この記事ではSIGN関数について解説しています。
この記事は次のような人におすすめ
- 指定した数値がプラスかマイナスか調べたい
- 計算の結果がプラスかマイナスかで条件分岐させたい
- 数値の符号を調べたい
「Excel関数?」「聞いた事あるけど何か知らないな?」という方は、こちらの記事でエクセル関数について解説していますので先に確認して頂くと理解しやすいと思います。
SIGN関数とは?
SIGN関数の読み方
読み方は「サイン関数」です。
SIGN関数で出来ること
SIGN関数では数値の正負を調べる事ができます。
指定した数値がプラス、0、マイナスのどれかになっているかを簡単に確認することができます。
戻り値は「1」「0」「-1」の3種類で下記の通りになっています
戻り値 | 判定 | 引数に指定した数値のサンプル |
---|---|---|
1 | 正の数 | 165 |
0 | 0 | 0 |
-1 | 負の数 | -951 |
関数の使い方
まずはSIGN関数の式をチェックしましょう。
SIGN関数の引数は「数値」のみで、必ず指定する必要があります。
引数:数値
「数値」には正負を調べたい数値を指定します。
セル参照で指定することも出来ますし、引数に直接入力することも出来ます。
SIGN関数の使用例
セル参照を使って引数を指定する
=SIGN(A1)
セルA1の値の正負を調べる事ができます。
計算結果によって条件分岐させる
=SWITCH(SIGN(4-5),1,”正の数”,0,”ゼロ”,-1,”負の数”)
SWITCH関数を使うことでこのように計算の結果の応じて表示する値を変える事ができます。※SWITCH関数はExcel2016以降で使用できます
他にも様々な関数と組み合わせて使えますのでプラスとマイナスで処理を分けるような事があれば積極的に使いたいですね!
まとめ
関数一覧
下記どちらの関数一覧からでも各関数の解説記事へアクセス出来ます。
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