Googleカレンダーの使い方|仕事で使う4つの便利機能

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Googleカレンダーで「予定を入れるだけ」を卒業しよう

4月から会社のメール環境がGoogle Workspaceに変わった方も多いのではないでしょうか。Googleカレンダーの使い方を仕事レベルで身につけると、日程調整の手間が驚くほど減ります。

「予定を入れるだけ」で終わっているなら、もったいないですよ。この記事で紹介する4つの機能を使えば、会議の日程調整メールを何往復もする必要がなくなります。

ExcelからGoogleスプレッドシートに移行した方は、「ExcelとGoogleスプレッドシートの違い|使い分けと移行の注意点」もあわせて読んでみてください。

この記事で習得できる4つのこと

  1. 複数人の空き時間を一瞬で確認する方法 — カレンダーの重ね表示で空きを見つける
  2. 予約スケジュール機能で日程調整を自動化 — URLを送るだけで候補日のやり取りが不要に
  3. 繰り返し予定で定例会議を自動登録 — 毎週・毎月の予定を一度の設定で完了
  4. Google Meetのワンクリック参加 — 会議URLの手動発行から解放される

さらに、2026年版のGemini AI連携も紹介します。


複数人の空き時間を一瞬で見つける方法

「来週どこか空いてますか?」というメールを3人に送って、返信を待って、また調整して……。この作業、Googleカレンダーの重ね表示を使えば5分で終わります。

他の人のカレンダーを重ねて表示する手順

Googleカレンダーでは、同じ組織内のメンバーのカレンダーを自分の画面に重ねて表示できます。週表示にすれば、全員の予定がひと目で見えますよ。

ただし、相手がカレンダーを共有していない場合は「予定あり」としか表示されません。詳細を見るには、相手側で共有設定が必要です。

閲覧権限は4段階あります。

権限レベル見える内容
予定ありのみ時間帯だけ。タイトルは非表示
すべての予定の詳細タイトル・場所・説明まで閲覧可
予定の変更他の人の予定を編集・削除できる
変更と共有の管理フル権限。さらに他の人への共有設定も可能

チームで使うなら「すべての予定の詳細を表示」がおすすめです。

「他のユーザーのカレンダーを表示」の操作ステップ

  1. 画面左側の「他のユーザーのカレンダー」の横にある「+」をクリック
  2. 「ユーザーを検索」に相手のメールアドレスを入力
  3. 候補が表示されたらクリックして追加

追加後は、左サイドバーにチェックボックスが表示されます。チェックを入れると相手の予定が色分けされて表示されますよ。

空き時間確認でよくある失敗(権限なし・非公開設定)

「カレンダーを重ねたのに何も表示されない」という場合、原因は2つあります。

1. 相手がカレンダーを共有していない
相手側で「設定と共有」から自分のメールアドレスを追加してもらいましょう。管理者が組織全体の共有ポリシーを設定している場合もあります。わからないときはIT部門に確認してみてください。

2. 予定が「非公開」に設定されている
個別の予定で「非公開」にチェックが入っていると、共有相手にも詳細が表示されません。ただし「予定あり」とは表示されるので、空き時間の判断はできますよ。


予約スケジュール機能で日程調整メールをなくす

「来週の火曜か水曜、14時以降でいかがですか?」「火曜は終日埋まっていまして……」。こんなやり取りを3往復もすると、それだけで30分が消えますよね。

Googleカレンダーの予約スケジュール機能を使えば、予約ページのURLを送るだけで完了します。相手はリンクを開いて空いている時間を選ぶだけです。

予約ページのURL発行手順

  1. Googleカレンダーの「+作成」ボタンをクリック
  2. 「予約スケジュール」を選択
  3. タイトル(例:「30分ミーティング」)と所要時間を設定
  4. 対応可能な曜日と時間帯を指定
  5. 保存すると予約ページのURLが生成される

このURLをメールやチャットで共有すれば、相手は自分の都合に合う時間を自分で選べます。

予約枠の詳細設定(時間・バッファ・受付上限)

細かい設定もできます。「連続で予約が入ると休憩が取れない」という心配は不要ですよ。

  • 所要時間: 15分・30分・60分などから選択
  • バッファ時間: 予約と予約の間に休憩を入れられる
  • 受付上限: 1日あたりの予約数を制限できる
  • 予約受付期間: 「2週間先まで」のように受付期間を限定

TimeRexとの比較|無料でどこまでできるか

日程調整ツールとしてはTimeRexも人気です。両者の違いを整理しました。

機能Googleカレンダー予約スケジュールTimeRex(フリープラン)
料金無料無料
予約ページ数1件(無料の場合)無制限
対応カレンダーGoogleカレンダーのみGoogle + Outlook
ビデオ会議URLGoogle MeetのみZoom / Teams / Meet
リマインダーメール有料プランのみフリープランで対応
投票形式の日程調整なし対応

Googleカレンダーだけで完結したいなら予約スケジュールで十分です。OutlookユーザーやZoomを使うチームとも連携したいなら、TimeRexの方が柔軟ですよ。フリープランは無料、ベーシックプランは月額750円からです。


繰り返し予定で定例会議を自動登録する

毎週月曜の朝礼、隔週の1on1、毎月第2水曜の全体会議。これらを毎回手で入力していませんか? 繰り返し設定を使えば、一度の操作で自動登録できます。

繰り返し設定の種類(毎日・毎週・毎月・カスタム)

