この記事ではDAVERAGE関数について解説しています。
- リストやデータベースで条件に一致するレコードの平均値を求めたい
「Excel関数?」「聞いた事あるけど何か知らないな?」という方は、こちらの記事でエクセル関数について解説していますので先に確認して頂くと理解しやすいと思います。
DAVERAGE関数とは?
DAVERAGE関数の読み方
読み方は「ディー アベレージ関数」です。
DAVERAGE関数で出来ること
DAVERAGE関数ではリストまたはデータベースのレコードで指定されたフィールドを検索し、
指定した条件に一致するレコードの平均値を求める事ができます。
DAVERAGE関数の使い方
まずはDAVERAGE関数の式をチェックしましょう。
DAVERAGE関数の引数は3個あり、全て必ず指定する必要があります。
引数:データベース
「データベース」にはリストまたはデータベースを構成するセル範囲を指定します。
データベースとは行 (レコード) と列 (フィールド) にデータを関連付けたリストの事を指します。
またリストの先頭の行には各列の見出しが入力されている必要がありますので注意してください。
引数:フィールド
「フィールド」には関数の中で使用する列を文字列か数値で指定します。
列の項目名を文字列で指定するか、列の位置を表す番号を数値で指定します。
指定する方法 | サンプル | 説明 |
---|---|---|
ダブルクォーテーション( ” )で囲んだ文字列 | “年齢” | 項目名が「年齢」の列を指定します。 |
列の位置を指定する引用符なしの番号 | 2 | 左端から2列名の列を指定します。 |
引数:検索条件
「検索条件」には計算の対象とする条件を指定します。
列見出しと検索条件を指定するセルが少なくとも 1 つずつ含まれている場合は、セル範囲を指定する事も出来ます。
検索条件にセル範囲を指定する場合はリストと重なり合わないようにする必要があります。
リストの下に条件を入力している場合、リストにデータを追加出来なくなりますので避けた方が無難でしょう。
気付かずにデータを追加するとエラーや誤った計算結果が表示される原因になりますので注意しましょう。
DAVERAGE関数の使用例
セル参照を使って別のセルの値を指定する
=DAVERAGE(A5:E10, A1, A2:B3)
まとめ
関数一覧
ましゅかぶろぐではExcel関数の一覧を3パターンご用意しています。
用途に合わせてお使いください。
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エラー値についてのまとめ記事
関数でエラーが発生した際に表示される、エラーの種類を以下の記事でまとめています。
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