Excelショートカット厳選30選|仕事で本当に使うものだけ覚える

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Excelのショートカットキー、「便利なのはわかるけど200個以上もあるし、どれから覚えればいいかわからない…」と感じていませんか?

ネットで調べると一覧がズラッと出てきて、逆にやる気がなくなりますよね。でも、ショートカットを知らないまま仕事を続けると、毎日の作業で少しずつ時間をロスし続けることになります。ある研究では、ショートカットはメニュー操作より1タスクあたり0.5秒以上速いという結果も出ています。たった0.5秒でも、1日に何百回と繰り返せば大きな差です。

この記事では、実際の仕事で本当に使うショートカットだけを30個に厳選しました。しかも「まず5つ覚えればOK」という段階式なので、一気に詰め込む必要はありません。今日から1つずつ試してみてください。

この記事のショートカットはWindows版を基準にしています。Macの場合は CtrlCmd に、AltOption に読み替えてください。

まず5つから始めよう|スターターショートカット

「30個も覚えられない」と思った方、安心してください。まずはこの5つだけで大丈夫です。この5つを使いこなすだけでも、日々の作業スピードはかなり変わります。

No.ショートカット動作覚え方
1Ctrl + CコピーC = Copyの頭文字
2Ctrl + V貼り付けCの隣のキー
3Ctrl + Z元に戻すキーボード左下で押しやすい
4F2セル編集モード切替そのまま覚える
5Ctrl + ;今日の日付を入力セミコロンで日付を「区切る」

コピー・貼り付け・元に戻す(基本3点セット)

Ctrl + C(コピー)、Ctrl + V(貼り付け)、Ctrl + Z(元に戻す)は、Excel以外のアプリでも共通で使えるショートカットです。すでに使っている方も多いかもしれません。

ポイントは、この3つがキーボードの左下にまとまっていること。左手だけでサッと操作できるので、右手はマウスに置いたままでOKです。ちなみに、Ctrl+C/V/Zの配置は1983年にApple Lisaで採用されたのが起源とされています(HowToGeek)。40年以上使われている定番の操作なんですね。

Ctrl + Z は「やっちゃった!」をなかったことにできるので、Excelに慣れていない方ほど重宝します。間違えてもすぐ戻せるとわかれば、操作への不安もぐっと減りますよ。

セル編集モードの切り替え(F2)

セルの中身を修正したいとき、ダブルクリックしていませんか? F2 キーを押すだけで、セルが編集モードに切り替わります。

これが便利なのは、マウスに手を伸ばさなくていいという点です。数式の一部を直したいとき、キーボードから手を離さずにそのまま修正に入れます。セルを選択して F2 → 修正 → Enter の流れを身体に覚えさせると、編集スピードが一段上がります。

今日の日付を一発入力(Ctrl+;)

日報や管理表で「今日の日付」を毎回手入力していませんか? Ctrl + ;(セミコロン)を押すと、今日の日付が一発で入力されます。

TODAY関数と違って、入力した時点の日付が固定値として入るのが特徴です。翌日ファイルを開いても日付が変わりません。記録用途にぴったりです。毎日の入力作業で地味に効いてくるショートカットですよ。

入力・編集を速くする8選

基本を押さえたら、次は入力と編集を効率化するショートカットです。データ入力が多い方は、このセクションが一番効果を実感しやすいはずです。

No.ショートカット動作使う場面
6F4直前の操作を繰り返す同じ書式設定を連続適用
7Ctrl + D上のセルをコピーD = Downで下にコピー
8Ctrl + Yやり直し(Redo)戻しすぎたときに
9Ctrl + Enter選択範囲に一括入力複数セルに同じ値を入れる
10Alt + Enterセル内で改行セル内に複数行テキスト
11Ctrl + X切り取りX = ハサミの形
12Ctrl + Alt + V形式を選択して貼り付け値だけ・書式だけ貼り付け
13Ctrl + Shift + Lフィルターの切替一覧データの絞り込み

F4の注意点: F4 には2つの機能があります。セルを編集していないときは「直前の操作の繰り返し」です。数式を編集中に押すと「セル参照の絶対参照・相対参照の切り替え」になります。どちらも頻繁に使うので、両方覚えておくと便利です。

