この記事ではTRANSPOSE関数について解説しています。
この記事は次のような人におすすめ
- 既存の表も維持したまま、縦と横を入れ替えた表を作りたい
- 行列を入れ替えたい
「Excel関数?」「聞いた事あるけど何か知らないな?」という方は、こちらの記事でエクセル関数について解説していますので先に確認して頂くと理解しやすいと思います。
TRANSPOSE(トランスポーズ)関数とは?
TRANSPOSE関数ではセルの行列を入れ替える事ができます。
コピーして貼り付けする際に配置転換オプションを利用する事でも行例を入れ替える事が可能ですが、データを追加入力するときは2箇所に反映しなければならないといった事が起きる可能性があります。
TRANSPOSE関数の使い方
まずはTRANSPOSE関数の式をチェックしましょう。
TRANSPOSE関数の引数は「配列」のみで、必ず指定する必要があります。
引数:配列
配列には行列を入れ替えたいセルを範囲指定します。
入力が終わったらCtrl + Shift + Enter
Microsoft 365以外のバージョンのエクセルではTRANSPOSE関数は入力する際に特殊な確定の仕方をしなければいけません。
通常、セルに関数を入力した場合はEnterを押す事で入力を確定させますが、TRANSPOSE関数は配列数式といって1つ以上のセルに適用される数式の為他にもキーを同時に押してEnterを押す必要があります。
配列数式ではEnterを押す時にCtrl + Shift + Enterの3つのキーを同時に押して入力しましょう。
TRANSPOSE関数の使用例
セル範囲の行列を入れ替える
=TRANSPOSE(A1:C15) ※A1からC15までの範囲のセルの行列を入れ替えて表示します。
まとめ
関数一覧
下記どちらの関数一覧からでも各関数の解説記事へアクセス出来ますので宜しければご確認下さい。
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