予定の作成画面で「繰り返さない」をクリックすると、以下の選択肢が表示されます。

  • 毎日: 平日のみの「すべての平日(月〜金)」も選べる
  • 毎週: 曜日を指定。「毎週月曜」など
  • 毎月: 日付指定(毎月15日)または相対指定(毎月第2火曜日)
  • 毎年: 誕生日や記念日に
  • カスタム: 上記に当てはまらないパターンを自由に設定

「第2水曜日のみ」などカスタム繰り返しの設定方法

カスタム繰り返しは少しわかりにくいので、手順を説明します。

  1. 予定作成画面で「繰り返さない」→「カスタム」を選択
  2. 頻度を「月」に設定
  3. 「毎月第2水曜日」を選択

2週間ごとの1on1なら、頻度を「週」にして間隔を「2」に設定します。複数の曜日を組み合わせることもできますよ。

終了条件は3種類から選べます。「終了なし」「特定の日に終了」「回数を指定」です。なお、繰り返し回数の上限は730回です。

繰り返し予定を1件だけ変更する方法

「今週だけ時間を変えたい」という場面もありますよね。繰り返し予定を編集しようとすると、3つの選択肢が表示されます。

  • この予定のみ: 選択した1件だけを変更
  • この予定以降すべて: 選択した日以降の繰り返しを一括変更
  • すべての予定: 過去・未来すべてを変更

「この予定のみ」を選べば、他の回に影響を与えずに変更できます。間違えて「すべての予定」を選ぶと全件が変わるので注意してくださいね。


Google Meetをワンクリックで参加できるようにする

オンライン会議のたびにMeetのURLを発行して、メールに貼って……という作業は地味に手間です。Googleカレンダーと連携すれば、予定にMeetリンクが自動で付きます。

予定作成時のMeet追加手順

予定の作成画面を開くと「Google Meetビデオ会議を追加」というボタンがあります。クリックするだけでMeetのURLが発行されます。

招待メールにもMeetリンクが自動で含まれるので、参加者は予定を開いて「Google Meetに参加」をクリックするだけです。

会議URLを毎回発行しない運用フロー

毎回手動でボタンを押すのが面倒なら、自動追加の設定がおすすめです。

  1. Googleカレンダーの設定(歯車アイコン)を開く
  2. 「予定の設定」セクションを探す
  3. 「作成する予定にGoogle Meetのビデオ会議を自動的に追加する」をオンにする

これで、ゲストを追加した予定には自動でMeetリンクが挿入されます。

なお、無料アカウントでは3名以上の会議が60分に制限されます。Google Workspace(Business Standard以上)なら最大24時間まで延長できますよ。


【2026年版】GeminiのAI機能でさらに時短する

Google Workspaceの有料プラン(Business Standard以上)を使っている方は、Gemini AIの機能も活用できます。

自然言語でイベント作成する方法

Gemini Appsを開いて「明日の午後3時にチームMTGを追加して」と入力するだけで、カレンダーに予定が作成されます。

カレンダー内のGeminiサイドパネルからも操作できます。「来週の会議を要約して」といった確認にも使えますよ。

ただし、現時点では繰り返し予定の自然言語作成には対応していません。参加者の招待や場所の設定も手動で行う必要があります。

Googleは「最善の結果を得るには英語のプロンプトを推奨」としています。日本語でも使えますが、英語の方が精度が高い場合がありますよ。

勤務時間外の招待を自動辞退する設定

「定時後に会議の招待が来て断りにくい……」という悩みには、勤務時間設定が便利です。

  1. カレンダーの設定(歯車アイコン)を開く
  2. 「全般」→「勤務時間と在席状況」を選択
  3. 「勤務時間を有効にする」にチェック
  4. 曜日ごとの勤務時間を設定(例:月〜金 9:00〜18:00)
  5. 「勤務時間外の新規・既存の会議を辞退する」をオンにする

これで、設定した時間外の招待は自動で辞退されます。相手には「勤務時間外のため辞退」というメッセージが送られますよ。

なお、この機能はGoogle Workspaceアカウントが必要です。無料の個人アカウントでは利用できません。

生成AIをビジネスで活用する際の注意点については、「生成AIを仕事で使うときの注意点チェックリスト15」も参考にしてみてください。

Google Workspace有料プランでできること

Gemini AI機能は有料プランに含まれています。プラン別の主な違いを整理しました。

プラン月額(1ユーザー)カレンダー関連の主な機能
Business Starter680円〜予約スケジュール(1ページ)、Meet 150名
Business Standard1,360円〜プレミアム予約スケジュール、Gemini AI、会議録画
Business Plus2,040円〜監査ログ、Meet 500名
Enterprise要見積もり全機能、Meet 1,000名

Gemini AIやプレミアム予約スケジュールを使いたい場合は、Business Standard以上が必要です。チームの規模や予算に応じて選んでみてください。


まとめ|4つの機能の振り返り早見表

この記事で紹介した機能を一覧にまとめました。

機能解決できる悩み必要な操作
カレンダー重ね表示「全員の空きがわからない」相手のカレンダーを追加 → 週表示で確認
予約スケジュール「日程調整メールが面倒」予約ページURLを発行 → 相手に共有
繰り返し予定「毎週同じ予定を手入力」予定作成時に繰り返し設定を選択
Meet連携「会議URLを毎回作る」自動追加をオンにする

まずは、一番よく使いそうな機能から試してみてください。1つ設定するだけでも、毎週の作業時間が変わりますよ。

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