この記事ではMDETERM関数について解説しています。
この記事は次のような人におすすめ
- 配列の行列式を取得したい
「Excel関数?」「聞いた事あるけど何か知らないな?」という方は、こちらの記事でエクセル関数について解説していますので先に確認して頂くと理解しやすいと思います。
MDETERM関数とは?
MDETERM関数の読み方
読み方は「マトリックス ディターミナント関数」です。
MDETERM関数で出来ること
MDETERM関数では指定した配列の行列式を求める事ができます。
この関数ではほぼ16桁の精度で計算されるため、結果にわずかな誤差が生じることがあります。
特異な行列式では本来0になる計算結果が1E-16になる場合がありますので注意してください。
MDETERM関数の使い方
まずはMDETERM関数の式をチェックしましょう。
※[]内の引数は省略することができます。
構文
=MDETERM( 配列 )
MDETERM関数の引数は「配列」のみで必ず指定する必要があります。
引数:配列
「配列」には行数と列数が等しい数値配列を指定します。
行数と列数が違う配列を指定した場合はエラーになりますので注意しましょう。
また空白や文字列が含まれるセルがある場合もエラーになります。
MDETERM関数の使用例
セル参照を使って別のセルの値を指定する
=MDETERM(B2:E5)
まとめ
関数一覧
ましゅかぶろぐではExcel関数の一覧を3パターンご用意しています。
用途に合わせてお使いください。
各一覧の文字色が青くなっている関数はクリックすると解説ページを開くことができます。
エラー値についてのまとめ記事
関数でエラーが発生した際に表示される、エラーの種類を以下の記事でまとめています。

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