この記事ではOR関数について解説しています。
- 条件が複数あるが、一つでも一致していればOKにしたい人
- IF関数で2つ以上の条件を設定したい人
OR(おあ)関数とは?
OR関数では設定した条件の中で1つでも一致するものがあるかを判定することが出来ます。
条件を3つ設定してもその中の1つが一致していれば「TRUE」になります。
OR関数の使い方
まずはOR関数の式を見てみましょう。
=OR ( 論理式1 , [論理式2] , … )
OR関数は引数の論理式が1つ以上TRUEの時にTRUEになります。
FALSEになるのは条件全てに一致しなかった時だけです。
論理式
必ず1つ以上の論理式を設定する必要があり、最大で255個設定する事が出来ます。
複数の条件を設定出来ますが、1つだけでも問題なく使用出来ます。
実際に使用する時は下記のように記述します。
この式ではA1が空白か、C1がB1と同じ値になっていればTRUEになります。
=OR(A1=””,C1=B1)
IF関数との組み合わせ
OR関数は他の関数と組み合わせる事で使い道の幅が広がります。
例えばIF関数と一緒に使用する時は下記のように記述します。
IF関数の条件式にOR関数を使って記述する事で2つ以上の条件を設定することができるようになります。
=IF(OR(A1=””,B1=””),”セルに値が入力されていません”,”OK”)
A1かB1のどちらかが空白の時にセルに値が入力されていないと表示します。
IF関数についてはこちらの記事で紹介していますので、分からない方は先にこちらをご参照ください。
関数を実際に使う方法は?
セルに関数を入力するには二つの方法があります。
別の記事で解説していますので、関数の入力方法が分からない方はこちらの記事を参考にしてみてください。
まとめ
OR関数は他の関数の補助として使用される事が多い関数です。
同じような関数にAND関数がありますが、ANDとORを適切に使い分けて使う事で大体の事が出来るようになります。
一緒に覚えて出来る事の幅を広げましょう。
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