OFFSET関数で指定した行列数、離れた位置のセルを参照する

この記事ではOFFSET関数について解説しています。

この記事は次のような人におすすめ

「Excel関数？」「聞いた事あるけど何か知らないな？」という方は、こちらの記事でエクセル関数について解説していますので先に確認して頂くと理解しやすいと思います。

OFFSET関数とは？

読み方は「オフセット関数」です。

OFFSET関数では対象のセルから指定された行数、列数分移動したところにあるセルの参照を調べる事ができます。

まずはOFFSET関数の式をチェックしましょう。

構文

=OFFSET( 基準 , 行数 , 列数 , [ 高さ ] , [ 幅 ] )

OFFSET関数の引数は5つありますが、必ず指定する必要があるのは3つです。

「基準」には元になるセルかセル範囲を指定します。

例えばA3の3つ右のセルを参照したい場合はA3が基準になります。

「行数」には「基準」に指定したセルから数えて、何行分を上下させるか指定します。

例えば「基準」にC5を指定した場合に、B5を参照したい場合は「-1」、E5を指定したい場合は「2」を指定します。

「列数」には「基準」に指定したセルから数えて、何列分を左右させるか指定します。

例えば「基準」にC5を指定した場合に、C4を参照したい場合は「-1」、C7を指定したい場合は「2」を指定します。

「高さ」にはオフセット参照の行数を正の数で指定します。

「幅」にはオフセット参照の列数を正の数で指定します。

=OFFSET(C4,1,-2)

=OFFSET(C4,B1,B2)

下記どちらの関数一覧からでも各関数の解説記事へアクセス出来ます。