この記事ではMODE関数について解説しています。
- 最も頻繁に発生する数値を調べたい
「Excel関数?」「聞いた事あるけど何か知らないな?」という方は、こちらの記事でエクセル関数について解説していますので先に確認して頂くと理解しやすいと思います。
MODE関数とは?
MODE関数の読み方
読み方は「モード関数」です。
MODE関数で出来ること
MODE関数ではデータの配列、または範囲で最も頻繁に発生、または繰り返し発生する値を調べる事ができます。
例えばサイコロをふって出た目を記録したデータで、一番多く出たのはどの目か調べるような時に使用します。
MODE関数では文字列を指定できない為、もしテキストマイニング等に使用する場合は単語に番号を振ってから番号をもとにMODE関数で頻出の単語を調べる必要があります。
MODE関数の使い方
まずはMODE関数の式をチェックしましょう。
MODE関数の引数は「数値」のみで、必ず1つ以上指定する必要があります。
引数:数値
「数値」には計算の対象を下記のいずれかを指定します。
- 数値
- 数値配列
- 数値を含む範囲を参照する名前
- 数値を含む範囲のセル参照
指定した配列またはセル範囲に文字列、論理値、空白セルが含まれている場合は値が無視されて計算されます。数値の「0」については計算の対象です。
しかしエラー値や数値に変換できない文字列が指定されるとエラーになりますので、別のセルを参照する場合は注意しましょう。
また、MODE関数は重複している指定したデータに重複する値が含まれていない場合もエラー(#N/A)が返されます。
MODE関数の使用例
関数内に値を入力して指定する
=MODE(1,5,6,8,1,5,8,6,3,5,4,8,6,36,85,8)
セル参照を使って別のセルの値を指定する
=MODE(A1:A10)
まとめ
関数一覧
ましゅかぶろぐではExcel関数の一覧を3パターンご用意しています。
用途に合わせてお使いください。
各一覧の文字色が青くなっている関数はクリックすると解説ページを開くことができます。
エラー値についてのまとめ記事
関数でエラーが発生した際に表示される、エラーの種類を以下の記事でまとめています。
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