この記事ではHARMEAN関数について解説しています。
この記事は次のような人におすすめ
- 指定した数値の調和平均を求めたい
「Excel関数?」「聞いた事あるけど何か知らないな?」という方は、こちらの記事でエクセル関数について解説していますので先に確認して頂くと理解しやすいと思います。
HARMEAN関数とは?
HARMEAN関数の読み方
読み方は「ハーモニック ミーン関数」です。
HARMEAN関数で出来ること
HARMEAN関数では指定した数値の調和平均を求める事ができます。
調和平均は逆数の算術平均に対する逆数として定義され調和平均、相乗平均、相加平均の間には、
調和平均 ≦ 相乗平均 ≦ 相加平均という関係が成り立ちます。
HARMEAN関数の使い方
まずはHARMEAN関数の式をチェックしましょう。
HARMEAN関数の引数は「数値」のみで、必ず1つ以上指定する必要があります。
引数は最大で255個まで指定でき、半角のカンマ( , )で区切られた引数の代わりに、
単一配列や配列への参照を指定することもできます。
引数:数値
「数値」には調和平均を求めたい数値、数値配列、または数値を含む範囲を参照する名前かセル参照を指定します。
指定した論理値と数値を表す文字列が計算の対象となりますが、指定した配列またはセル範囲に文字列、論理値、空白セルが含まれている場合は無視されてしまいますので注意しましょう。
またエラー値や数値に変換出来ない文字列、0以下の数値が含まれているとエラーになります。
※数値として0を含むセルは計算の対象になります。
HARMEAN関数の使用例
セル参照を使って別のセルの値を指定する
=HARMEAN(A1:A10)
まとめ
関数一覧
ましゅかぶろぐではExcel関数の一覧を3パターンご用意しています。
用途に合わせてお使いください。
各一覧の文字色が青くなっている関数はクリックすると解説ページを開くことができます。
エラー値についてのまとめ記事
関数でエラーが発生した際に表示される、エラーの種類を以下の記事でまとめています。
【Excel】セルに表示されるエラーの種類と原因、対処方法を解説
この記事ではエクセル関数のエラー値と種類、それぞれの対処方法について解説しています。 この記事は次のような人におすすめ 表示されているエラーから大体の原因を知りたいエラーの種類と対処方法を知っておきたい無駄なところで業務につまずきたくない ...
コメント