この記事ではYEARFRAC関数について解説しています。
この記事は次のような人におすすめ
- 指定した期間が1年間に対して占める割合を調べたい
「Excel関数?」「聞いた事あるけど何か知らないな?」という方は、こちらの記事でエクセル関数について解説していますので先に確認して頂くと理解しやすいと思います。
YEARFRAC関数とは?
YEARFRAC関数の読み方
読み方は「イヤー フラクション関数」です。
YEARFRAC関数で出来ること
YEARFRAC関数では開始日から終了日までの日数が、1年間に対して占める割合を計算する事が出来ます。
YEARFRAC関数の使い方
まずはYEARFRAC関数の式をチェックしましょう。
YEARFRAC関数の引数は3つあり、必ず指定しなければいけない引数は2つです。
引数:開始日
「開始日」には指定したい期間の最初の日を指定します。
例えば2000/4/1から2000/4/15が1年間で占める割合を調べたい場合は、
2000/4/1を指定します。
引数:終了日
「終了日」には指定したい期間の最後の日を指定します。
例えば2000/4/1から2000/4/15が1年間で占める割合を調べたい場合は、
2000/4/15を指定します。
引数:基準 ※省略可
基準 | 基準日数 |
---|---|
0 (省略時) | 30日 / 360日 ( NASD方式 ) |
1 | 実際の日数 / 実際の日数 |
2 | 実際の日数 / 360日 |
3 | 実際の日数 / 365日 |
4 | 30日 / 360日 ( ヨーロッパ方式 ) |
YEARFRAC関数の使用例
DATE関数を使って日付を指定する
=YEARFRAC(DATE(2000,5,1),DATE(2000,11,1))
DATE関数の解説はこちらのページでしていますので分からない場合はご覧ください。
セル参照を使って別のセルの値を指定する
=YEARFRAC(B1,B2,1)
まとめ
関数一覧
下記どちらの関数一覧からでも各関数の解説記事へアクセス出来ます。
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