この記事ではROUND関数について解説しています。
この記事は次のような人におすすめ
- 数値を四捨五入したい
- 計算の途中で四捨五入したい
ROUND(らうんど)関数とは?
ROUND関数では指定した数値を四捨五入する事が出来ます。
特定の倍数で四捨五入したい場合
数値を特定の倍数に四捨五入したいケースも出てきますよね。
例えば0.5や100万などの単位で四捨五入したいようなケースでおすすめなのが「MROUND関数」です。
MROUND関数では指定した倍数で四捨五入する事が出来ます。
常に切り上げ/切り下げしたい場合
常に切り上げる場合や切り下げる場合は別の関数を使用して実現する事が出来ます。
切り上げる場合は「ROUNDUP関数」、切り下げる場合は「ROUNDDOWN関数」を使用します。
ROUNDの使い方
まずはROUND関数の式をチェックしましょう。
ROUND関数の引数は2つあり、どちらも必ず指定する必要があります。
引数:数値
「数値」には四捨五入を行う数値を入力します。
直接数値を入力する事も出来ますし、セル参照を使って別のセルの数値を指定する事も出来ます。
引数:桁数
「桁数」では四捨五入する範囲を決める事が出来ます。
1~ (正の数) | 小数点以下の指定された桁数分が四捨五入される |
0 | 小数点以下は四捨五入され、整数になる |
-1~ (負の数) | 整数部分の位が四捨五入される |
1~ (正の数)
桁数を正の数にすると小数点以下の指定した桁数分が四捨五入されます。
「734.636」の数値に桁数1を指定した場合「734.6」2を指定した場合は「734.64」になります。
0
0を指定すると整数になるように四捨五入されます。
「734.636」の数値に桁数0を指定すると735になります。
-1~ (負の数)
逆に整数部分を四捨五入する場合は桁数を負の数にします。
「734.636」の数値に桁数-1を指定した場合「730」-2を指定した場合は「700」になります。
ROUND関数の使用例
数値を直接入力して計算する
=ROUND(3.14,0) ※3.14を整数になるように四捨五入する
結果は 3 になります。
セル参照を使って別のセルの値を四捨五入する
=ROUND(B3,2) ※小数点第2位以下を四捨五入する
まとめ
関数一覧
下記どちらの関数一覧からでも各関数の解説記事へアクセス出来ますので宜しければご確認下さい。
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