【Excel】SWITCH関数を使って条件に合わせた処理をする

Excel 関数

この記事ではSWITCH関数について解説しています。

この記事は次のような人におすすめ
  • 値によって処理を分岐させたい

「Excel関数?」「聞いた事あるけど何か知らないな?」という方は、こちらの記事でエクセル関数について解説していますので先に確認して頂くと理解しやすいと思います。

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SWITCH関数とは?

SWITCH関数の読み方

読み方は「スイッチ関数」です。

SWITCH関数で出来ること

SWITCH関数では数式の結果に対して、複数の分岐処理を作成することができます。

例えば曜日に合わせて表示する内容を変える必要がある場合に
月曜日から日曜日までの処理を予め決めて置くことで、値に合わせて自動で曜日に合わせた処理をしてくれるようになります。

しかし「結果が10~20の場合は〇〇」のような指定の仕方は出来ない為、条件に少し幅を持たせたい場合はSWITCH関数ではなく、IFS関数を使用することをおすすめします。

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SWITCH関数の使い方

まずはSWITCH関数の式をチェックしましょう。

構文

=SWITCH( 式 , 値1 , 結果1 , [ 既定値または値2 , 結果2 ] , … )

SWITCH関数で必ず指定する必要があるのは「式」「値」「結果」の3つです。

引数:式

「式」には条件となる式を指定します。

指定した数式の結果やセルの内容を元に処理を分岐させます。

引数:値

「値」には「式」の結果に対応する値を指定します。

例えば曜日で処理を分ける時は”月曜日”のように値を入力します。

「値」を指定した分、同数の結果を指定する必要があります。
「値1,結果1, 値2,結果2, 値3,結果3, 値4,結果4, …」のように指定していきます。

引数:結果

「結果」には式の結果に「値」が一致した時の処理を指定します。

関数を使ってさらに別の動作をさせたり、値を指定して表示させる事も出来ます。

「値」と「結果」はセットで指定する必要があり、126個まで指定することができます。

引数:既定値 ※省略可

「既定値」には「式」の結果がどの「値」にも一致しなかった時に返す値を指定することができます。

“条件に一致しません”等の文字列を指定しておくとわかりやすいかもしれませんね。

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SWITCH関数の使用例

今日の曜日を表示する

=SWITCH(WEEKDAY(TODAY()),1,”日曜”,2,”月曜”,3,”火曜”,4,”水曜”,5,”木曜”,6,”金曜”,7,”土曜”)

WEEKDAY関数とTODAY関数を使って当日の曜日の番号を取得しています。

今日の曜日を表示する事ができます。

セルの値に応じて表示する内容を変える

=SWITCH(B1,1,”経理”,2,”人事”,3,”総務”,”不明”)

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まとめ

関数一覧

下記どちらの関数一覧からでも各関数の解説記事へアクセス出来ますので宜しければご確認下さい。

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