この記事ではVSTACK関数について解説しています。
- 複数の表を縦方向に繋げて表示させたい
「Excel関数?」「聞いた事あるけど何か知らないな?」という方は、こちらの記事でエクセル関数について解説していますので先に確認して頂くと理解しやすいと思います。
VSTACK関数とは?
VSTACK関数の読み方
読み方は「バーティカル スタック関数」です。
VSTACK関数で出来ること
VSTACK関数では配列を縦方向に繋げて表示させる事ができます。
配列の列が選択した配列の最大幅より少ない場合はエラーになりますので、
エラー値を任意の値にしたい場合はIFERROR関数を使いましょう。
配列を横方向に繋げたい場合は?
配列を横方向に繋げたい事もありますよね。
VSTACK関数は縦方向につなげる事ができますが、横方向に繋げたい場合はHSTACK関数を使用します。関数名が1文字違うだけで使い方は同じですので後は繋げる向きだけ覚えておけば大丈夫です。
VSTACKの「V」はVertical(垂直)、HSTACKの「H」はHorizontal(水平)のことを表していますので、向きを覚える参考にしてみると良いかもしれません。
VSTACK関数の使い方
まずはVSTACK関数の式をチェックしましょう。
VSTACK関数の引数は「配列」のみで、必ず1つ以上指定する必要があります。
引数:配列
「配列」には縦方向に繋げて表示したいセル範囲やテーブルを指定します。
複数の表をまとめるのはもちろん、Power Queryで読み込んだテーブルも楽々まとめることができそうですね。
VSTACK関数の使用例
参照を使って別のセルの値を指定する
=VSTACK(F1:F7,G1:G7)
=VSTACK(テーブル1,テーブル13)
まとめ
関数一覧
ましゅかぶろぐではExcel関数の一覧を3パターンご用意しています。
用途に合わせてお使いください。
各一覧の文字色が青くなっている関数はクリックすると解説ページを開くことができます。
エラー値についてのまとめ記事
関数でエラーが発生した際に表示される、エラーの種類を以下の記事でまとめています。
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