Excelの時短ショートカットキー厳選20選|新入社員・事務職がまず覚えるべき操作

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Excelのショートカットを調べると、200個以上もずらりと並んでいて圧倒されませんか。新入社員のうちは、どれから覚えればいいのか見当もつかないですよね。

でも、安心してください。最初から全部を覚える必要はまったくありません。事務職の日常業務で本当に出番が多いのは、ごく一部のショートカットだけです。

この記事では、新入社員・事務職がまず覚えるべきショートカットを20個に厳選しました。「入力系・書式系・移動選択系・シート操作系」の4カテゴリで整理しています。それぞれに「マウス操作だと何秒かかるか」と「どんな場面で使うか」を添えたので、覚える価値がひと目でわかります。

記事の最後には、印刷して手元に置ける「20選チートシート」も用意しました。今日から1つずつ、自分のペースで試してみてください。

この記事のショートカットはWindows版を基準にしています。Macの場合は CtrlCmd に、AltOption に読み替えてください。一部の動作は若干異なります。

なぜExcelショートカットを初心者がまず覚えるべきか

マウス操作とキーボード操作を行き来すると、そのたびに手が止まります。1回あたりは数秒の差でも、1日に何百回も繰り返せば大きな時間になります。

たとえばコピー&ペーストを右クリックメニューから行うと、毎回3秒ほどかかります。これをショートカットにすれば1秒以下です。1日に50回コピペするなら、それだけで約100秒の節約になります。

新入社員のうちにショートカットを身につけておくと、この差が毎日積み重なります。早く覚えるほど得をする、というわけですね。

ただし、ここで欲張って全部を覚えようとすると挫折します。だからこそ、まずは出番の多い20個に絞るのがコツです。

Excelショートカット初心者向け20選の全体像

最初に、これから紹介する20個を4カテゴリで一覧にしておきます。全体像を先につかんでおくと、頭の中で整理しやすくなります。

カテゴリ主なショートカット
入力系Ctrl+C / V / X / Z / Y、F2、Enter / Tab7
書式系Ctrl+B / I / U、Ctrl+14
移動・選択系Ctrl+Home / End、Ctrl+方向キー、Ctrl+Shift+End、Ctrl+A5
シート操作系Ctrl+S、Ctrl+PageUp / Down、Alt+=、Ctrl+;4

「20個も多い」と感じても大丈夫です。多くの方がすでに使っているCtrl+C・Ctrl+Vも含まれています。実際に覚えるのは数個ずつで構いません。

【入力系】まず覚えるべきショートカット

入力系は、データを打ち込む・直す・移動するときに使うショートカットです。出番が一番多いので、最優先で覚える価値があります。

キー機能マウス操作との比較こんな場面で
Ctrl + Cコピー右クリック→コピー(約3秒)→ 約1秒同じ値を別セルに使い回す
Ctrl + V貼り付け右クリック→貼り付け(約3秒)→ 約1秒コピーした内容を貼る
Ctrl + X切り取り右クリック→切り取り(約3秒)→ 約1秒データを別の場所へ移動する
Ctrl + Z元に戻す手作業で戻す(数十秒)→ 約1秒消しすぎ・上書きミスの復旧
Ctrl + Yやり直しメニューを探す(約3秒)→ 約1秒戻しすぎを1つ進める
F2セル編集モードダブルクリック(約2秒)→ 約0.5秒入力済みセルの一部を直す
Enter / Tab確定して移動クリックで次セルへ(約2秒)→ 約0.3秒連続入力でリズムを作る

コピー・貼り付け・元に戻す(左手だけで完結)

Ctrl + C(コピー)、Ctrl + V(貼り付け)、Ctrl + X(切り取り)、Ctrl + Z(元に戻す)は、キーボードの左下にまとまっています。右手はマウスに置いたまま、左手だけでサッと操作できます。

