この記事ではCOMBIN関数について解説しています。
- 指定した数を選択する時の組み合わせが何通りあるか調べたい
- 組み合わせ Cの計算をエクセルでしたい
「Excel関数?」「聞いた事あるけど何か知らないな?」という方は、こちらの記事でエクセル関数について解説していますので先に確認して頂くと理解しやすいと思います。
COMBIN関数とは?
COMBIN関数の読み方
読み方は「コンビネーション関数」です。
COMBIN関数で出来ること
COMBIN関数では、指定した個数を選択する時の組み合わせを調べる事が出来ます。
例えば40人のクラスから掃除当番をランダムに4名指名する時に、全部で何通りの組み合わせがあるか調べる事が出来ます。
数学の授業で 7C2 は21通りある!みたいな計算をした記憶がある方は、その計算ができると思って問題ありません。
COMBIN関数とCOMBINA関数の違いは?
COMBIN関数とCOMBINA関数の違いは「同じ元を複数取り出すことを許すか」という部分です。
COMBIN関数では同じ元を複数取り出す組み合わせを結果に含んでいませんが、
COMBINA関数では同じ元を複数取り出す組み合わせを結果に含んでいます。
例えばフルーツを購入する時にどのフルーツでも良いから2個買いたいときは同じフルーツを2つ選んで購入することができますが、掃除当番を決める時に同じ人物を2人選ぶことはできません。
フルーツのように同じ元を組み合わせることが出来るケースではCOMBINAを使い、
掃除当番のように同じ元を組み合わせることが出来ないケースではCOMBIN関数を使います。
COMBIN関数の使い方
まずはCOMBIN関数の式をチェックしましょう。
=COMBIN( 総数 , 抜き取り数 )
COMBIN関数の引数は2つあり、どちらも必ず指定する必要があります。
引数:総数
「総数」には全体の数を0以上の整数で指定します。
例えば40人いる中から4人選ぶ時は40、100個のボールから3個取り出す場合は100になります。
「総数」は必ず「抜き取り数」よりも大きい必要があり、マイナスの値は指定する事ができません。
また数値以外を指定した場合はエラーになります。
引数:抜き取り数
「抜き取り数」には「総数」から抜き取る数を0以上の整数で指定します。
例えば40人いる中から4人選ぶ時は4、100個のボールから3個取り出す場合は3になります。
マイナスの値は指定する事ができず、数値以外を指定するとエラーになります。
COMBIN関数の使用例
関数内に値を入力して指定する
=COMBIN(40,4)
セル参照を使って別のセルの値を指定する
=COMBIN(A1,B1)
まとめ
関数一覧
ましゅかぶろぐではExcel関数の一覧を3パターンご用意しています。
用途に合わせてお使いください。
各一覧の文字色が青くなっている関数はクリックすると解説ページを開くことができます。
エラー値についてのまとめ記事
関数でエラーが発生した際に表示される、エラーの種類を以下の記事でまとめています。

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