この記事ではDATE関数について解説しています。
- 管理表の日付を簡単に更新したい
- 日付のシリアル値を調べたい
「Excel関数?」「聞いた事あるけど何か知らないな?」という方は、こちらの記事でエクセル関数について解説していますので先に確認して頂くと理解しやすいと思います。
DATE(デイト)関数とは?
DATE関数では「年」「月」「日」を別々に指定し、特定の日付のシリアル値を返す事が出来ます。
シリアル値は1900年1月1日の午前0時を起点として、1日24時間を1.0として計算した数値です。
シリアル値ってなに?
シリアル値とは、エクセルで日時を計算する為の数値の事を指します。
日付に見えるセルも実はシリアル値になっており、データ形式を日付から標準等に変更するとシリアル値が表示されます。
DATE関数の使い方
まずはDATE関数の式をチェックしましょう。
=DATE( 年 , 月 , 日 )
DATE関数の引数は3つあり、必ず指定する必要があります。
どの引数も共通して整数で指定します。
引数:年
「年」には西暦を入力します。負の値は指定する事ができません。
Windows版のエクセルの初期設定では1900年日付システムが使用されている関係で、最初の日付は1900年1月1日になっています。
そのため0から1899を指定した場合は自動的に1900がプラスされるようになっています。
ちなみにMac版は最初の日付が1904年1月1日になっています。
例えば「年」に1000を指定した場合は、1000+1900となり2900年になります。
引数:月
「月」には-12から12の整数で月を指定します。
0を指定した場合は前年の12月になり、負の値を指定した場合は前年12月を起点に指定した負の値をマイナスした月になります。
例えば「-3」を指定した場合は前年度の9月になります。
引数:日
「日」には-31から31の範囲で日を指定します。
0を指定した場合は前月の月末になり、負の値を指定した場合は前月末を起点に指定した負の値をマイナスした日付になります。
例えば=DATE(2000,6,-5)のように引数を指定した場合は、2000/5/26が表示されます。
2000年5月の月末日は31日です。
DATE関数の使用例
引数を直接入力する
=DATE(2000,1,1)
2000年1月1日が表示されます。
セル参照を使って他のセルの値を使用する
=DATE(A1,B1,C1)
A1、B1、C1にそれぞれ入力されている値に応じて日付を表示する
まとめ
関数一覧
下記どちらの関数一覧からでも各関数の解説記事へアクセス出来ますので宜しければご確認下さい。
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