻値を取得する
NEGBINOM.DIST負の二項分布を取得する
NORM.DIST正規分布の累積分布の値を取得する
NORMINV正規分布の累積分布の逆関数値を取得する
NORM.S.DIST標準正規分布の累積分布の値を取得する
NORM.S.INV標準正規分布の累積分布の逆関数値を取得する
PEARSONピアソンの積率相関係数rの値を取得する
PERCENTILE.EXC第k百分位数を取得する(0と1を除外)
PERCENTILE.INC第k百分位数を取得する(0と1を含む)
PERCENTRANK.EXC値の順位を百分率で取得する(0と1を除外)
PERCENTRANK.INC値の順位を百分率で取得する(0と1を含む)
PERMUT順列の数を取得する
PERMUTATIONA反復を含む順列の数を取得する
PHI標準正規分布の密度関数の値を取得する
POISSON.DISTポワソン分布の値を取得する
PROB値が上限と下限の間に収まる確率を取得する
QUARTILE.EXC四分位数を取得する(0と1を除外)
QUARTILE.INC四分位数を取得する(0と1を含む)
RANK.AVG数値の順位を取得する(同順位は平均)
RANK.EQ数値の順位を取得する(同順位は同じ順位)
RSQ相関係数の2乗値を取得する
SKEW分布の歪度を取得する
SKEW.P母集団に基づく分布の歪度を取得する
SLOPE回帰直線の傾きを取得する
SMALLk番目に小さな値を取得する
STANDARDIZE正規化された値を取得する
STDEV.P母集団全体に基づく標準偏差を取得する
STDEV.S標本に基づく標準偏差の推定値を取得する
STDEVA文字列・論理値を含む標本に基づく標準偏差の推定値を取得する
STDEVPA文字列・論理値を含む母集団全体に基づく標準偏差を取得する
STEYX回帰直線上の予測値の標準誤差を取得する
T.DISTスチューデントのt分布のパーセンテージを取得する
T.DIST.2Tスチューデントのt分布のパーセンテージを取得する
T.DIST.RTスチューデントのt分布の値を取得する
T.INVスチューデントのt分布のt値を取得する
T.INV.2Tスチューデントのt分布の逆関数値を取得する
TREND回帰直線による予測値を配列で取得する
TRIMMEANデータセットの中間項の平均を取得する
T.TESTスチューデントのt検定における確率を取得する
VAR.P母集団全体に基づく分散を取得する
VAR.S標本に基づく分散の推定値を取得する
VARA文字列・論理値を含む標本に基づく分散の推定値を取得する
VARPA文字列・論理値を含む母集団全体に基づく分散を取得する
WEIBULL.DISTワイブル分布の値を取得する
Z.TESTZ検定の片側確率の値を取得する

