DROP関数で配列の先頭か末尾から指定した行列数を削除して返す

Excel 関数

この記事ではDROP関数について解説しています。

この記事は次のような人におすすめ
  • 指定した配列の先頭から○行を削除した配列を返したい
  • 指定した配列の末尾から○行を削除した配列を返したい

「Excel関数?」「聞いた事あるけど何か知らないな?」という方は、こちらの記事でエクセル関数について解説していますので先に確認して頂くと理解しやすいと思います。

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DROP関数とは?

DROP関数の読み方

読み方は「ドロップ関数」です。

DROP関数で出来ること

DROP関数では配列の先頭または末尾から指定した行列数を削除して返す事ができます。
「何行目から何行目」のように配列の中間部分を削除することは出来ません。

大きすぎる配列を指定した場合、エラーとなる可能性がありますので注意してください。

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DROP関数の使い方

まずはDROP関数の式をチェックしましょう。
※[]内の引数は省略することができます。

構文

=DROP( 配列 , 行 , [ 列 ] )

DROP関数の引数は3個ありますが、必ず指定しなければいけない引数は2個です。

引数:配列

「配列」には行または列を削除して表示させたい配列を指定します。

引数:行

「行」には削除する行の行数を指定します。

正の数を指定すると配列の先頭から指定した行数が削除され、
負の数を指定すると配列の末尾から指定した行数が削除されます。

引数:列 ※省略可

「列」には削除する列の列数を指定します。

正の数を指定すると配列の先頭から指定した行数が削除され、
負の数を指定すると配列の末尾から指定した行数が削除されます。

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DROP関数の使用例

指定したテーブルの先頭から5行を削除して表示する

=DROP(テーブル1,5)

セル参照を使って別のセルの値を指定する

=DROP(A2:E10,B1,D1)

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まとめ

関数一覧

ましゅかぶろぐではExcel関数の一覧を3パターンご用意しています。
用途に合わせてお使いください。

各一覧の文字色が青くなっている関数はクリックすると解説ページを開くことができます。

エラー値についてのまとめ記事

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