PROB関数で値が指定した上限と下限の間に収まる確率を調べる

Excel 関数

この記事ではPROB関数について解説しています。

この記事は次のような人におすすめ
  • 指定した範囲の値が上限と下限に収まる確率を調べたい
  • 指定した範囲の値が指定したもう一方の値と等しくなる確率を調べたい

「Excel関数?」「聞いた事あるけど何か知らないな?」という方は、こちらの記事でエクセル関数について解説していますので先に確認して頂くと理解しやすいと思います。

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PROB関数とは?

PROB関数の読み方

読み方は「プロバビリティ関数」です。

PROB関数で出来ること

PROB関数では指定した範囲に含まれる値xが上限と下限との間に収まる確率を調べる事ができます。

上限の引数を省略すると、x範囲に含まれる値が下限と等しくなる確率を調べる事も可能です。

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PROB関数の使い方

まずはPROB関数の式をチェックしましょう。

構文

=PROB( x範囲 , 確率範囲 , 下限 , [ 上限 ] )

PROB関数の引数は4つありますが、必ず指定しなければいけない引数は3つです。
「x範囲」と「確率範囲」に指定するデータは必ず同じである必要があります。

引数:x範囲

「x範囲」には確率範囲と対応関係にある数値xを含む配列またはセル範囲を指定します。

引数:確率範囲

「確率範囲」にはx範囲に含まれるそれぞれの数値に対応する確率を指定します。

確率範囲に指定する数値は0以上で、1よりも小さい必要があり、
指定した範囲内の数値が合計で1(100%)になる必要があります。

引数:下限

「下限」には対象となる数値の下限を指定します。

引数:上限 ※省略可

「上限」には対象となる数値の上限を指定します。

下限を指定した状態で上限を省略した場合は、x 範囲に含まれる数値が下限の値に等しくなる確率が計算されます。

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PROB関数の使用例

セル参照を使って別のセルの値を指定する

=PROB(A1:A20,B1:B20,7)

=PROB(A1:A20,B1:B20,10,30)

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まとめ

関数一覧

ましゅかぶろぐではExcel関数の一覧を3パターンご用意しています。
用途に合わせてお使いください。

各一覧の文字色が青くなっている関数はクリックすると解説ページを開くことができます。

エラー値についてのまとめ記事

関数でエラーが発生した際に表示される、エラーの種類を以下の記事でまとめています。

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