数学・三角関数

合計・切り上げ・四捨五入・三角関数など、数学計算を担うカテゴリです。SUM・ROUND・ABSなど実務で最もよく使う関数が揃っています。

関数説明
ABS数値の絶対値を取得する
ACOS数値の逆余弦(アークコサイン)を取得する
ACOSH数値の逆双曲線余弦を取得する
ACOT数値の逆余接(アークコタンジェント)を取得する
ACOTH数値の逆双曲線余接を取得する
AGGREGATEリストやデータベースの総計を取得する
ARABICローマ数字をアラビア数字に変換する
ASIN数値の逆正弦(アークサイン)を取得する
ASINH数値の逆双曲線正弦を取得する
ATAN数値の逆正接(アークタンジェント)を取得する
ATAN2指定されたx-y座標の逆正接を取得する
ATANH数値の逆双曲線正接を取得する
BASE数値を指定された基数のテキスト表現に変換する
CEILING.MATH数値を基準値の倍数に切り上げる
CEILING.PRECISE符号に関係なく基準値の倍数に切り上げる
COMBIN組み合わせの数を取得する
COMBINA反復を含む組み合わせの数を取得する
COS数値の余弦(コサイン)を取得する
COSH数値の双曲線余弦を取得する
COT数値の余接を取得する
COTH角度のコタンジェントを取得する
CSC角度の余割(コセカント)を取得する
CSCH角度の双曲線余割を取得する
DECIMAL指定された底の数値のテキスト表現を10進数に変換する
DEGREESラジアンを度に変換する
EVEN最も近い偶数に切り上げる
EXPeを底とする数値のべき乗を取得する
FACT数値の階乗を取得する
FACTDOUBLE数値の二重階乗を取得する
FLOOR.MATH基準値の倍数に切り下げる
FLOOR.PRECISE符号に関係なく基準値の倍数に切り下げる
GCD最大公約数を取得する
INT最も近い整数に切り捨てる
ISO.CEILING最も近い整数、または基準値の倍数に切り上げる
LCM最小公倍数を取得する
LET計算結果に名前を割り当てる
LN数値の自然対数を取得する
LOG指定された底とする数値の対数を取得する
LOG1010を底とする数値の対数を取得する
MDETERM配列の行列式を取得する
MINVERSE配列の逆行列を取得する
MMULT2つの配列の行列積を取得する
MOD除算の剰余を取得する
MROUND指定された値の倍数になるように四捨五入する
MULTINOMIAL指定された複数の数値の多項係数を取得する
MUNIT指定された次元の単位行列を取得する
ODD最も近い奇数に切り上げる
PI円周率πを取得する
POWER数値のべき乗を取得する
PRODUCT引数を乗算する
QUOTIENT除算の商の整数部を取得する
RADIANS度をラジアンに変換する
RAND0から1の乱数を取得する
RANDARRAY0から1までのランダムな数値の配列を取得する
RANDBETWEEN指定された範囲内の乱数を取得する
ROMANアラビア数字をローマ数字の文字列に変換する
ROUND数値を四捨五入して指定された桁数にする
ROUNDDOWN数値を指定された桁数で切り捨てる
ROUNDUP数値を指定された桁数で切り上げる
SEC角度の正割(セカント)を取得する
SECH角度の双曲線正割を取得する
SEQUENCE配列内の連続した数値の一覧を生成する
SERIESSUM数式で定義されるべき級数の和を取得する
SIGN数値の符号を取得する
SIN指定された角度のサインを取得する
SINH数値の双曲線正弦を取得する
SQRT正の平方根を取得する
SQRTPI(数値×π)の平方根を取得する
SUBTOTALリストやデータベースの集計値を取得する
SUM引数を合計する
SUMIF条件に一致するセルの値を合計する
SUMIFS複数条件に合うセルの値を合計する
SUMPRODUCT対応する配列要素の積を合計する
SUMSQ引数の2乗の和(平方和)を取得する
SUMX2MY22つの配列で対応する要素の平方差を合計する
SUMX2PY22つの配列で対応する要素の平方和を合計する
SUMXMY22つの配列の対応要素の差を2乗して合計する
TAN数値の正接(タンジェント)を取得する
TANH数値の双曲線正接を取得する
TRUNC数値の小数部を切り捨てて整数にする

情報関数

セルやデータの属性を調べる関数カテゴリです。ISBLANK・ISNUMBERなどの「IS系」関数は、IF関数と組み合わせて条件分岐させるときによく使います。

関数説明
CELLセルの書式・位置・内容についての情報を取得する
ERROR.TYPEエラーの種類に対応する数値を取得する
INFO現在の操作環境についての情報を取得する
ISBLANK対象が空白セルのときにTRUEを取得する
ISERR対象が#N/A以外のエラー値のときにTRUEを取得する
ISERROR対象が任意のエラー値のときにTRUEを取得する
ISEVEN数値が偶数のときにTRUEを取得する
ISFORMULA参照先に数式が含まれるときにTRUEを取得する
ISLOGICAL対象が論理値のときにTRUEを取得する
ISNA対象が#N/AのときにTRUEを取得する
ISNONTEXT対象が文字列以外のときにTRUEを取得する
ISNUMBER対象が数値のときにTRUEを取得する
ISODD数値が奇数のときにTRUEを取得する
ISREF対象が参照のときにTRUEを取得する
ISTEXT対象がテキストのときにTRUEを取得する
N値を数値に変換する
NAエラー値#N/Aを取得する
SHEET参照先のシート番号を取得する
SHEETS参照内のシート数を取得する
TYPE値のデータ型を表す数値を取得する

