FLOOR.MATH関数を使って数値を指定した倍数に切り捨てる

Excel 関数

この記事ではFLOOR.MATH関数について解説しています。

この記事は次のような人におすすめ
  • 数値を指定した倍数に切り捨てたい

「Excel関数?」「聞いた事あるけど何か知らないな?」という方は、こちらの記事でエクセル関数について解説していますので先に確認して頂くと理解しやすいと思います。

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FLOOR.MATH関数とは?

FLOOR.MATH関数の読み方

読み方は「フロア マス関数」です。

FLOOR.MATH関数で出来ること

FLOOR.MATH関数では指定した基準値の倍数のうち、最も近い値に数値を切り捨てることができます。

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FLOOR.MATH関数の使い方

まずはFLOOR.MATH関数の式をチェックしましょう。

構文

=FLOOR.MATH( 数値 , 基準値 , モード )

FLOOR.MATH関数の引数は3つで全て必ず指定する必要があります。

引数:数値

「数値」には切り捨てしたい数値を指定します。

引数:基準値

「基準値」には「数値」を切り捨てる基準となる単位を指定します。

例えば基準値に「5」を指定場合は、「数値」を最も近い5の倍数になるように切り捨てることができます。

引数:モード

「モード」では切り捨ての動作について指定する事ができます。
省略した場合は0が指定されたことになります。

モード動作
0 (省略時)「数値」が正の場合は0に近い整数
「数値」が負の場合は0から離れた整数
0以外の数値「数値」の正負に関わらず0に近い整数
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FLOOR.MATH関数の使用例

関数内に直接値を入力して指定する

=FLOOR.MATH(123.23,7)

※モードは省略

セル参照を使って別のセルの値を指定する

=FLOOR.MATH(A1,B1,1)

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まとめ

関数一覧

下記どちらの関数一覧からでも各関数の解説記事へアクセス出来ます。

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