この記事ではISFORMULA関数について解説しています。
この記事は次のような人におすすめ
- セルに数式が入力されているか確認したい
- 数式がいつのまにか値に張り替えられている事がある
- 使いまわしているシートの数式が消えていないか確認したい
ISFORMULA(いず ふぉーみゅら)関数とは?
ISFORMULA関数では指定したセルに数式が入力されているかを確認する事ができます。
ここに関数入力してたのに勝手に値に貼り直したやつ誰だよ。。。といった時に非常に役に立ちます。
数式の一部だけが値になっているようなケースも考えられますし、自分で一つずつ確認すると時間がかかりますよね。
ISFORMULA関数を使うことで確実に手間な作業が減ります。
ISFORMULA関数の使い方
まずはISFORMULA関数の式を確認しましょう。
ISFORMULA関数の引数は1つで、必ず入力する必要があります。
範囲
範囲にはセル参照を入力します。
複数のセル範囲を指定する事は出来ませんが、Excel2019以降のバージョンを利用している場合は指定した範囲に合わせてスピルされます。
セルにISFORMULA関数では判定出来ないデータ型が設定されている場合は、エラー(#VALUE!)が表示されます。
合わせて確認したい:用途に合わせて使える多数のIS関数
IS~という関数は他にも多数あり、同じように何らかのテストをする事が出来ます。
一覧を掲載しておきますので合わせて覚えておくと便利ですよ!
関数名 | 内容 |
---|---|
ISBLANK関数 | 対象が空白セルを参照するときに「TRUE」を取得 |
ISERR関数 | 対象が「#N/A」以外のエラー値のときに「TRUE」を取得 |
ISERROR関数 | 対象が任意のエラー値のときに「TRUE」を取得 |
ISLOGICAL関数 | 対象が論理値のときに「TRUE」を取得 |
ISFORMULA ※この記事 | 数式が含まれるセルへの参照がある場合に「TRUE」を取得 |
ISNUMBER関数 | 対象が数値のときに「TRUE」を取得 |
ISEVEN関数 | 数値が偶数のときに「TRUE」を取得 |
ISODD関数 | 数値が奇数のときに「TRUE」を取得 |
ISREF関数 | 対象が参照であるときに「TRUE」を取得 |
ISNA関数 | 対象がエラー値「#N/A」のときに「TRUE」を取得 |
ISNONTEXT関数 | 対象が文字列以外のときに「TRUE」を取得 |
ISTEXT関数 | 対象が文字列のときに「TRUE」を取得 |
他にもExcel関数の解説記事を投稿しています。
下記どちらの関数一覧からでも各関数の解説記事へアクセス出来ますので宜しければご確認下さい。
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