互換性関数

古いバージョンのExcelとの互換性のために残されているカテゴリです。新規に数式を作る場合は、代わりに同じ機能を持つ新しい関数(統計関数カテゴリ)を使うのがMicrosoft推奨です。

関数説明代替関数
BETADISTβ分布の累積分布関数の値を取得するBETA.DIST
BETAINV指定されたβ分布の累積分布関数の逆関数値を取得するBETA.INV
BINOMDIST二項分布の確率関数の値を取得するBINOM.DIST
CEILING基準値の倍数に切り上げるCEILING.MATH
CHIDISTカイ2乗分布の片側確率の値を取得するCHISQ.DIST.RT
CHIINVカイ2乗分布の片側確率の逆関数値を取得するCHISQ.INV.RT
CHITEST独立性検定を行うCHISQ.TEST
CONFIDENCE母集団の平均に対する信頼区間を取得するCONFIDENCE.NORM
COVAR共分散を取得するCOVARIANCE.P
CRITBINOM累積二項分布の値が基準値以下になるような最小値を取得するBINOM.INV
EXPONDIST指数分布を取得するEXPON.DIST
FDISTF分布の確率関数の値を取得するF.DIST.RT
FINVF分布の確率関数の逆関数の値を取得するF.INV.RT
FLOOR基準値の倍数に切り下げるFLOOR.MATH
FTESTF検定の結果を取得するF.TEST
GAMMADISTガンマ分布の値を取得するGAMMA.DIST
GAMMAINVガンマの累積分布の逆関数値を取得するGAMMA.INV
HYPGEOMDIST超幾何分布を取得するHYPGEOM.DIST
LOGINV対数の累積分布の逆関数値を取得するLOGNORM.INV
LOGNORMDIST対数の累積分布の値を取得するLOGNORM.DIST
MODE最頻値を取得するMODE.SNGL
NEGBINOMDIST負の二項分布を取得するNEGBINOM.DIST
NORMDIST正規分布の累積分布の値を取得するNORM.DIST
NORM.INV正規分布の累積分布の逆関数値を取得するNORM.INV(新関数と同名)
NORMSDIST標準正規分布の累積分布の値を取得するNORM.S.DIST
NORMSINV標準正規分布の累積分布の逆関数値を取得するNORM.S.INV
PERCENTILE第k百分位数を取得するPERCENTILE.INC
PERCENTRANK値の順位を百分率で取得するPERCENTRANK.INC
POISSONポワソン分布の値を取得するPOISSON.DIST
QUARTILE四分位数を取得するQUARTILE.INC
RANK数値の順位を取得するRANK.EQ
STDEV標本に基づく標準偏差の推定値を取得するSTDEV.S
STDEVP母集団全体に基づく標準偏差を取得するSTDEV.P
TDISTスチューデントのt分布の値を取得するT.DIST.RT
TINVスチューデントのt分布の逆関数値を取得するT.INV.2T
TTESTスチューデントのt検定における確率を取得するT.TEST
VAR標本に基づく分散の推定値を取得するVAR.S
VARP母集団全体に基づく分散を取得するVAR.P
WEIBULLワイブル分布の値を取得するWEIBULL.DIST
ZTESTZ検定の片側確率の値を取得するZ.TEST