Ctrl + Enter は意外と知られていませんが、かなり強力です。複数のセルを選択した状態で値を入力し、最後に Ctrl + Enter で確定すると、選択したセルすべてに同じ値が入ります。たとえば空白セルをまとめて「0」で埋めたいとき、1セルずつ入力する必要がなくなります。

Ctrl + Alt + V は「形式を選択して貼り付け」のダイアログを開きます。値だけ貼り付けたい、書式だけコピーしたいといった場面で使います。通常の Ctrl + V だと数式や書式もまるごと貼り付けてしまうので、貼り付け方法を選べるのは大きなメリットです。

移動・選択を速くする7選

大きな表を扱うとき、マウスのスクロールで目的のセルまで移動するのは時間がかかりますよね。移動と選択のショートカットを使えば、何千行あっても一瞬で飛べます。

No.ショートカット動作使う場面
14Ctrl + 矢印データの端までジャンプ表の最終行・最終列へ移動
15Ctrl + Shift + 矢印データの端まで選択列全体・行全体の範囲選択
16Ctrl + HomeセルA1に移動シートの先頭に戻る
17Ctrl + Endデータ最終セルへ移動データ範囲の右下端を確認
18Ctrl + A全選択A = Allで全選択
19Ctrl + Space列全体を選択列の挿入・削除の前に
20Shift + Space行全体を選択行の挿入・削除の前に

特に Ctrl + 矢印 は、データがある範囲の端まで一気にジャンプできるショートカットです。1,000行ある表の最終行まで移動したいとき、スクロールで探す必要はありません。Ctrl + ↓ を押すだけで一発です。

これに Shift を加えた Ctrl + Shift + 矢印 なら、移動しながら範囲選択もできます。「表の先頭から最終行まで一気に選択したい」というときに重宝します。マウスでドラッグして選択範囲がズレた…という失敗ともお別れです。

Ctrl + Space(列選択)と Shift + Space(行選択)は、列や行を挿入・削除する前に使うと便利です。わざわざ行番号や列番号をクリックしなくても、キーボードだけで選択できます。

書式設定を速くする7選

見た目を整える作業も、ショートカットで一気に速くなります。とくに太字・下線あたりは使う頻度が高いので、覚えておいて損はありません。

No.ショートカット動作覚え方
21Ctrl + B太字B = Bold
22Ctrl + I斜体I = Italic
23Ctrl + U下線U = Underline
24Ctrl + 1セルの書式設定ダイアログ「1番大事な設定画面」

Ctrl + BCtrl + ICtrl + U は英語の頭文字がそのままキーになっています。一度覚えれば忘れにくいです。Wordやメールでも同じキーが使えるので、汎用性も高いですよ。

Ctrl + 1 は「セルの書式設定」ダイアログを直接開くショートカットです。表示形式、配置、フォント、罫線など、書式に関するあらゆる設定はここに集まっています。リボンのメニューを探し回るより、Ctrl + 1 で一発で開くほうがずっと速いです。

数値書式のショートカット

数値の表示形式もキーボードだけで切り替えられます。経理や集計作業が多い方はぜひ覚えてみてください。

No.ショートカット動作表示例
25Ctrl + Shift + 1桁区切り(カンマ区切り)1000 → 1,000
26Ctrl + Shift + 4通貨形式1000 → ¥1,000
27Ctrl + Shift + 5パーセント形式0.5 → 50%

わざわざ「セルの書式設定」を開かなくても、ワンタッチで切り替えられるのが魅力です。決算資料や見積書の仕上げ作業で活躍します。

ファイル・シート操作3選

最後は、ファイルの保存やシート間の移動に関するショートカットです。地味ですが「やっておけばよかった…」を防ぐ大事な操作ばかりです。

No.ショートカット動作使う場面
28Ctrl + S上書き保存S = Saveの頭文字
29F12名前を付けて保存別名でバックアップ
30Ctrl + PgUp / PgDn前後のシートに移動複数シート間の切り替え

