この記事ではSUMIF関数について解説しています。
- 指定した範囲内で条件に合う数値のみを合計したい人
- A列の値が検索条件に一致している時に同じ行のB列を合計したい人
- 関数の勉強をしている人
SUMIF関数(さむいふ関数)とは?
SUMIF関数の読み方
読み方は「サムイフ関数」です。
SUMIF関数で出来ること
SUMIF関数では指定した範囲の中で条件に合う数値のみを合計する事が出来ます。
例えば男女別のデータがずらりと並んでいる中で、男だけのデータを合計したい場合等に利用します。
SUM関数を理解しているとSUMIF関数も理解しやすくなります!!
まだSUM関数が分からない方はこちらのページをご参照下さい。
一緒に覚えておきたい関数
SUMIF関数には類似の関数があり、使い分ける事ができると出来る事の幅が広がります。
関数名 | 説明 |
---|---|
SUM | 指定した範囲の値すべてを合計する事ができる |
SUMIF ※この記事 | 指定した範囲の中から、1つの条件に一致する値を合計する事が出来る |
SUMIFS | 指定した範囲の中から、複数の条件に一致する値を合計する事が出来る |
SUMIF関数の使い方
まずはTEXTAFTER関数の式をチェックしましょう。
※[]内の引数は省略する事が出来ます。
=SUMIF ( 範囲 , 検索条件 , [ 合計範囲 ] )
SUMIF関数の引数は3個ですが、必ず指定する引数は2個です。
引数:範囲
「範囲」には検索範囲を指定します。
ここで選んだセル範囲の中から検索条件に一致するセルを探します。
引数:検索条件
「検索条件」は「範囲」の中で何を検索するか指定する事が出来ます。
設定出来るのは文字列、数値、式、セル参照、関数になっており、ワイルドカードを使用する事も可能です。
文字列を入力する時はダブルクォーテーション(”)を文字列の前後に忘れずに付けましょう。
例えば「ましゅかぶろぐ」を検索する時は引数に「”ましゅかぶろぐ”」のように記述する必要があります。
引数:合計範囲 ※省略可
「合計範囲」には検索条件に一致した場合に合計する範囲を指定する事が出来ます。
省略した場合は「範囲」に指定した値が合計されますが、数値ではない場合や空白の場合は無視されますので注意しましょう。
例えば支店別の売上一覧から指定した支店の売上だけを合計したい場合、「範囲」には支店名が入力されているセルを指定する必要がありますが、売上は別のセルに入力されています。
そういったケースでは「範囲」に支店名を指定し、「合計範囲」に売上を指定します。
「範囲」と「合計範囲」は縦向きと横向きのどちらでも問題ありませんが、同じ長さである必要がありますので注意してください。
範囲がA2:A10なのに対して合計範囲がB4:B9になっていたり、範囲がA1:Z1で合計範囲がA1:C1のように統一されていない場合は思っている値と違う値が合計されてしまい、正しい値が表示されなくなってしまいます。
表がずれているような特殊なケースを除いて縦と横の長さは揃えましょう。
まとめ
SUMIF関数は人によって少し混乱してしまう事がありますが、一度理解するとどんな場面でも使える万能関数です。
色々試してみながらゆっくりと確実に覚えましょう!!
関数一覧
ましゅかぶろぐではExcel関数の一覧を3パターンご用意しています。
用途に合わせてお使いください。
各一覧の文字色が青くなっている関数はクリックすると解説ページを開くことができます。
エラー値についてのまとめ記事
関数でエラーが発生した際に表示される、エラーの種類を以下の記事でまとめています。

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