検索・参照関数

VLOOKUPやXLOOKUPなど、別表から値を引くときに使うカテゴリです。実務で最も使用頻度が高いカテゴリのひとつで、表結合やデータ抽出の要になります。

関数説明
ADDRESSワークシート上のセル参照をテキストとして取得する
AREAS指定の範囲に含まれる領域の個数を取得する
CHOOSE値のリストから値を選択する
CHOOSECOLS配列から指定された列を取得する
CHOOSEROWS配列から指定された行を取得する
COLUMNセル参照の列番号を取得する
COLUMNS指定の範囲に含まれる列数を取得する
FILTER条件に基づいたデータ範囲を取得する
FORMULATEXT指定された参照の数式をテキストとして取得する
GETPIVOTDATAピボットテーブルのデータを取得する
HLOOKUP配列の上端行で検索し対応するセルの値を取得する
HYPERLINKジャンプ用のショートカットまたはリンクを作成する
INDEXセル参照または配列から指定位置の値を取得する
INDIRECTテキスト値で指定されたセル参照を取得する
LOOKUPベクトルまたは配列を検索して対応する値を取得する
MATCH参照または配列で値を検索する
OFFSET指定行数・列数だけシフトしたセル参照を取得する
ROWセル参照の行番号を取得する
ROWS指定の範囲に含まれる行数を取得する
RTDCOMオートメーション対応プログラムからリアルタイムデータを取得する
SORT範囲または配列の内容を並べ替える
SORTBY対応する範囲または配列の値に基づいて並べ替える
TRANSPOSEセル範囲の行と列を入れ替えた配列を取得する
UNIQUE範囲内から重複を除いたデータを取得する
VLOOKUP配列の左端列で検索し対応するセルの値を取得する
XLOOKUP範囲または配列を検索し一致する項目を取得する
XMATCHセル配列または範囲内で指定項目の相対位置を取得する
WRAPCOLS値の1次元配列を列ごとに折り返して2次元配列にする
WRAPROWS値の1次元配列を行ごとに折り返して2次元配列にする

金融関数

ローン・投資・債券・減価償却など、金融計算に使うカテゴリです。PMT(ローン返済額)、FV(将来価値)、NPV(正味現在価値)などが代表的な関数です。

関数説明
ACCRINT定期的に利息が支払われる証券の未収利息額を取得する
ACCRINTM満期日に利息が支払われる証券の未収利息額を取得する
AMORDEGRC減価償却係数を使用した各会計期の減価償却費を取得する
AMORLINC各会計期における減価償却費を取得する
COUPDAYBS利払期間の第1日目から受渡日までの日数を取得する
COUPDAYS受渡日を含む利払期間内の日数を取得する
COUPDAYSNC受渡日から次の利払日までの日数を取得する
COUPNCD受渡日後の次の利払日を取得する
COUPNUM受渡日と満期日の間の利払回数を取得する
COUPPCD受渡日の直前の利払日を取得する
CUMIPMT指定期間に支払われる利息の累計を取得する
CUMPRINC指定期間に支払われる元金の累計を取得する
DB定率法による特定の期の減価償却費を取得する
DDB倍額定率法などによる特定の期の減価償却費を取得する
DISC証券に対する割引率を取得する
DOLLARDE分数表記のドル価格を小数表示に変換する
DOLLARFR小数表記のドル価格を分数表示に変換する
DURATION定期的に利子が支払われる証券の年間マコーレーデュレーションを取得する
EFFECT実効年利率を取得する
FV投資の将来価値を取得する
FVSCHEDULE一連の金利を複利計算した初期投資の将来価値を取得する
INTRATE全額投資された証券の利率を取得する
IPMT投資の指定された期に支払われる金利を取得する
IRR一連のキャッシュフローに対する内部利益率を取得する
ISPMT投資の指定された期に支払われる金利を計算する
MDURATION証券に対する修正マコーレーデュレーションを取得する
MIRR支払いと収益のキャッシュフローがさまざまな率で行われる場合の修正内部利益率を取得する
NOMINAL名目年利率を取得する
NPER投資に必要な期間を取得する
NPV定期的に発生するキャッシュフローと割引率に基づく正味現在価値を取得する
ODDFPRICE1期目の日数が半端な証券の額面$100あたりの価格を取得する
ODDFYIELD1期目の日数が半端な証券の利回りを取得する
ODDLPRICE最終期の日数が半端な証券の額面$100あたりの価格を取得する
ODDLYIELD最終期の日数が半端な証券の利回りを取得する
PDURATION投資が指定した価値に達するまでの投資期間を取得する
PMT年間の定期支払額を算出する
PPMT指定した期に支払われる投資元金を取得する
PRICE定期的に利息が支払われる証券の額面$100あたりの価格を取得する
PRICEDISC割引証券の額面$100あたりの価格を取得する
PRICEMAT満期日に利息が支払われる証券の額面$100あたりの価格を取得する
PV投資の現在価値を取得する
RATE年間の投資金利を取得する
RECEIVED全額投資された証券の満期日の支払額を取得する
RRI投資の成長に対する等価利率を取得する
SLN定額法による資産の1期あたりの減価償却費を取得する
STOCKHISTORY金融商品に関する履歴データを取得する
SYD級数法による特定の期の減価償却費を取得する
TBILLEQ米国財務省短期証券の債券換算利回りを取得する
TBILLPRICE米国財務省短期証券の額面$100あたりの価格を取得する
TBILLYIELD米国財務省短期証券の利回りを取得する
VDB定率法による特定の期の減価償却費を取得する
XIRR定期的でないキャッシュフローに対する内部利益率を取得する
XNPV定期的でないキャッシュフローに対する正味現在価値を取得する
YIELD利息が定期的に支払われる証券の利回りを取得する
YIELDDISC割引債の年利回りを取得する
YIELDMAT満期日に利息が支払われる証券の利回りを取得する

