この記事ではCEILING.MATH関数について解説しています。
- 数値を最も近い整数に丸めたい
- 数値を基準値の倍数で最も近い数に切り上げます。
「Excel関数?」「聞いた事あるけど何か知らないな?」という方は、こちらの記事でエクセル関数について解説していますので先に確認して頂くと理解しやすいと思います。
CEILING.MATH関数とは?
CEILING.MATH関数の読み方
読み方は「シーリング マス関数」です。
CEILING.MATH関数で出来ること
CEILING.MATH関数では指定した数値を最も近い整数か、基準値の倍数で最も近い数に切り上げる事ができます。
CEILING.MATH関数の使い方
まずはCEILING.MATH関数の式をチェックしましょう。
CEILING.MATH関数の引数は3つありますが、必ず指定しなければいけない引数は1つだけです。
引数:数値
「数値」には最も近い整数、または基準値の倍数で最も近い数に切り上げたい数値を指定します。
指定する数値の範囲は-2.229E-308より大きく9.99E+307未満である必要があります。
引数:基準値 ※省略可
「基準値」には数値を四捨五入する倍数を指定する事ができます。
必須ではありませんので指定しなくても問題ありません。
引数:モード ※省略可
「モード」には負の数をどのように丸めるかを変更することができます。
例えば「-7.3」を丸める場合切り上げると「-7」になりますが、「-8」にしたいケースも考えられますよね。
ではモードをどのように指定すればどうなるかを完結に解説すると以下のようになります。
モードを「1」にすると0から離れた数値の「-8」になり、
モードを「0」にすると0に近い「-7」になります。
CEILING.MATH関数の使用例
関数内に値を入力して指定する
=CEILING.MATH(8.7)
セル参照を使って別のセルの値を指定する
=CEILING.MATH(A1,5,1)
まとめ
関数一覧
ましゅかぶろぐではExcel関数の一覧を3パターンご用意しています。
用途に合わせてお使いください。
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エラー値についてのまとめ記事
関数でエラーが発生した際に表示される、エラーの種類を以下の記事でまとめています。
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