Ctrl + S は、こまめに押す習慣をつけるだけで「保存し忘れて作業が消えた…」という事故を防げます。キリのいいところで反射的に押せるようになるのが理想です。

F12 は「名前を付けて保存」です。元のファイルを残したまま別名で保存したいとき、つまりバックアップを取りたいときに使います。

シートが複数あるファイルでは Ctrl + PgDn(次のシート)と Ctrl + PgUp(前のシート)が便利です。シートのタブをマウスでクリックして切り替えるより、キーボードでサクサク移動できます。

【実務シーン別】早見表|経理・総務・営業事務向け

「結局、自分の仕事ではどれを使えばいいの?」という方のために、職種別のおすすめセットをまとめました。

シーンよく使う作業おすすめショートカット
経理数値入力・集計・書式統一Ctrl+;(日付)、Ctrl+Shift+1(桁区切り)、Ctrl+Shift+5(%表示)、Ctrl+Alt+V(値貼り付け)、Ctrl+1(書式設定)
総務名簿管理・データ整理Ctrl+Shift+L(フィルター)、Ctrl+A(全選択)、Ctrl+D(上セルコピー)、Ctrl+Enter(一括入力)、Shift+Space(行選択)
営業事務見積書作成・資料整形Ctrl+B(太字)、Ctrl+Shift+4(通貨形式)、Ctrl+PgDn(シート移動)、F12(別名保存)、Ctrl+Alt+V(値貼り付け)

もちろん、ここに挙げたのはあくまで一例です。自分の業務でよく繰り返している操作があれば、そのショートカットから優先的に覚えていくのが一番効率的です。

ショートカットの覚え方|毎日1個でいい

30個のショートカットを一度に覚えようとする必要はありません。毎日1個だけ意識して使うのが、一番確実に身につく方法です。

英単語で覚えるのがコツ

Excelのショートカットは、多くが英単語の頭文字に対応しています。丸暗記するより、意味とセットで覚えるのがおすすめです。

キー英単語意味
BBold太字
IItalic斜体
UUnderline下線
SSave保存
CCopyコピー
AAll全選択
DDown下方向にコピー

3ステップで定着させる

ショートカットを確実に定着させるには、次の3ステップがおすすめです。

  1. 今日使うショートカットを1つだけ決める(付箋に書いてモニターに貼るのも効果的)
  2. その操作をするたびにショートカットで実行する(最初は遅くてOK)
  3. 1週間続けたら次のショートカットに進む

マウスとキーボードの切り替えには、想像以上に時間を取られているといわれています。1つずつショートカットに置き換えていくだけで、数か月後にはかなりの時短になっているはずです。

より快適に使うためのキーボード選び

ショートカットを多用するようになると、キーボードそのものの打ち心地も気になってきます。安価なキーボードだと長時間の入力で指が疲れたり、キーの反応がイマイチだったりすることがあります。

もし「キーボードにこだわってみたい」と思った方は、東プレのREALFORCEシリーズがおすすめです。静電容量無接点方式という仕組みで、軽い力でキーが反応します。ショートカットを何度押しても指が疲れにくいのが特徴です。

実際に使ってみたレビューを別の記事にまとめているので、興味がある方はぜひ読んでみてください。

[[realforce-r3-review|REALFORCEを買ったらタイピングがめちゃ楽しい]]

まとめ

この記事では、仕事で本当に使えるExcelショートカットを30個に厳選して紹介しました。

最後にポイントを振り返っておきましょう。

  • まずはスターター5つ(Ctrl+C/V/Z、F2、Ctrl+;)から始める
  • 入力・移動・書式・ファイル操作をカテゴリ別に覚えると整理しやすい
  • 一度に全部覚えなくていい。毎日1個ずつがベストな覚え方
  • 英単語の頭文字(B=Bold、S=Saveなど)を意識すると忘れにくい
  • よく使う操作から優先的にショートカットに置き換えるのが効率的

ショートカットに慣れてきたら、Excel関数もあわせて覚えると作業効率がさらにアップします。関数を一覧で確認したい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

  • [[excel-function-alphabetical-order|アルファベット順 関数一覧]]
  • [[excel-function-list-by-function|機能別のエクセル関数一覧]]

今日から1つ、ショートカットを使ってみてください。「こんなに楽になるのか」と実感できるはずです。

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