文字列操作関数

文字列の抽出・結合・置換・変換を行うカテゴリです。LEFT・RIGHT・MID・CONCATなどの基本関数に加え、TEXTJOIN・TEXTなどの整形系関数も含まれます。

関数説明
ARRAYTOTEXT指定範囲のテキスト値の配列を取得する
ASC全角の英数カナ文字を半角に変換する
BAHTTEXTバーツ通貨書式で数値を文字列に変換する
CHARコード番号で指定された文字を取得する
CLEAN印刷できない文字を削除する
CODEテキスト文字列内の先頭文字の数値コードを取得する
CONCAT複数の範囲や文字列を結合する
CONCATENATE複数の文字列を1つに結合する(旧型式)
DBCS半角の英数カナ文字を全角に変換する
DOLLARドル通貨書式で数値を文字列に変換する
EXACT2つのテキスト値が等しいかを判定する
FIND、FINDB指定されたテキスト値を他のテキスト値の中で検索する
FIXED数値を一定の桁数のテキストに書式設定する
JIS半角の文字を全角に変換する
LEFT、LEFTB文字列の先頭から指定文字数を取得する
LEN、LENB文字列に含まれる文字数を取得する
LOWERテキストを小文字に変換する
MID、MIDB文字列の任意の位置から指定文字数を取得する
NUMBERVALUE文字列をロケールに依存しない方法で数値に変換する
PHONETIC文字列からふりがなを抽出する
PROPER英単語の先頭文字だけを大文字に変換する
REPLACE、REPLACEBテキスト内の文字を置き換える
REPTテキストを指定回数だけ繰り返して取得する
RIGHT、RIGHTB文字列の末尾から指定文字数を取得する
SEARCH、SEARCHB指定文字列を他の文字列で検索し位置を取得する
SUBSTITUTE文字列中の指定文字を他の文字に置き換える
T引数をテキストに変換する
TEXT数値を書式設定したテキストに変換する
TEXTJOIN区切り記号付きで複数のテキストを結合する
TRIMテキストからスペースを削除する
UNICHAR指定された数値により参照されるUnicode文字を取得する
UNICODE文字列の最初の文字に対応する番号を取得する
UPPER文字列に含まれる英字をすべて大文字に変換する
VALUEテキスト引数を数値に変換する
VALUETOTEXT指定した値からテキストを取得する

データベース関数

テーブル状のデータから条件に合うレコードを抽出・集計するカテゴリです。「D」で始まる関数群で、SUMIFSなどのワークシート関数と似た使い方ができます。

関数説明
DAVERAGE選択したデータベースレコードの平均値を取得する
DCOUNTデータベース内の数値を含むセルをカウントする
DCOUNTAデータベース内の空白でないセルをカウントする
DGET条件に一致する1つのレコードを抽出する
DMAX選択したデータベースレコードの最大値を取得する
DMIN選択したデータベースレコードの最小値を取得する
DPRODUCT条件に一致するレコードのフィールド値を乗算する
DSTDEV標本に基づく標準偏差の推定値を取得する
DSTDEVP母集団全体に基づく標準偏差を取得する
DSUM条件に一致するレコードのフィールド列の合計を取得する
DVAR標本に基づく分散の推定値を取得する
DVARP母集団全体に基づく分散を取得する

