CUBESET関数でキューブからメンバーや組のセットを取得する

Excel 関数

この記事ではCUBESET関数について解説しています。

この記事は次のような人におすすめ
  • キューブからメンバーや組のセットを取得したい

「Excel関数?」「聞いた事あるけど何か知らないな?」という方は、こちらの記事でエクセル関数について解説していますので先に確認して頂くと理解しやすいと思います。

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CUBESET関数とは?

CUBESET関数の読み方

読み方は「キューブ セット関数」です。

CUBESET関数で出来ること

CUBESET関数では指定したキューブからメンバーや組のセットを取り出すことができます。

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CUBESET関数の使い方

まずはCUBESET関数の式をチェックしましょう。
※[]内の引数は省略することができます。

構文

=CUBESET( 接続 , セット式 , [ キャプション ] , [ 並べ替え順序 ] , [ 並べ替えキー ] )

CUBESET関数の引数は5個ありますが、必ず指定する引数は2個です。

引数:接続

「接続」には接続するキューブ名を指定します。

引数:セット式

「セット式」には組のセット式を表す文字列を指定します。

セット内の1つ以上のメンバー、組、またはセットを含むExcel 範囲へのセル参照を指定することもできます。

引数:キャプション ※省略可

「キャプション」にはメンバーや組が見つかった時に表示される文字列を指定することができます。

組が返される場合は組の最後のメンバーのキャプションが使用されます。

引数:並べ替え順序 ※省略可

「並べ替え順序」には並べ替えの種類を0から6の範囲で指定することができます。

並べ替え順序を指定した場合は必ず「並べ替えキー」を指定する必要がありますので注意しましょう。

整数値列挙定数説明並べ替えキー
0SortNone既存の順序を維持無視
1SortAscending並べ替えキーで昇順に並べ替え必須
2SortDescending並べ替えキーで降順に並べ替え必須
3SortAlphaAscendingアルファベットの昇順に並べ替え無視
4Sort_Alpha_Descendingアルファベットの降順に並べ替え無視
5Sort_Natural_Ascending元の昇順に並べ替え無視
6Sort_Natural_Descending元の降順に並べ替え無視

引数:並べ替えキー ※省略可

「並べ替えキー」には並べ替えの基準となる値を表す文字列を指定する事ができます。

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CUBESET関数の使用例

関数内に値を入力して指定する

=CUBESET(“売上”,”[製品].[すべての製品].子”,”製品”,1,”[単位].[売上高]”)

セル参照を使って別のセルの値を指定する

=CUBESET(B1,B2,B3,B4,B5)

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まとめ

関数一覧

ましゅかぶろぐではExcel関数の一覧を3パターンご用意しています。
用途に合わせてお使いください。

各一覧の文字色が青くなっている関数はクリックすると解説ページを開くことができます。

エラー値についてのまとめ記事

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