この記事ではTEXTJOIN関数について解説しています。
- 文字列と文字列を特定の文字で区切って繋げたい
「Excel関数?」「聞いた事あるけど何か知らないな?」という方は、こちらの記事でエクセル関数について解説していますので先に確認して頂くと理解しやすいと思います。
TEXTJOIN(テキスト ジョイン)関数とは?
TEXTJOIN関数では複数の文字列を指定した文字で区切って繋げる事ができます。
例えば区切る文字に「-」を指定し「ましゅかぶろぐ」「Excel」「投資」の文字列を繋いだ場合は「ましゅかぶろぐ-Excel-投資」にする事が出来ます。
具体的には7桁ある郵便番号が3桁と4桁に分けて別々のセルに記入されているようなケースで、「3桁-4桁」のように表示し直す場合に使用する事が多いですね。
意外と使える場面が多い関数ですので覚えておいて損はないでしょう。
TEXTJOIN関数の使い方
まずはTEXTJOIN関数の式をチェックしましょう。
TEXTJOIN関数には3種類の引数があります。1つずつ解説していきます!
引数:区切り記号
「区切り記号」には文字列と文字列を繋ぐ時に、間に入力される文字を指定します。
冒頭で挙げた「ましゅかぶろぐ-Excel-投資」の文字列では「-」が「区切り記号」でした。
引数名には記号とありますが、どんな文字列を指定しても構いません。
特に意味はありませんが校長先生風に「ですからして、」を指定して「ましゅかぶろぐですからして、Excelですからして、投資」のようにする事も可能です。
引数:空白の扱い
「空白の扱い」には次に指定する「文字列」の引数で指定した文字列が空白だった場合どうするかを指定します。
Trueにすると空白だった場合は無視されますが、Falseを指定すると空白でも無視されなくなります。
例えば文字列ABCがあり、文字列Bが空白だった場合に空白を無視すると「文字列A-文字列C」になりますが、空白を無視しない場合は「文字列A–文字列C」のようになります。
引数:文字列
「文字列」には繋げたい文字列を関数に直接入力するかセル参照で指定します。
予め文字が決まっている所は直接入力し、毎回変わるような文字列はセル参照で別のセルを指定するのがおすすめです。
長文も指定する事ができますが、繋げた文字列がセル制限(32,767文字)を超える場合はエラー(#VALUE)になりますので注意しましょう!
また「文字列」の引数は最大252個設定する事が出来ます。
TEXTJOIN関数の使用例
関数に直接文字列を入力して繋げる
=TEXTJOIN(” – “,TRUE,”Aメロ”,”Bメロ”,”サビ”)
結果は「Aメロ – Bメロ – サビ」になります。
セル参照を使って別のセルに入力されている値を繋げる
=TEXTJOIN(“<<<“,TRUE,A1,B1,C1)
A1、B1、C1 3つのセルを”<<<“で区切って繋げます。
引数「空白の扱い」をTRUEにしている為、もしも指定したセルが空白の場合は無視されます。
直接入力とセル参照を混ぜて使う
=TEXTJOIN(“_”,FALSE,”商品No”,B2,C2)
B2とC2にそれぞれ商品の種別と番号が記入されていると仮定した場合、下記のような結果になります。
※種別と番号は適当です。
「商品No_00001237_JP」
まとめ
関数一覧
下記どちらの関数一覧からでも各関数の解説記事へアクセス出来ますので宜しければご確認下さい。
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