キューブ関数

SQL Server Analysis ServicesなどのOLAPキューブからデータを取得するカテゴリです。データモデル(パワーピボット)で分析するときに使います。

関数説明
CUBEKPIMEMBERKPIの名前・プロパティ・メジャーを取得する
CUBEMEMBERキューブ階層のメンバーまたは組を取得する
CUBEMEMBERPROPERTYキューブ内のメンバープロパティの値を取得する
CUBERANKEDMEMBERセット内のn番目のメンバーを取得する
CUBESETセット式をキューブに送信して計算されたセットを定義する
CUBESETCOUNTセット内のアイテムの数を取得する
CUBEVALUEキューブの総計値を取得する

エンジニアリング関数

進数変換・複素数・ベッセル関数など、理工系の計算に使うカテゴリです。2進数・8進数・16進数の相互変換、単位換算、ビット演算などはIT・エンジニアリング業務で重宝します。

関数説明
BESSELI修正ベッセル関数In(x)を取得する
BESSELJベッセル関数Jn(x)を取得する
BESSELK修正ベッセル関数Kn(x)を取得する
BESSELYベッセル関数Yn(x)を取得する
BIN2DEC2進数を10進数に変換する
BIN2HEX2進数を16進数に変換する
BIN2OCT2進数を8進数に変換する
BITAND2つの数値のビット演算ANDを取得する
BITLSHIFT左にビットシフトした数値を取得する
BITOR2つの数値のビット演算ORを取得する
BITRSHIFT右にビットシフトした数値を取得する
BITXOR2つの数値のビット演算XORを取得する
COMPLEX実数係数と虚数係数を複素数に変換する
CONVERT数値の単位を変換する
DEC2BIN10進数を2進数に変換する
DEC2HEX10進数を16進数に変換する
DEC2OCT10進数を8進数に変換する
DELTA2つの値が等しいかをテストする
ERF誤差関数の値を取得する
ERF.PRECISE誤差関数の値を取得する
ERFC相補誤差関数の値を取得する
ERFC.PRECISExから無限大の範囲の相補誤差関数の積分値を取得する
GESTEP数値がしきい値以上であるかをテストする
HEX2BIN16進数を2進数に変換する
HEX2DEC16進数を10進数に変換する
HEX2OCT16進数を8進数に変換する
IMABS複素数の絶対値を取得する
IMAGINARY複素数の虚数係数を取得する
IMARGUMENT偏角シータをラジアンで取得する
IMCONJUGATE複素数の複素共役を取得する
IMCOS複素数のコサインを取得する
IMCOSH複素数の双曲線余弦を取得する
IMCOT複素数の余接を取得する
IMCSC複素数の余割を取得する
IMCSCH複素数の双曲線余割を取得する
IMDIV2つの複素数の商を取得する
IMEXP複素数のべき乗を取得する
IMLN複素数の自然対数を取得する
IMLOG10複素数の10を底とする対数を取得する
IMLOG2複素数の2を底とする対数を取得する
IMPOWER複素数の整数乗を取得する
IMPRODUCT複素数の積を取得する
IMREAL複素数の実数係数を取得する
IMSEC複素数の正割を取得する
IMSECH複素数の双曲線正割を取得する
IMSIN複素数の正弦を取得する
IMSINH複素数の双曲線正弦を取得する
IMSQRT複素数の平方根を取得する
IMSUB2つの複素数の差を取得する
IMSUM複素数の和を取得する
IMTAN複素数の正接を取得する
OCT2BIN8進数を2進数に変換する
OCT2DEC8進数を10進数に変換する
OCT2HEX8進数を16進数に変換する

Web関数

Web APIやURLを扱うカテゴリです。ENCODEURL・FILTERXMLなど、外部サービス連携の簡易スクリプトとして使えます。

関数説明
ENCODEURLURL形式でエンコードされた文字列を取得する
FILTERXML指定されたXPathに基づいてXMLコンテンツの特定データを取得する
WEBSERVICEWebサービスからデータを取得する

