この記事ではISEVEN関数について解説しています。
この記事は次のような人におすすめ
- 数値が偶数か奇数かを判定したい
- 数値が偶数の場合にTRUEを返したい
ISEVEN(いず いーぶん)関数とは?
ISEVEN関数では指定した数値が偶数、奇数のどちらなのかを確認する事ができます。
「EVEN」は英語で偶数を意味しますから偶数の場合はTRUE、奇数の場合はFALSEになります。
「この数値は偶数ですか?」という質問をしているようなイメージです。
奇数をTRUEにしたい場合はISODD関数
ISEVEN関数では数値が偶数だった場合にTRUEになりますが、奇数の時にTRUEにしたい状況もあるかもしれません。
そんな時はISODD関数を使用する事で、奇数の場合にTRUEを返す事が出来ます。
ISODD関数についてはこちらの記事で解説していますのでご参照下さい。
【Excel】ISODD関数を使って数値が奇数か調べる
この記事ではISODD関数について解説しています。
関数の使い方
まずはISEVEN関数の式をチェックしましょう。
ISEVEN関数の引数は1つだけで、必ず入力する必要があります。
数値
数値には偶数か判定したい数値を指定します。
関数の式に直接入力する事も出来ますし、セル参照を使用して別のセルに入力されている数値を調べる事も出来ます。
数値以外を指定するとエラー(#VALUE!)が表示されます。
また指定した数値が整数ではない場合、小数点以下は切り捨てされますので注意してください。
合わせて確認したい:用途に合わせて使える多数のIS関数
IS~という関数は他にも多数あり、同じように何らかのテストをする事が出来ます。
一覧を掲載しておきますので合わせて覚えておくと便利ですよ!
関数名 | 内容 |
---|---|
ISBLANK関数 | 対象が空白セルを参照するときに「TRUE」を取得 |
ISERR関数 | 対象が「#N/A」以外のエラー値のときに「TRUE」を取得 |
ISERROR関数 | 対象が任意のエラー値のときに「TRUE」を取得 |
ISLOGICAL関数 | 対象が論理値のときに「TRUE」を取得 |
ISFORMULA | 数式が含まれるセルへの参照がある場合に「TRUE」を取得 |
ISNUMBER関数 | 対象が数値のときに「TRUE」を取得 |
ISEVEN関数 ※この記事 | 数値が偶数のときに「TRUE」を取得 |
ISODD関数 | 数値が奇数のときに「TRUE」を取得 |
ISREF関数 | 対象が参照であるときに「TRUE」を取得 |
ISNA関数 | 対象がエラー値「#N/A」のときに「TRUE」を取得 |
ISNONTEXT関数 | 対象が文字列以外のときに「TRUE」を取得 |
ISTEXT関数 | 対象が文字列のときに「TRUE」を取得 |
他にもExcel関数の解説記事を投稿しています。
下記どちらの関数一覧からでも各関数の解説記事へアクセス出来ますので宜しければご確認下さい。
コメント