【Excel】SIGN関数で数値がプラスかマイナスか調べる

この記事ではSIGN関数について解説しています。

この記事は次のような人におすすめ

「Excel関数？」「聞いた事あるけど何か知らないな？」という方は、こちらの記事でエクセル関数について解説していますので先に確認して頂くと理解しやすいと思います。

SIGN関数とは？

読み方は「サイン関数」です。

SIGN関数では数値の正負を調べる事ができます。

指定した数値がプラス、０、マイナスのどれかになっているかを簡単に確認することができます。

戻り値は「1」「0」「-1」の3種類で下記の通りになっています

まずはSIGN関数の式をチェックしましょう。

構文

=SIGN( 数値 )

SIGN関数の引数は「数値」のみで、必ず指定する必要があります。

「数値」には正負を調べたい数値を指定します。

セル参照で指定することも出来ますし、引数に直接入力することも出来ます。

=SIGN(A1)

セルA1の値の正負を調べる事ができます。

=SWITCH(SIGN(4-5),1,”正の数”,0,”ゼロ”,-1,”負の数”)

SWITCH関数を使うことでこのように計算の結果の応じて表示する値を変える事ができます。※SWITCH関数はExcel2016以降で使用できます

他にも様々な関数と組み合わせて使えますのでプラスとマイナスで処理を分けるような事があれば積極的に使いたいですね！

下記どちらの関数一覧からでも各関数の解説記事へアクセス出来ます。