アドイン・オートメーション関数

外部プログラムやダイナミックリンクライブラリを呼び出すカテゴリです。特殊な用途のため、日常業務ではほぼ使いません。

関数説明
CALLダイナミックリンクライブラリのプロシージャを呼び出す
EUROCONVERTユーロ通貨と参加国通貨の換算を行う
REGISTER.ID登録されたダイナミックリンクライブラリのレジスタIDを取得する

Excel関数の学習ロードマップ

400以上ある関数をすべて覚える必要はありません。次の順で段階的にマスターするのが効率的ですよ。

STEP1: 四則演算と基本集計(初日)

まずはExcelの四則演算と、基礎中の基礎となる4関数を押さえます。

STEP2: 条件付き集計と条件分岐(1〜3日目)

条件で絞り込む関数が使えると、業務の幅が一気に広がります。

STEP3: 検索・参照(1週間目)

別表からデータを引く関数を使えるようになると、Excelで本格的にデータを扱えるようになります。

STEP4: 日付・文字列処理(2週間目)

日付計算や文字列の整形は、レポート作成で必須になります。

STEP5: 配列関数・ダイナミック関数(1ヶ月目以降)

Microsoft 365やExcel 2021で使える新しい関数群です。慣れると劇的に数式が短くなります。

ここまで一通り使えれば、日常業務の関数スキルとしては十分です。統計関数や金融関数は、業務で必要になったタイミングで該当カテゴリから逆引きすればOKですよ。

よくある質問(FAQ)

Excel関数の一覧を使う方からよく受ける質問をまとめました。

Q1. Excelの関数はぜんぶで何個あるの?

Microsoftの公式ドキュメントによると、Excel関数は約500個(互換性関数・アドイン関数含む)あります。ただし日常業務で実際に使うのは30〜50個くらいで、400以上の関数はほとんど使われません。まずは上記の10関数から始めて、業務で必要になった関数を順次覚えていくのが効率的です。

Q2. VLOOKUPとXLOOKUPはどちらを覚えればいい?

これから学ぶならXLOOKUP推奨です。XLOOKUPは検索方向の制限がなく、デフォルトで完全一致検索、エラー時の処理も引数で指定できるため、VLOOKUPの欠点を解消しています。ただしExcel 2019以前では使えません。職場のExcelバージョンによってはVLOOKUPも覚えておきましょう。詳しくはXLOOKUP関数の解説をどうぞ。

Q3. 関数名がわかっているけど、使い方を知りたいときは?

Excel関数一覧(アルファベット順)で関数名を探してください。「Ctrl + F」で関数名を検索すれば一瞬で見つかります。読み方がわからない関数の場合は読み方一覧もどうぞ。

Q4. 統計関数がたくさんあるけど、どれを使えばいいの?

「.P」がつく関数は母集団全体、「.S」がつく関数は標本(サンプル)に基づく計算です。実務データ(一部の調査データから全体を推定する場合)では「.S」系、全件揃ったデータ(クラス全員のテスト点数など)では「.P」系を使います。迷ったらSUMIFS関数COUNTIFS関数など、条件付き集計系で済む場合も多いです。

Q5. 「互換性関数」って使っていいの?

Excel 2007以前で作られたファイルとの互換性のために残されています。新規に数式を作る場合は、同じ機能の新関数(統計関数カテゴリ)を使うのがMicrosoft推奨です。互換性関数の表に「代替関数」の列を載せているので、そちらを参照してください。既存ファイルの関数はそのままでも動作します。

Q6. Googleスプレッドシートでも同じ関数が使える?

ほとんどの基本関数は互換性があります。ただしExcel独自の関数(キューブ関数・PHONETIC・BAHTTEXTなど)はスプレッドシートでは使えません。逆にスプレッドシート独自のQUERY・GOOGLEFINANCEなどはExcelにはありません。スプレッドシートでの関数の使い方は、当サイトの「Googleスプレッドシート」カテゴリをどうぞ。

まとめ

この記事では、Excelの全関数を機能別14カテゴリに分類した逆引き一覧としてまとめました。やりたいことが決まっているときは、該当するカテゴリの表から関数を探してみてください。

関数名のクリックで個別の解説記事に飛べるので、気になる関数はそのまま使い方を確認できますよ。

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