この記事ではRTD関数について解説しています。
- ExcelでRTDを取得したい
「Excel関数?」「聞いた事あるけど何か知らないな?」という方は、こちらの記事でエクセル関数について解説していますので先に確認して頂くと理解しやすいと思います。
RTD関数とは?
RTD関数の読み方
読み方は「アール ティー ディー関数」です。
RTD関数で出来ること
RTD関数では指定したデータをRTDサーバーから取り出す事ができます。
RTDサーバーが無い場合はこの関数を使用することができません。
RTDサーバー作成方法についてはこちらのページを参考にしてください
RTDサーバーとは?
RTD(RealTimeData)サーバーとはアプリケーション間の連携をとるためのCOMという技術を使って作成されたプログラムの事です。
金融系の分野でリアルタイムでデータを取り出す時に使われる事が多いですね。
MT4やMT5を利用出来る証券会社でRTDを提供している事がありますので、興味があれば調べてみてください。
RTD関数の使い方
まずはRTD関数の式をチェックしましょう。
RTD関数の引数は3種類あり、必ず指定する必要があります。
引数:プログラムID
「プログラムID」にはRTDサーバーのプログラムIDを指定します。
引数:サーバー
「サーバー」にはRTDサーバーが動作しているコンピューター名を指定します。
ローカルで実行されている場合は引数を空白のままにするか、二重引用符(“”)を指定します。
引数:トピック
「トピック」には取得したいデータ名を指定します。
最大で253個まで指定する事ができます。
RTD関数の使用例
関数内に値を入力して指定する
=RTD(“mashukablog.ExcelRTD”,,”id”,”balance”)
セル参照を使って別のセルの値を指定する
=RTD(B1,B2,B3)
まとめ
関数一覧
ましゅかぶろぐではExcel関数の一覧を3パターンご用意しています。
用途に合わせてお使いください。
各一覧の文字色が青くなっている関数はクリックすると解説ページを開くことができます。
エラー値についてのまとめ記事
関数でエラーが発生した際に表示される、エラーの種類を以下の記事でまとめています。
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