この記事ではEOMONTH関数について解説しています。
この記事は次のような人におすすめ
- 起算日から○ヶ月後の月末日を表示したい
- 起算日から○ヶ月前の月末日を表示したい
「Excel関数?」「聞いた事あるけど何か知らないな?」という方は、こちらの記事でエクセル関数について解説していますので先に確認して頂くと理解しやすいと思います。
EOMONTH(エンド オブ マンス)関数とは?
EOMONTH関数では指定した日付から起算して、指定した月数だけ前後した月の月末日のシリアル値を返します。
請求書の支払い期限等を入力するのによく使用されています。
EOMONTH関数の使い方
まずはEOMONTH関数の式をチェックしましょう。
EOMONTH関数の引数は2つあり、どちらも必ず指定する必要があります。
引数:開始日
開始日には起算日を指定します。
関数に直接入力する際は””で囲った文字列ではなく、DATE関数を使用して入力しましょう。
「開始日」を文字列で入力した場合、エラーが発生する可能性がありますので注意して下さい。
無効な日付を指定した場合はエラー(#NUM!)になります。
引数:月
「月」には開始日から起算した月数を指定します。
正の数を指定すると起算日よりも後の日付になり、負の数を指定すると起算日よりも前の日付になります。
例えば「開始日」から5ヶ月後の月末日を表示したい場合は「5」、3ヶ月前の月末日を表示したい場合は「-3」を入力します。
また「0」を入力する事で「開始日」に指定した月の月末日を表示できます。
EOMONTH関数の使用例
セルに直接起算日を入力する
=EOMONTH(DATE(2022,5,1),-6)
※2022年5月1日の6ヶ月前の月末日のシリアル値を返します。
セル参照で別のセルに入力されている日付を起算日にする
=EOMONTH(A1,5)
※セルA1の日付を「開始日」に指定し5ヶ月後の月末日のシリアル値を返します。
まとめ
関数一覧
下記どちらの関数一覧からでも各関数の解説記事へアクセス出来ますので宜しければご確認下さい。
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