なかでも Ctrl + Z は新入社員の心強い味方です。間違えてもすぐ戻せるとわかれば、操作への不安がぐっと減ります。戻しすぎたときは Ctrl + Y で1つ進められます。

セル編集モードの切り替え(F2)

入力済みのセルを一部だけ直したいとき、ダブルクリックしていませんか。F2 を押すだけで、そのセルが編集モードに切り替わります。狙いがズレてやり直す手間がなくなります。

確定して移動(Enter / Tab)

データを連続して打つときは、Tab で右へ、Enter で確定しながら下へ進めます。Tab で何個か進んだあとに Enter を押すと、次の行の先頭(Tab開始位置の真下)に戻ります。表への入力がリズミカルになります。

【書式系】見やすい表を速く作るショートカット

書式系は、文字を強調したり表を整えたりするときに使います。報告書や一覧表を「見やすく」仕上げる場面で活躍します。

キー機能マウス操作との比較こんな場面で
Ctrl + B太字リボンのBボタン(約3秒)→ 約1秒見出し・合計行を強調する
Ctrl + I斜体リボンのIボタン(約3秒)→ 約1秒補足・注記を区別する
Ctrl + U下線リボンのUボタン(約3秒)→ 約1秒重要な数値を目立たせる
Ctrl + 1セルの書式設定右クリック→書式設定(約4秒)→ 約1秒表示形式・罫線・配置をまとめて設定

Ctrl + BCtrl + ICtrl + U は、それぞれ太字(Bold)・斜体(Italic)・下線(Underline)の頭文字です。英単語と結びつけると忘れにくくなります。

とくに覚えてほしいのが Ctrl + 1 です。これを押すと「セルの書式設定」ダイアログが開きます。表示形式・罫線・配置・色などを、まとめて細かく設定できます。日付や金額の見せ方を整えたいときの定番です。

【移動・選択系】大きな表を一瞬で動くショートカット

移動・選択系は、行数の多い表を扱うときに効果が大きいショートカットです。スクロールで探す手間がなくなり、作業のストレスがぐっと減ります。

キー機能マウス操作との比較こんな場面で
Ctrl + HomeA1セルへ移動スクロールで戻る(約5秒)→ 約0.3秒表の先頭に一気に戻る
Ctrl + Endデータ最終セルへ移動スクロールで探す(約8秒)→ 約0.3秒表の終わりを確認する
Ctrl + 方向キーデータの端まで移動長押しスクロール(約5秒)→ 約0.5秒上下左右の端へジャンプする
Ctrl + Shift + End末尾まで選択ドラッグで選択(数十秒)→ 約1秒表全体をまとめて選択する
Ctrl + A表全体を選択ドラッグで全選択(数十秒)→ 約1秒コピー・書式適用の前準備

Ctrl + Home を押すと、どこにいても一瞬でA1セルに戻れます。逆に Ctrl + End は、データが入った右下のセルへジャンプします。表の大きさを確認したいときに便利です。

Ctrl + 方向キー は、データが続く端まで一気に移動します。Shift を加えると、移動しながら範囲を選択できます。Ctrl + Shift + End なら、今いる場所からデータ末尾まで一発で選べます。

Ctrl + End は、過去にデータがあったセルを記憶していて、実際より広い範囲を指すことがあります。気になるときは、不要な行や列を削除してから保存し直すとリセットされます。

【シート操作系】ファイル・シートを速く扱うショートカット

シート操作系は、保存やシート移動、合計入力などをまとめた便利なグループです。地味ですが、ミス防止や時短に直結します。

キー機能マウス操作との比較こんな場面で
Ctrl + S上書き保存ファイル→保存(約4秒)→ 約1秒こまめに保存して消失を防ぐ
Ctrl + PageDown / PageUp右/左のシートへ移動シートタブをクリック(約2秒)→ 約0.5秒月別シートを行き来する
Alt + =オートSUMΣボタン→範囲選択(約5秒)→ 約2秒列・行の合計を一発で出す
Ctrl + ;今日の日付を入力手で日付を打つ(約5秒)→ 約1秒作成日・記録日を入れる

