この記事ではISTEXT関数について解説しています。
この記事は次のような人におすすめ
- セルに入力されている値が文字列か確認したい
ISTEXT(いず てきすと)関数とは?
ISTEXT関数では指定した値が文字列かどうかを調べる事が出来ます。
文字列であればTRUE、文字列でなければFALSEになります。
ISNONTEXT関数との違い
ISTEXT関数に似ている関数でISNONTEXT関数というものがあります。
これはISTEXT関数と真逆で、値が文字列以外の時にTRUEになる関数です。
これは単純に質問の仕方が違うだけで、例えば「これはケーキですよね?」と
「これはケーキではありませんよね?」の答えは同じ「はい」でも真逆の意味になりますよね。
同様にISTEXT関数は「これは文字列ですよね」であり、ISNONTEXT関数は「これは文字列ではありませんよね」という確認の仕方になっています。
ISNONTEXT関数はこちらの記事で詳しく解説しています。
https://mashukabu.com/excel-function-howto-use-isnontext/
ISTEXT関数の使い方
まずはISTEXT関数の式をチェックしましょう!!
ISTEXT関数の引数は1つだけで、必ず指定する必要があります。
実際に使用する時は下記のように記述して使用します。
テストの対象
テストの対象には文字列かどうかを調べたいものを指定します。
直接入力する事も出来ますし、セルに入力されている文字が文字列か調べるときは、セル参照を使って記述しましょう。
合わせて確認したい:用途に合わせて使える多数のIS関数
IS~という関数は他にも多数あり、同じように何らかのテストをする事が出来ます。
合わせて覚えておくと便利ですよ!
関数名 | 内容 |
---|---|
ISBLANK関数 | 対象が空白セルを参照するときに「TRUE」を取得 |
ISERR関数 | 対象が「#N/A」以外のエラー値のときに「TRUE」を取得 |
ISERROR関数 | 対象が任意のエラー値のときに「TRUE」を取得 |
ISLOGICAL関数 | 対象が論理値のときに「TRUE」を取得 |
ISFORMULA関数 | 数式が含まれるセルへの参照がある場合に「TRUE」を取得 |
ISNUMBER関数 | 対象が数値のときに「TRUE」を取得 |
ISEVEN関数 | 数値が偶数のときに「TRUE」を取得 |
ISODD関数 | 数値が奇数のときに「TRUE」を取得 |
ISREF関数 | 対象が参照であるときに「TRUE」を取得 |
ISNA関数 | 対象がエラー値「#N/A」のときに「TRUE」を取得 |
ISNONTEXT関数 | 対象が文字列以外のときに「TRUE」を取得 |
ISTEXT関数 ※この記事 | 対象が文字列以外のときに「TRUE」を取得 |
他にもExcel関数の解説記事を投稿しています。
下記どちらの関数一覧からでも各関数の解説記事へアクセス出来ますので宜しければご確認下さい。
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