【Excel】Z.TEST関数でZ検定の片側確率のP値を調べる

Excel 関数

この記事ではZ.TEST関数について解説しています。

この記事は次のような人におすすめ
  • Z検定の片側確率のP値を求めたい

「Excel関数?」「聞いた事あるけど何か知らないな?」という方は、こちらの記事でエクセル関数について解説していますので先に確認して頂くと理解しやすいと思います。

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Z.TEST関数とは?

Z.TEST関数の読み方

読み方は「ゼット テスト関数」です。

Z.TEST関数には互換性関数「ZTEST関数」があります。

Z.TEST関数で出来ること

Z.TEST関数ではZ検定の片側確率のP値を求める事ができます。

Z.TEST関数は基になる母集団の平均がμ0であるとき、観測値 AVERAGE(配列) よりも標本平均が大きくなる確率を表します。
正規分布の対称性から、AVERAGE(配列)<xである場合は、0.5を超える値が返されます。

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Z.TEST関数の使い方

まずはZ.TEST関数の式をチェックしましょう。

構文

=Z.TEST( 配列 , x , [σ] )

Z.TEST関数の引数は3つありますが、必ず指定しなければいけないのは2つだけです。

引数:配列

「配列」にはxの検定対象となるデータを含む数値配列またはセル範囲を指定します。

引数:x

「x」には検定する値を指定します。

引数:σ ※省略可

「σ」には母集団全体に基づく標準偏差を指定します。

省略した場合は標本に基づく標準偏差が指定された事になります。

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Z.TEST関数の使用例

セル参照を使って別のセルの値を指定する

=Z.TEST(A2:A10,4)

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まとめ

関数一覧

ましゅかぶろぐではExcel関数の一覧を3パターンご用意しています。
用途に合わせてお使いください。

各一覧の文字色が青くなっている関数はクリックすると解説ページを開くことができます。

エラー値についてのまとめ記事

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