Ctrl + S は、何よりも先に習慣化したいショートカットです。数分おきに押す癖をつけると、フリーズや誤操作によるデータ消失を防げます。

Alt + = はオートSUMです。合計したい数値の下や右のセルで押すと、SUM 関数が自動で入ります。範囲がずれることもあるので、確定する前に対象範囲を確認してください。SUM関数そのものを詳しく知りたい方は、SUM関数の使い方もあわせてどうぞ。

Ctrl + ; は、その時点の日付を固定値として入力します。TODAY 関数のように自動更新はされないので、記録日として残すのに向いています。ちなみに、現在時刻は Ctrl + Shift + ; で入力できます。

初心者がショートカットを早く覚えるコツ

20個を一度に詰め込もうとすると、たいてい挫折します。確実に身につけるためのコツを3つ紹介します。

1つ目は、毎日1個ずつにすることです。「今日はCtrl+Sを意識して使う」と決めて、その日はそれだけを徹底します。翌日には自然と手が動くようになっています。

2つ目は、出番の多い入力系から覚えることです。Ctrl+C・V・Z・F2あたりは1日に何度も使うので、すぐに定着します。効果を実感しやすいのも入力系です。

3つ目は、英単語と結びつけることです。B=Bold(太字)、S=Save(保存)のように頭文字で覚えると忘れにくくなります。意味とセットにするのが記憶のコツです。

もし「ショートカットが効かない」と感じたら、IMEが日本語入力モードのままだったり、ノートPCのFnキー設定が原因だったりします。そんなときは、半角英数モードに切り替えて試してみてください。

印刷用チートシート|Excelショートカット初心者20選まとめ表

最後に、20選を1枚にまとめました。このセクションを印刷して、パソコンの近くに貼っておくと練習がはかどります。

カテゴリキー機能
入力系Ctrl + Cコピー
入力系Ctrl + V貼り付け
入力系Ctrl + X切り取り
入力系Ctrl + Z元に戻す
入力系Ctrl + Yやり直し
入力系F2セル編集モード
入力系Enter / Tab確定して下/右へ移動
書式系Ctrl + B太字
書式系Ctrl + I斜体
書式系Ctrl + U下線
書式系Ctrl + 1セルの書式設定
移動・選択系Ctrl + HomeA1セルへ移動
移動・選択系Ctrl + Endデータ最終セルへ移動
移動・選択系Ctrl + 方向キーデータの端まで移動
移動・選択系Ctrl + Shift + End末尾まで選択
移動・選択系Ctrl + A表全体を選択
シート操作系Ctrl + S上書き保存
シート操作系Ctrl + PageDown / PageUp右/左のシートへ移動
シート操作系Alt + =オートSUM
シート操作系Ctrl + ;今日の日付を入力

まとめ

この記事では、新入社員・事務職がまず覚えるべきExcelショートカットを20個に厳選して紹介しました。最後にポイントを振り返ります。

  • まずは出番の多い入力系から覚えると効果を実感しやすい
  • 各操作は「マウスより数秒速い」が積み重なって大きな差になる
  • 一度に全部覚えなくていい。毎日1個ずつがベストな覚え方
  • 英単語の頭文字(B=Bold、S=Save)と結びつけると忘れにくい
  • 効かないときはIME・Fnキー・テーブル化を疑う
  • 印刷用チートシートを手元に置いて、日々練習する

20個に慣れてきたら、もっと幅を広げてみましょう。職種別のおすすめセットや覚え方をさらに知りたい方は、Excelショートカット厳選30選が参考になります。Excelの基本操作を一通り押さえたい方は、Excel初心者マスターガイドもおすすめです。

ショートカットに慣れてきたら、関数もあわせて覚えると作業効率がさらに上がります。関数を一覧で確認したい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

今日から1つ、ショートカットを使ってみてください。「こんなに楽になるのか」と実感できるはずです。

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