【Excel】TRUNC関数で小数部を指定した桁数で切り捨てる

Excel 関数

この記事ではTRUNC関数について解説しています。

この記事は次のような人におすすめ
  • 小数部を指定した桁数で切り捨てたい
  • 小数を含む数値を整数にしたい

「Excel関数?」「聞いた事あるけど何か知らないな?」という方は、こちらの記事でエクセル関数について解説していますので先に確認して頂くと理解しやすいと思います。

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TRUNC関数とは?

TRUNC関数の読み方

読み方は「トランケイト関数」です。

TRUNC関数で出来ること

TRUNC関数では指定した数値の小数部を指定した桁数に切り捨てる事ができます。

INT関数とTRUNC関数の違い

TRUNC関数と同じような関数に「INT関数」があるのはご存知でしょうか。

INT関数とTRUNC関数は正の数を扱う場合は全く同じ動作をしますが、
負の数が指定された時にのみ異なる動作をします。

例えば「-9.2」を指定して整数にするとTRUNC関数が小数部を削除しているのに対して、
INT関数は最も近い整数に切り下ろしている為、INT関数は「-10」となりますが
TRUNC関数では「-9」になります。

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TRUNC関数の使い方

まずはTRUNC関数の式をチェックしましょう。

構文

=TRUNC( 数値 , [ 桁数 ] )

TRUNC関数の引数は2つありますが、必ず指定しなければいけないのは「数値」のみです。

引数:数値

「数値」には小数部を切り捨てたい数値を指定します。

引数:桁数 ※省略可

「桁数」には切り捨て後の桁数を指定することができます。

例えば小数第二位までを表示したい場合は「2」を指定します。
省略した場合は「0」を指定した事になり、整数のみが返されます。

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TRUNC関数の使用例

関数内に値を入力して指定する

=TRUNC(45.7896441)

セル参照を使って別のセルの値を指定する

=TRUNC(D3,3)

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まとめ

関数一覧

ましゅかぶろぐではExcel関数の一覧を3パターンご用意しています。
用途に合わせてお使いください。

各一覧の文字色が青くなっている関数はクリックすると解説ページを開くことができます。

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